佐藤秀典

佐藤 秀典(さとう ひでのり、1981年3月28日 - )は、ラグビー日本代表通訳デスメタルバンド「INFERNAL REVULSION」のボーカル、株式会社EHB Internationalの代表。現在は履正社医療スポーツ専門学校「スポーツ外国語学科」の学科長を務める。東京都出身。

さとう ひでのり

佐藤 秀典
生誕 (1981-03-28) 1981年3月28日(43歳)
東京都渋谷区
国籍 日本の旗 日本
職業 通訳音楽家

来歴

1981年3月28日生まれ、東京都渋谷区出身[1]。10歳のときに母親の仕事の都合でオーストラリアへ移住する。移住先のゴールドコーストでは13人制のラグビーリーグが盛んであり、通訳として関わることになるラグビーユニオンを見る機会はなかった。当時の佐藤はラグビーリーグに夢中になり、タッチラグビー部にも入部していたが、中学生になると音楽へ傾倒し、次第にスポーツはしなくなった[2][3][4]

1999年、現地の高校を卒業して日本へ帰国し、雑貨店やシルバーアクセサリー店で勤務。この頃から商談や買い付け時の通訳を経験している[5][6]

2003年、佐藤の母がマネージャー兼通訳をしていた関西社会人リーグのワールド(のちのワールドファイティングブル)の通訳を手伝ったことがきっかけで、通訳補佐としてワールドに入部。ラグビーの通訳としての仕事を開始する[2][5][4]。2005年には神戸でデスメタルバンド「INFERNAL REVULSION(悪魔的憎悪)」を結成し、音楽活動も本格的に開始した[7]

2009年、ワールドファイティングブルの休部に伴い、キヤノンイーグルスへ移籍[8][9]。後年、日本代表ヘッドコーチとなるエディー・ジョーンズとはこの頃に知り合っている。エディーは佐藤を気に入り、自身がヘッドコーチを務めていたサントリーサンゴリアスの通訳になるようたびたび誘っていたという[3][4]

2011年には、主にラグビーチームへの通訳を派遣する業務を行う、株式会社EHB Internationalを設立[5][6]

2014年、音楽活動に専念するためキヤノンイーグルスを離れる。海外ツアー終了後の2015年1月、日本代表ヘッドコーチに就任していたエディーから日本代表通訳として声がかかる。「ラグビー界の通訳として頂点のチームでできるのは光栄なことですし、国を代表する仕事に就くチャンスはなかなかない」との思いから、2015年4月に日本代表通訳に就任[4][2]。当時はアルバム制作中だったが、バンドメンバーの理解もあり、音楽活動を中断しての参加となった[10]ラグビーワールドカップ2015日本対南アフリカ戦も通訳として携わった[11][12]

ラグビーワールドカップ2015終了後はヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ(2016年)やNTTドコモレッドハリケーンズ(2016 - 2017年)で通訳を担当[13][14]。また、日本代表通訳として2016年11月に再就任している[15]

2020年8月現在は、履正社医療スポーツ専門学校「スポーツ外国語学科」の学科長を務める。

脚注

  1. “W杯開幕まであと30日! 通訳・佐藤秀典氏、エディーHCとチームをつなぐ (3/3ページ) - ラグビー”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2015年8月19日). https://www.sanspo.com/article/20150819-XMMYGFM27RMHRAFQZ7LSANO42U/3/ 2018年9月4日閲覧。
  2. 【RWC開幕まであと30日】通訳佐藤秀典 ロックミュージシャンの顔を持つ異色の通訳 : コラム”. ラグビーワールドカップ2019 (2015年9月10日). 2018年9月4日閲覧。
  3. “ラグビーW杯:通訳はミュージシャン 日本代表・ジョーンズHC付き佐藤秀典さん、スラングも感情も的確に”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2015年10月5日). オリジナルの2016年3月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160321201003/http://mainichi.jp/articles/20151005/dde/041/050/047000c 2018年9月4日閲覧。
  4. My Rugby World Cup Stories 第90回 佐藤秀典 通訳”. ラグビーワールドカップ2019 (2016年5月24日). 2018年9月4日閲覧。
  5. 世界ナンバー1のサーフフィジカルトレーナー 、ロドリゴ・ペレスの日本セミナー開催”. SURFMEDIA (2015年12月1日). 2018年9月4日閲覧。
  6. 【JIF2016】佐藤秀典「文化差の架け橋〜ラグビー日本代表の通訳として〜」”. 日本会議通訳者協会 (2016年5月18日). 2018年9月4日閲覧。
  7. INFERNAL REVULSION”. ALLIANCE TRAX. 2018年9月4日閲覧。
  8. ラグビー部に関するお知らせ”. 株式会社ワールド(WORLD) (2009年3月13日). 2018年9月4日閲覧。
  9. 最新情報 2009年度 新メンバー発表!”. キヤノン イーグルス 公式サイト (2009年5月8日). 2018年9月4日閲覧。
  10. ジョーンズHC通訳はデスメタルボーカル”. ラグビーワールドカップ2019 (2015年9月10日). 2018年9月4日閲覧。
  11. 日本代表「ラグビーワールドカップ2015」最終登録メンバー”. 日本ラグビーフットボール協会 (2015年8月31日). 2018年9月18日閲覧。
  12. ラグビー「ブライトンの奇跡」〜エディ・ジャパンの通訳とメンタルコーチが明かす歴史的偉業の舞台裏(週刊現代)”. 現代ビジネス (2016年1月9日). 2018年9月4日閲覧。
  13. チーム通訳募集のおしらせ”. ヒトコム サンウルブズ公式サイト (2016年9月30日). 2018年9月18日閲覧。
  14. NTTドコモレッドハリケーンズ、2017年度 退団選手(追加)のお知らせ”. ジャパンラグビートップリーグ公式サイト (2018年2月9日). 2018年9月18日閲覧。
  15. “父亡くしても弱み見せなかったエディー前HC/連載 - ラグビー”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2016年9月22日). https://www.nikkansports.com/sports/news/1713160.html 2018年9月4日閲覧。

外部リンク

ラグビー通訳
INFERNAL REVULSION

履正社医療スポーツ専門学校

・公式サイト:https://www.riseisha.ac.jp

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