日本福音ルーテル教会
宗教法人日本福音ルーテル教会(しゅうきょうほうじんにほんふくいんルーテルきょうかい、Japan Evangelical Lutheran Church、JELC)は、日本におけるキリスト教(ルター派)の文部科学省所轄包括宗教法人。
| 分類 | プロテスタント |
|---|---|
| 教派 | ルター派 |
| 議長 | 永吉秀人[1] |
| 提携 |
ルター派世界連盟 日本キリスト教協議会 日本キリスト教連合会 |
| 地域 | 日本 |
| 創設日 | 1893年4月2日 |
| 教会数 | 119 |
| 公式サイト | https://jelc.or.jp/ |

| 日本のルーテル教会 |
| ルーテル教会 |
|---|
![]() |
| 関連記事 |
| 人物 |
|
マルティン・ルター |
| 神学校 |
| ルーテル同胞聖書神学校 |
| 神学 |
| 和協信条 |
| 団体 |
|
日本福音ルーテル教会 |
| キリスト教 ポータル |
沿革
1888年に外国伝道局を創設し、日本伝道を計画していたアメリカ合衆国の南部一致ルーテル教会は、1892年2月にジェームス・シェーラーを宣教師として日本に派遣した。シェーラーは東京築地12番地に住み、山内量平(植村正久の義弟)に日本語を学んだ。1892年11月にはラファス・ピーリーが同じく宣教師として来日し、シェーラーと共に山内や山内の妻・幹枝から日本語を学んだ。
南部一致教会伝道局の意向もあって地方伝道のために九州地方を選んだシェーラーは佐賀中学校の英語教師として赴任する。そこで松原町に借りた家屋を仮会堂として佐賀十字教会(現 日本福音ルーテル佐賀教会)と名づける。
1893年の復活祭にあたる4月2日にピーリー、シェーラー、山内量平の三名により仮会堂で最初の礼拝を行う。この日をもって日本福音ルーテル教会の宣教開始であるとされている[2]。この年から1902年までが日本福音ルーテル教会の日本伝道開拓の時代とされる。
1909年9月には神学校である「熊本路帖神学校」を飽託郡大江村(現在の熊本市中央区大江)に開設。翌々年1911年に九州学院神学部へと改組され、1921年に東京へ移転し「日本ルーテル神学専門学校」となる。
1940年に「福音ルーテル教会」と合同。戦時体制への移行により翌年1941年に日本基督教団第五部へ編入し、終戦後の1947年に旧「日本福音ルーテル教会」のみが離脱する。
1953年に「福音ルーテル教会」と再合同し、宗教法人格を取得。[3]
1963年5月3日にそれまでの日本福音ルーテル教会と東海福音ルーテル教会の合同総会が救世軍エバンゼリン・ホールに於いて開催され、現在の日本福音ルーテル教会が組織される。
1970年には教会初の女性教職者の按手礼が行われ、以後も複数の女性教職者が各地の教会へと派遣されている。
1993年に宣教百年記念大会が熊本で開催される。
第二バチカン公会議で1964年に採択された「エキュメニズムに関する教令」の50周年を記念し、2014年11月30日にカトリック・聖公会とともに東京カテドラル聖マリア大聖堂において合同礼拝を行う[4]。また、2017年11月23日には宗教改革500年を記念して長崎市の浦上天主堂においてカトリックとの合同礼拝を行う[5]など、エキュメニズムの推進にも努めている。
信条
教会憲法において以下の信条を聖書の教理に一致するものとして定めている。[6]
- 使徒信条
- ニカイア・コンスタンティノポリス信条
- アタナシウス信条
- アウクスブルク信仰告白及びその弁証論
- シュマルカルド信条及び和協信条
- ルター『小教理問答書』及び『大教理問答書』
教区と教会
教区概要
4の教区と1の特別教区が置かれ、それぞれの1つの教会が教区事務局の役割を担っている。
| 教区名 | 教区事務局 | 教会数 | 管轄都道府県 ()内は教会数[7] |
|---|---|---|---|
| 北海道特別教区 | 札幌教会(札幌市) | 4 | 北海道(4) |
| 東教区 | 市ヶ谷教会(新宿区) | 37 | 宮城県(2)、千葉県(4)、東京都(20)、神奈川県(6)、山梨県(1)、長野県(4) |
| 東海教区 | 名古屋めぐみ教会(名古屋市) | 21 | 静岡県(10)、愛知県(9)、岐阜県(2) |
| 西教区 | 広島教会(広島市) | 21 | 京都府(3)、大阪府(3)、兵庫県(3)、岡山県(1)、広島県(4)、香川県(1)、愛媛県(1)、山口県(5) |
| 九州教区 | 博多教会(福岡市) | 34 | 福岡県(13)、佐賀県(3)、長崎県(1)、熊本県(12)、大分県(3)、宮崎県(1)、鹿児島県(2) |
関連事業

学校
- ルーテル学院大学(三鷹市) - 日本ルーテル教団と共同運営
- 日本ルーテル神学校(三鷹市) - 日本ルーテル教団と共同運営の各種学校
- 九州ルーテル学院大学(熊本市)
- ルーテル学院中学校・高等学校(熊本市)
- 九州学院中学校・高等学校(熊本市)
収益事業
公益事業
関連団体である一般財団法人JELA(旧「日本福音ルーテル社団」)が難民支援や奉仕者育成等の事業を展開している。
脚注
- 機関紙「るうてる」2023年6月号(No.906)
- 高橋2003年、167-168頁
- “教会の歴史 - 日本福音ルーテル教会”. 2023年3月25日閲覧。
- “カトリック・聖公会・福音ルーテル 日本で初の合同礼拝開催 第二バチカン公会議「エキュメニズム教令」50年記念 2014年12月25日 - 聞いリスト新聞”. 2023年4月20日閲覧。
- “長崎で宗教改革500年記念式典/当日の模様(動画) - カトリック中央協議会”. 2023年4月20日閲覧。
- “ルーテル教会の信仰 - 日本福音ルーテル教会”. 2023年4月20日閲覧。
- “全国の教会 - 日本福音ルーテル教会”. 2023年4月19日閲覧。
- “文化遺産オンライン”. 2023年4月20日閲覧。
- “文化遺産オンライン”. 2023年4月20日閲覧。
- “文化遺産オンライン”. 2023年4月20日閲覧。
- “文化遺産オンライン”. 2023年4月20日閲覧。
- “文化遺産オンライン”. 2023年4月20日閲覧。
- “文化遺産オンライン”. 2023年4月20日閲覧。
- “幼稚園保育園連合会”. 2023年4月19日閲覧。
- “社会福祉協会”. 2023年4月19日閲覧。
- “関連事業 - 日本福音ルーテル教会”. 2023年4月19日閲覧。
- “関連事業 - 日本福音ルーテル教会”. 2023年4月19日閲覧。
- “関連事業 - 日本福音ルーテル教会”. 2023年4月19日閲覧。
- “関連事業 - 日本福音ルーテル教会”. 2023年4月19日閲覧。
_workshop_-_Martin_Luther_(Uffizi).jpg.webp)