弥生台駅

弥生台駅(やよいだいえき)は、神奈川県横浜市泉区弥生台にある、相模鉄道相鉄いずみ野線である。駅番号SO33。副駅名は「国際親善総合病院[1]

弥生台駅
南口(2019年1月14日)
やよいだい
Yayoidai
(国際親善総合病院)
SO32 緑園都市 (1.8 km)
(1.1 km) いずみ野 SO34
所在地 横浜市泉区弥生台5-2
北緯35度25分47.7秒 東経139度30分23秒
駅番号 SO33
所属事業者 相模鉄道
所属路線 相鉄いずみ野線
キロ程 4.9 km(二俣川起点)
電報略号 ヤヨイ
駅構造 地上駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[相鉄 1]13,365人/日
-2022年-
開業年月日 1976年昭和51年)4月8日

歴史

旧表示で中田町の富士見ヶ丘町内の北のはずれから古くから「馬の背」といわれた尾根のみちを行くと岡津町の西側に出たが、そこを大規模に造成してその一部が駅となっている。駅開業で地形が完全に変わった典型である。

駅名の由来

駅周辺の開発時に弥生時代土器が出土したことによる。なお、計画時の仮称は「新橋町」であった[5]

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅橋上駅舎を有する。ホームの両サイドにはの木が植えられている。時期になると隣接する公園に花見をする人の姿が見られる。

ギャラリー

のりば

番線路線方向行先[6]
1 SO 相鉄いずみ野線 下り 湘南台方面
2 上り 横浜海老名二俣川のりかえ)羽沢横浜国大方面

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員13,365人である[相鉄 1]。相鉄線全27駅中第22位。

泉区からの利用者のほかに瀬谷区阿久和南、同区阿久和東旭区善部町からの利用者もある。特急・通勤特急停車駅のいずみ野駅よりも利用客が多い。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[* 1]
1日平均
乗車人員[* 2][* 3]
出典
1980年(昭和55年) 1,195 [横浜市統計書 1]
1981年(昭和56年) 1,397 [横浜市統計書 1]
1982年(昭和57年) 2,047 [横浜市統計書 1]
1983年(昭和58年) 2,683 [横浜市統計書 1]
1984年(昭和59年) 3,411 [横浜市統計書 1]
1985年(昭和60年) 3,896 [横浜市統計書 1]
1986年(昭和61年) 4,477 [横浜市統計書 1]
1987年(昭和62年) 4,751 [横浜市統計書 1]
1988年(昭和63年) 5,367 [横浜市統計書 1]
1989年(平成元年) 6,030 [横浜市統計書 1]
1990年(平成02年) 6,934 [横浜市統計書 1]
1991年(平成03年) 7,511 [横浜市統計書 1]
1992年(平成04年) 7,882 [横浜市統計書 1]
1993年(平成05年) 8,342 [横浜市統計書 1]
1994年(平成06年) 8,630 [横浜市統計書 1]
1995年(平成07年) 9,129 [横浜市統計書 1]
1996年(平成08年) 9,332 [横浜市統計書 1]
1997年(平成09年) 9,353 [横浜市統計書 1]
1998年(平成10年) 9,334 [横浜市統計書 1]
1999年(平成11年) 18,067 9,157 [神奈川県統計 1]
2000年(平成12年) 17,281 8,742 [神奈川県統計 1]
2001年(平成13年) 17,009 8,577 [神奈川県統計 2]
2002年(平成14年) 16,542 8,316 [神奈川県統計 3]
2003年(平成15年) 16,385 8,217 [神奈川県統計 4]
2004年(平成16年) 16,446 8,286 [神奈川県統計 5]
2005年(平成17年) 16,628 8,402 [神奈川県統計 6]
2006年(平成18年) 16,746 8,472 [神奈川県統計 7]
2007年(平成19年) 16,894 8,518 [神奈川県統計 8]
2008年(平成20年) 16,878 8,513 [神奈川県統計 9]
2009年(平成21年) 16,622 8,375 [神奈川県統計 10]
2010年(平成22年) 16,448 8,283 [神奈川県統計 11]
2011年(平成23年) 16,032 8,062 [神奈川県統計 12]
2012年(平成24年) 15,938 8,005 [神奈川県統計 13]
2013年(平成25年) 15,903 7,997 [神奈川県統計 14]
2014年(平成26年) 15,377 7,707 [神奈川県統計 15]
2015年(平成27年) 15,457 7,758 [神奈川県統計 16]
2016年(平成28年) 15,201 7,630 [神奈川県統計 17]
2017年(平成29年) 15,048 7,541 [神奈川県統計 18]
2018年(平成30年) [相鉄 2]15,123 7,577 [神奈川県統計 19]
2019年(令和元年) [相鉄 3]15,055 7,573 [神奈川県統計 20]
2020年(令和02年) [相鉄 4]11,751 5,904 [神奈川県統計 21]
2021年(令和03年) [相鉄 5]12,490 6,267 [神奈川県統計 22]
2022年(令和04年) [相鉄 1]13,365 6,688 [横浜市統計書 1]

駅周辺

亀谷戸のせせらぎ水辺
(2015年2月)
弥生台駅付近空中写真(1978年1月撮影 国土画像情報オルソ化空中写真(国土交通省)より)

駅の南側は徒歩10分圏内に国際親善総合病院(急性期病院)があり、また駅前から同病院のある県道218号沿いにかけて様々な商店が立ち並んでいるが、対照的に北側は目前にが広がり、住宅などはあるものの商店はほとんど見られない。

駅北側の森は横浜市によって市民の森に指定されており[7]、「新橋市民の森」として2015年1月に開園している[8][9]。また、この森の近くを流れる小川に沿って遊歩道「亀谷戸(かめやと)のせせらぎ水辺」(新橋町小川アメニティ)が整備されている[10]。小川にはホタルサワガニトンボなどが生息していて、6月頃になると遊歩道からホタルの鑑賞ができる[11]。一方、小川の付近において墓地の建設計画[注 1]が持ち上がったため、自然環境が破壊されるとして「弥生台のせせらぎとホタルを守る会」などにより反対運動も起きている[13][14][15]

駅周辺再開発

相鉄いずみ野線沿線は「環境未来都市」における横浜市のモデル地区にも指定されており、また相鉄グループでは同沿線を「ガーデンシティゾーン」とし地域活性化(沿線価値向上)に努めている[16]。その一環として、同グループの成長戦略ロードマップ「Vision 100」でも掲げられている「いずみ野線沿線駅前街区リノベーション計画」が進められており[17]いずみ野駅南万騎が原駅周辺の再開発に続いて当駅周辺(南側)でも再開発が計画されている[18]

計画では既存の施設に代わる新たな商業施設と住宅などを整備するほか、国際親善総合病院が近距離にあることから医療的なサポートやヘルスケアの機能も持たせる方針としている[19]。再開発に先立ち、「やよい台ショッピングプラザ[20]が一部店舗を除き2016年9月30日に営業終了(そうてつローゼン歯科医院のみ、新規施設開業直前まで営業を継続)となり[21]、翌10月より建物の解体工事が開始された。その後、跡地では新規施設「相鉄ライフ やよい台」が約1年後の2017年10月24日に開業しており[22][23]、さらに2018年7月11日には第2期として駅前別棟も開業している[24]

相鉄ライフ やよい台
旧やよい台ショッピングプラザ(※ 現在は閉鎖・撤去済み)

南口

北口

  • 新橋市民の森/亀谷戸のせせらぎ水辺(新橋町小川アメニティ)
  • 鳩の森愛の詩保育園
  • やよい台幼稚園
  • 横浜市立新橋小学校
  • 横浜ゴルフプラザ
  • スウィング・テニス・スタジオ
  • 弥生の杜(霊園
  • 戸塚自動車学校
  • みなみ幼稚園(瀬谷区)
  • 相沢良牧場(瀬谷区)
  • Fit Care DEPOT阿久和南店(瀬谷区)

バス路線

最寄りの停留所は、駅南側のロータリーにある「弥生台駅」となる。以下の路線が乗り入れ、全系統が神奈川中央交通により運行されている。

系統 経由 行先
弥01 西田橋・みやこガーデン 緑園都市駅
戸12 西田橋・下岡津 戸塚駅東口
戸39 白百合台団地・下岡津
戸79 戸塚斎場前(急行) 戸塚バスセンター
東23 白百合台団地・さかえ橋 東戸塚駅東口

この他、緑園地区を循環し、緑園都市駅〜弥生台駅間を結ぶ実証実験路線(神奈中による)が2016年2月1日4月30日まで開設されていた[26]。なお、前述のロータリーにはタクシー乗り場もあるが、一般車両は進入禁止となっている。

その他

昇降バー式ホームドアの試験導入

国土交通省が進めているホームドア設置促進の一環として、2013年10月27日、当駅の1番線ホーム横浜方に1両分の昇降バー式ホームドア(高見沢サイバネティックス製)を設置し、今後の実用化に向けた現地試験(実証実験)が約1年間の予定で開始された[27][28][29]。相鉄では11000系とそれ以外の形式で乗務員室直後の扉の位置が違うことから通常のホームドアを設置できないため、これに対応しコスト低減を兼ね備えたホームドアの安全性や有効性などが検証された。なお、バーの昇降については当初自動ではなく車掌手動(ボタン操作)で行なっていたが[30]、その後自動となっている。

このホームドアは現地試験の期間が終了したことにより当駅から既に撤去されているが、同型のホームドアはJR東日本拝島駅2015年3月より試験導入された[31]

隣の駅

相模鉄道
SO 相鉄いずみ野線
特急・通勤特急(平日上りのみ運転)
通過
通勤急行(平日上りのみ運転)・快速・各駅停車
緑園都市駅 (SO32) - 弥生台駅 (SO33) - いずみ野駅 (SO34)

脚注

注釈

  1. 浅間寺が2006年に森の低湿地約 500 を購入、檀家型墓地の建設計画が明らかとなった[12]

記事本文の出典

  1. "弥生台駅に副駅名称を設定します". 相鉄ニュース. 相鉄ホールディングス. 2023年6月30日. 2023年7月2日閲覧
  2. 鉄道ジャーナル』第33巻第4号、鉄道ジャーナル社、1999年4月、85頁。
  3. 弥生台駅のホームドアの運用を開始します”. 相模鉄道 (2023年1月10日). 2023年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月2日閲覧。
  4. "弥生台駅に副駅名称を設定します". 相鉄ニュース. 相鉄ホールディングス. 2023年6月30日. 2023年7月2日閲覧
  5. 鉄道ピクトリアル1973年11月号
  6. 弥生台 駅構内マップ”. 相模鉄道. 2023年6月5日閲覧。
  7. 駅からいずみ遊歩シリーズ45 泉(オアシス)探訪 新橋市民の森(仮称)を探索してタウンニュース<泉区版> 2013年11月21日号)
  8. 市民の森:「市民の森」一覧(横浜市環境創造局)
  9. 地域力で開設した「新橋市民の森」 ―横浜市で第 34 番目の市民の森が新橋町に (PDF) (泉区連合自治会町内会長会)
  10. 駅からいずみ遊歩シリーズ14 泉(オアシス)探訪 弥生台駅北口からの清涼散歩(タウンニュース<泉区版> 2012年7月26日号)
  11. ホタル復活の立役者 「守る会」会長の中村さん(タウンニュース<泉区版> 2013年7月11日号)
  12. 新橋市民の森愛護会便り(最終号 (総集編)) (PDF) (新橋市民の森愛護会&原弥生台自治会 2016年3月)
  13. TBS噂の!東京マガジン』2011年7月31日放送「弥生台の里山:残すべきはホタル生育自然か、墓地か」
  14. 弥生台の里山:残すべきはホタル生育自然か、墓地か(矢本真人の声 2011年8月1日)
  15. 横浜に残る駅前の自然を感じて学ぼう 「秋の樹林地調査」(2012年10月27日開催) (PDF) (青葉区民会議:自然・環境部会)
  16. いずみ野フォンテ 36年の歴史に幕 3月末で営業終了(タウンニュース<泉区版> 2014年3月27日号)
  17. 南万騎が原駅前再開発 相鉄アーバンが商業、住宅エリア整備(神奈川新聞:カナロコ 2015年1月17日)
  18. 「相鉄グループ中期経営計画(2014 年度-2016 年度)」の策定について:【不動産】相鉄線沿線6大プロジェクト① (PDF) (相鉄ホールディングス株式会社 2013年11月28日)
  19. 相鉄HD、いずみ野線3駅前再開発 JR・東急相互直通にらむ(日本経済新聞社 2014年2月26日)
  20. やよい台ショッピングプラザ(株式会社相鉄ビルマネジメント:運営施設、2013年2月25日時点のアーカイブ〈Wayback Machine
  21. やよい台ショッピングプラザ建て替えのお知らせ(弥生台ショッピングプラザ商店会/株式会社相鉄ビルマネジメント、2016年11月28日時点のアーカイブ〈Wayback Machine〉)
  22. 相鉄ライフやよい台 公式サイト
  23. 10月24日(火) 相鉄いずみ野線 弥生台駅前に商業施設「相鉄ライフ やよい台」をオープン 駅前に国際親善総合病院のサテライトクリニックを開設 (PDF) (株式会社相鉄アーバンクリエイツ/株式会社相鉄ビルマネジメント 2017年10月13日)
  24. 商業施設「相鉄ライフ やよい台」 第2期がオープン (PDF) (株式会社相鉄アーバンクリエイツ/株式会社相鉄ビルマネジメント 2018年6月27日)
  25. 和食店「蒼 -aoi- 」をオープン 「相鉄沿線名店プロジェクト」誘致3号店 (PDF) (相鉄ホールディングス株式会社 2018年1月9日)
  26. 緑園都市地区循環の実証運行終了について(5/1実施)(神奈川中央交通:お知らせ 2016年4月27日)
  27. 車両扉位置の相違やコスト低減等の課題に対応可能な新たなホームドアの現地試験の実施について(国土交通省 平成25年(2013年)3月5日)
  28. 新たなホームドアの実用化に向けた現地試験の実施について (PDF) (国土交通省)
  29. 10月27日から昇降式ホームドアの実証試験を開始します (PDF) (相模鉄道株式会社 平成25年(2013年)10月4日)
  30. 昇降バー式ホーム柵、相鉄いずみ野線弥生台駅で実証試験開始(Response 2013年10月27日)
  31. JR東日本、拝島駅に昇降式ホームドア試験導入へ(レスポンス 2014年12月16日)

利用状況の出典

相模鉄道の1日平均利用客数
  1. 相鉄グループ要覧2023-2024 (PDF) (Report). p. 69. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  2. 相鉄グループ要覧2019-2020 (PDF) (Report). p. 16. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  3. 相鉄グループ要覧2020-2021 (PDF) (Report). p. 17. 2020年9月27日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  4. 相鉄グループ要覧2021-2022 (PDF) (Report). p. 19. 2021年12月1日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  5. 相鉄グループ要覧2022-2023 (PDF) (Report). p. 18. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
私鉄の統計データ
  1. レポート - 関東交通広告協議会
  2. 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
  3. 横浜市統計書 - 横浜市
神奈川県県勢要覧
  1. 平成13年 (PDF) - 227ページ
  2. 平成14年 (PDF) - 225ページ
  3. 平成15年 (PDF) - 225ページ
  4. 平成16年 (PDF) - 225ページ
  5. 平成17年 (PDF) - 227ページ
  6. 平成18年 (PDF) - 227ページ
  7. 平成19年 (PDF) - 229ページ
  8. 平成20年 (PDF) - 233ページ
  9. 平成21年 (PDF) - 243ページ
  10. 平成22年 (PDF) - 241ページ
  11. 平成23年 (PDF) - 241ページ
  12. 平成24年 (PDF) - 237ページ
  13. 平成25年 (PDF) - 239ページ
  14. 平成26年 (PDF) - 241ページ
  15. 平成27年 (PDF) - 241ページ
  16. 平成28年 (PDF) - 249ページ
  17. 平成29年 (PDF) - 241ページ
  18. 平成30年 (PDF) - 225ページ
  19. 令和元年 (PDF) - 225ページ
  20. 令和2年 (PDF) - 225ページ
  21. 令和3年 (PDF) - 217ページ
  22. 令和4年 (PDF) - 221ページ
横浜市統計書 9運輸 -鉄道、軌道駅別利用人員

関連項目

外部リンク

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