八事霊園
八事霊園(やごとれいえん、Yagoto Cemetery Park)は、愛知県名古屋市天白区(一部昭和区に跨る)にある墓地である。本記事では、霊園内にある八事斎場についてもあわせて述べる。

八事霊園の位置
概要
八事霊園
八事霊園は大正時代[注釈 1]から昭和30年代にかけて八事山と呼ばれる丘陵地に名古屋市が整備した霊園で、約5万の墓碑がある[2]。
開園した1915年(大正4年)から1930年(昭和5年)頃までは尾張電気軌道(名古屋市電の前身の一つ)が既存の路線を延ばす形で乗り入れて電車版の霊柩車が走っていた。現在ではお盆などの時期に交通規制が行われるため、市は公共交通機関の利用を呼びかけている。
八事斎場
八事霊園の北部には、火葬場である「八事斎場」があり、人間だけでなくペットの火葬も行っている。八事斎場は1915年(大正4年)から使用されている斎場で、46基の火葬炉(動物用は2基)がある[3]。八事斎場には告別室や収骨室はない。また、2011年(平成23年)12月より友引の日も火葬を行っている[3]。
炉の数は日本の火葬場の中で最も多いが、1960年(昭和35年)まで中村区に存在した米野斎場や1979年(昭和54年)まで熱田区に存在した野立斎場を除けば名古屋市内で唯一の火葬場で(実際には港区協和に舟入斎苑があるが、これは名古屋市ではなく海部郡蟹江町の火葬場である[注釈 2])、さらには火葬場のない近隣市町村[注釈 3]の火葬も行っていたため常に混雑していた。2015年(平成27年)7月、名古屋市は八事斎場の老朽化と混雑を受け、港区南陽地区(イオンモール名古屋茶屋東側)に名古屋市立第二斎場を開設した(7月13日稼働開始)[5]。ただし、第二斎場ではペットの火葬は行っていない。
ギャラリー
脚注
注釈
出典
- 名古屋市会事務局 1963, p. 185.
- 名古屋市健康福祉局 八事霊園・斎場管理事務所霊園係 (2017年1月13日). “八事霊園・愛宕霊園”. 名古屋市. 2017年8月20日閲覧。
- 名古屋市健康福祉局 八事霊園・斎場管理事務所斎場係 (2017年2月10日). “八事霊園”. 名古屋市. 2017年8月20日閲覧。
- 贈る葬儀こころ. “贈る葬儀こころ 舟入斎苑”. 2023年12月6日閲覧。
- 名古屋市健康福祉局 健康部環境薬務課斎場整備担当 (2013年2月6日). “名古屋市:新しい斎場(第2斎場)づくりを進めます(市政情報)”. 2014年7月6日閲覧。
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