古都 (1980年の映画)
『古都』(こと)は、1980年製作の日本映画。原作は川端康成の同名小説。監督は市川崑。山口百恵が二役で主演している。文部省選定。優秀映画鑑賞会推薦。公開時の惹句は「娘ごころより女ごころがいい。」[3]。
| 古都 | |
|---|---|
| Koto | |
| 監督 | 市川崑 |
| 脚本 |
日高真也 市川崑 |
| 原作 | 川端康成 |
| 製作 |
堀威夫 笹井英男 |
| 出演者 |
山口百恵 三浦友和 岸惠子 沖雅也 浜村純 |
| 音楽 | 田辺信一 |
| 主題歌 |
山口百恵 「子守唄(ララバイ)」 |
| 撮影 | 長谷川清 |
| 編集 | 長田千鶴子 |
| 製作会社 | ホリ企画制作 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 |
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| 上映時間 | 125分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 日本語 |
| 配給収入 | 10億5000万円[2] |
ストーリー
キャスト
- 佐田千重子(京呉服問屋の一人娘)、苗子(北山杉の村娘)一人二役:山口百恵(影武者として白貝真理子)
- 清作:三浦友和
- 佐田太吉郎:實川延若
- 佐田しげ:岸惠子
- 水木竜助:沖雅也
- 水木真一:北詰友樹
- 大友秀男:石田信之
- 水木弥平:加藤武
- 大友宗蔵:浜村純
- 遠藤:小林昭二
- 遠藤の奥さん:三條美紀
- 剣持:常田富士男
- 正子:泉じゅん
- お茶屋のおかみ:宝生あやこ
- 芸者:山本ゆか里
- 村の娘:富沢亜古、八木景子
- スタント:和久陣六
- 役名不明:浅見小四郎、八木田方壽、大原穣子、市川千恵子、大山豊、辻喬次郎、末永あつ子、高峰純平、岸祐一、下川洋一、戸田まり、平野功、長岡憲彦、佐藤卓二、依田英助、岸野一彦、森篤夫、栖原こずえ
スタッフ
製作
山口百恵の引退記念作としてホリプロが企画制作。原作の映画化と山口の一人二役は先行して決定され、撮影は日活調布撮影所で行われた。監督を担当した市川崑は、本作以前から山口の演者としての高い力量を評価し、東宝の金田一耕助シリーズや、吉川英治原作の『牢獄の花嫁』の映画化の企画が上がった際などに出演を打診していた。しかし当時、山口を主演起用することにメリットを見出していたホリプロにすべて断られていた。市川自身は題材となった原作には難色を示し「気分が乗らなかった」と後年に述懐しているが、その市川が「100点満点でした」と評価するほど山口の演技は素晴らしく、山口が提案した発声や動作のパターンを市川が選りすぐって撮影する方式で進められたが、二役の山口が同時に鏡に映りこむ場面や傘を手渡す場面の撮影は、ビデオ合成が導入される前のオプチカル合成だったために難航し、幾度となく撮り直しが行われた。本作は東宝からの要請で1:1.5東宝ワイドフレーム方式の画面サイズで上映するために、撮影はスタンダードで行い、ワイド上映設備を持つ都市部の直営館などでは上下にマスクをかけて横長で上映できるよう、照明と構図がワイドでもスタンダードでも上映できる複雑な撮り方が行われている[4]。
受賞
- 文化庁優秀映画選出
脚注
- 有楽座にて特別先行上映。東宝邦画系での全国(一般)公開は12月20日から。
- 1981年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
- 「山口百恵――古都」(なつかし2 1990, p. 142)
- 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、P315~318、486
- 河原一邦「邦画マンスリー 最後の作品『古都』に全力投球 文芸路線で映画界に足跡を残した百恵の全軌跡」『ロードショー』1980年9月号、集英社、220–221頁。
参考文献
関連項目
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