故郷 (ゲーム・オブ・スローンズ)

『故郷』は、HBOで放送されたファンタジー・ドラマ・シリーズである『ゲーム・オブ・スローンズ』の第6章『冬の狂風』の第2話である。Dave Hillによって脚本が書かれ、ジェレミー・ポデスワが監督した[1]。題名は、ブランが幻視で故郷ウィンターフェルに戻ることと、シオンが故郷〈鉄諸島〉に戻ろうとすることを指す。

"故郷 Home”
『ゲーム・オブ・スローンズ』のエピソード
話数シーズン6
第2話
監督ジェレミー・ポデスワ
脚本Dave Hill
音楽ラミン・ジャヴァディ
撮影監督Gregory Middleton
編集Crispin Green
初放送日2016年5月1日 (2016-05-01)
時間54 分
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「背任者」

ダヴォスの願いで、メリサンドルがジョン・スノウを復活させる。ラムジーは父ルースを殺してボルトン公を継ぐ。 ブランは緑視力を訓練し、父が少年のころのウィンターフェルを見る。ベイロンは死んだはずの弟ユーロンに殺される。

あらすじ

〈壁〉の北にて

ブラン(アイザック・ヘンプステッド=ライト)は〈三つ目の鴉〉(マックス・フォン・シドー)とともに幻視の中で過去に旅して故郷ウィンターフェルを歩く。若い日の父エダード、その妹のリアナ、弟のベンジェン、言葉を話しウィリスと呼ばれていたホーダー(Sam Coleman)を見る。現在に戻り、ブランは洞窟に閉じこもることに倦んだミーラ(エリー・ケンドリック)と話す。リーフ(Kae Alexande)は、ブランはいずれ洞窟を出ることになり、その時はミーラを必要とすると語る。

〈壁〉にて

ジョン・スノウ(キット・ハリントン)の遺体を守って、ダヴォス(リアム・カニンガム)やジョンの友らは部屋に閉じこもるが、アリザー・ソーン( オーウェン・ティール)に率いられるナイツウォッチが扉を破ろうとする。そこに、エディソン・トレット(ベン・クロフトン)が連れて来た〈巨人〉とトアマンド(クリストファー・ヒヴュ)に率いられる〈野人〉が助けに入り、多くのナイツウォッチが剣を置くが、アリザーやオリー(ブレノック・オコーナー)らは歯向って捕えられ牢に入れられる。トアマンドはジョンをその夜火葬にするという。ダヴォスはメリサンドル(カリス・ファン・ハウテン)の部屋を訪ね、魔術でジョンを蘇生させるよう求める。信仰の揺らぎ始めたメリサンドルは躊躇するが説き伏せられ、トアマンド、ダヴォス、ゴーストらの見守る中で蘇生を試みる。何も起きずに、ゴーストを残して人々が去った後、ジョンが目を見開く。

〈北部〉にて

ウィンターフェルで、ルース・ボルトン(マイケル・マケルハットン)がラムジー(イワン・リオン)とハラルド・カースターク公から報告を聞く。ラムジーはサンサが〈黒の城〉のジョン・スノウのもとに逃げたと言い、〈黒の城〉を襲うべきだと言うが、ルースは〈北部〉の諸侯の支持を失うことになると言って退ける。そこにメイスター・ウォルカンがやって来て、ルースの妻ウォルダに息子が生まれたと言う。後継ぎの地位が揺らいだラムジーは父を殺し、さらにウォルダ(エリザベス・ウェブスター)と生まれたばかりの弟を猟犬に襲わせて殺す。

サンサ(ソフィー・ターナー)、シオン・グレイジョイ(アルフィー・アレン)、 ブライエニー(グェンドリン・クリスティー)、ポドリック(ダニエル・ポートマン)は〈黒の城〉に向かう。森の中でブライエニーはアリアに会ったことをサンサに教える。黒衣をまとえば赦されるとサンサはシオンに語るが、罪の意識に苦しむシオンは故郷の〈鉄諸島〉に帰りたいと言う。

キングズランディングにて

キングズランディングで、サーセイを侮辱した男を、再生したマウンテン(ハフソー・ユリウス・ビョルンソン)が殺す。サーセイ (レナ・ヘディ)は王の命令により、〈紅の王城〉を出て娘ミアセラの葬儀に出る事が出来ない。葬儀の後の大聖堂で、ジェイミー(ニコライ・コスター=ワルドー)とトメン王(ディーン=チャールズ・チャップマン) がミアセラ・(ネル・タイガー・フリー)の遺体を前にして話す。そこにハイ・スパロウ(雀聖下)(ジョナサン・プライス)が現れる。ジェイミーはサーセイを辱めたことでハイ・スパロウを脅すが、大勢の聖兵が現れてジェイミーは引き下がる。トメンはサーセイに、母と妻を守れなかった自分の弱さを詫びる。

ミーリーンにて

ティリオン(ピーター・ディンクレイジ)、グレイ・ワーム(ジェイコブ・アンダーソン)、ミッサンデイ(ナタリー・エマニュエル)、ヴァリス(コンリース・ヒル)は情勢を話し合う。船団は焼かれ、他の〈奴隷商人湾〉では親方が復権し、ドラゴンはデナーリス・ターガリエンが去った後食事をとろうとしていない。ティリオンはヴァリスを伴ってピラミッドの地下に入り、二頭のドラゴンと対面する。ドラゴンはティリオンを攻撃せず、首輪をはずさせる。

ブレーヴォスにて

盲目のまま通りで乞食を続けるアリア(メイジー・ウィリアムズ)を〈浮浪児〉(フェイ・マーセイ)が訪れ、名を尋ねては棒で打ちのめす。ジャクェン・フ=ガー(トム・ヴラシア)も名を尋ね、言えば宿と食べ物と視力を返すと言う。アリアは名はないと答え続け、ついにジャクェンはアリアを伴って通りを去る。

鉄諸島にて

パイクの塔の一室で、ヤーラ( ジェンマ・ウィーラン)は〈深林の小丘城〉がグラヴァー家に奪回され、大陸での拠点をすべて失ったと父ベイロン・グレイジョイ(パトリック・マラハイド)に報告する。ヤーラは戦争の終結を求めるが、ベイロンは応じない。ベイロンは吊り橋で別の塔に向かう途中、死んだはずの弟ユーロン・グレイジョイ(ピルウ・アスベック)に投げ落とされて殺される。翌日、ヤーラはベイロンを水葬とし、自らが〈塩の玉座〉に着く事を宣言するが、祭司エイロンに、後継は法に基き選王民会が決めると一蹴される。

製作

脚本

原作者との話し合いにより、未刊の原作『冬の狂風』に基づいて脚本が書かれたが、アリアおよびブランのストーリーラインは既刊の『竜との舞踏』に基づいている。

キャスティング

ブラン役の(アイザック・ヘンプステッド=ライト)とミーラ役の(エリー・ケンドリック)はシーズン4以来の登場となる。〈三つ目の鴉〉およびリーフは、シーズン6では配役がそれぞれ(マックス・フォン・シドー)とKae Alexandeに代わっている。

撮影

監督のジェレミー・ポデスワは、レンブラントの絵『テュルプ博士の解剖学講義』からジョン・スノウの復活シーンの着想を得たと語っている。

評判

視聴者数

本エピソードは729万人に視聴された[2]。

参照

  1. Hibberd, James (2015年6月25日). “Game of Thrones directors revealed for mysterious season 6”. Entertainment Weekly. 2015年6月26日閲覧。
  2. Cantor, Brian (2016年5月3日). “Game of Thrones Drops from Season Premiere, Still Dominates Sunday Ratings Race”. Headline Planet. 2016年5月3日閲覧。

外部リンク

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