来迎寺 (松原市)
来迎寺(らいこうじ/らいごうじ)は、大阪府松原市丹南3丁目にある融通念仏宗の寺院。詳名を諸仏山護念院と称し、中本山格六別寺の一寺である。河内地域の丹北・丹南・八上の三郡と摂津地域の欠郡にある36寺の中本山格にあたる[1]。また、融通念仏宗は松原市では2番目に多い宗派である[2]。
| 来迎寺 | |
|---|---|
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| 所在地 | 大阪府松原市丹南3丁目 |
| 位置 | 北緯34度33分33.8秒 東経135度33分18.6秒 |
| 山号 | 諸仏山護念院 |
| 宗旨 | 融通念仏宗 |
| 寺格 | 中本山格 |
| 本尊 | 紙本金泥経字阿弥陀如来来迎図 |
| 創建年 | 天承元年(1131年) |
| 開山 | 良忍(聖応大師) |
| 中興年 | 正中元年(1324年) |
| 中興 | 法明房良尊 |
| 正式名 | 諸仏山護念院来迎寺 |
| 文化財 | 来迎寺のいぶき(府指定天然記念物) |
| 法人番号 | 3120105004154 |
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創建時の寺は大阪夏の陣で焼失したが、その後再建され、元和9年(1623年)に高木正次が河内に領地を拝領した際、菩提寺とした[3][4]。
歴史
中近世
『大阪府全志』によれば、来迎寺はかつては阿弥陀寺と呼ばれ、正中元年(1324年)に現在の寺号を得た[5]。
もともとは現在の枚方市に所在し、現在地で再建される以前にも計26回戦火に焼かれて各地を転々としていた[4]。
元和元年(1615年)の大阪夏の陣で真田幸村勢により丹南一帯が焼け野原となった際、来迎寺も焼失した[4]。その後に再建され、新たに河内に領地を得た高木正次の菩提寺となったが、再建の経緯には諸説ある。一説によれば元和9年(1623年)に河内を拝領した正次が来迎寺の東に陣屋を構えた折に再建したと伝え[3]、また一説では正保4年(1647年)に源通上人が再建したとする[4]。
いずれにせよ、正保年間の源通の努力により中本山の格を整えたといえるだけの旧観を取り戻したとされる[3]。高木氏は明治を迎えるまで当地の藩主であった[6]。
境内

来迎寺山門
文化財

いぶき(府指定天然記念物)
府指定天然記念物
松原市指定有形文化財
寺宝

本堂棟札
- 本尊(紺紙金泥の陀羅尼)
- 弘法大師自作とされる弁天像
- 清和天皇直筆とされる天筆如来
- 法明上人大衣
- 三千院門跡自筆転写仏三福
- 大通上人大衣
- 真田幸村の塗樋・馬しゃく、ほか高木氏が真田氏から得た戦利品
- 小松重盛護持の塔
- 大宮大子自作とされる木像
- 加賀前田家罵ほか行列道具一揃え
現地情報
- 所在地
- 大阪府松原市丹南3丁目
- 周辺
- 丹南天満宮 - 丹南の氏神社。
脚注
- 松原市史編さん委員会『松原市史 第1巻』松原市役所、1985年、785頁。
- 加藤孜子『松原のいいつたえ』南大阪民俗資料センター、2009年、86頁。
- 松原市史編さん委員会『松原市史 第1巻』松原市役所、1985年、786頁。
- 加藤孜子『松原のいいつたえ』南大阪民俗資料センター、2009年、87頁。
- “来迎寺のいぶき”. 松原市. 2023年9月30日閲覧。
- 『松原の神社』松原市教育委員会、1987年、40頁。
- 『松原の神社』松原市教育委員会、1987年、39頁。
- 元興寺文化財研究所『松原市内所在の文化財総合調査1』松原市教育委員会、2020年、4頁。
- “来迎寺のいぶき”. 文化遺産オンライン. 2023年9月30日閲覧。
- 松原市文化財情報誌『たじひのだより№22』松原市、2023年、2頁。
- 『松原の史跡資料』松原青年会議所、発行年不明(松原市民松原図書館蔵)、38頁。
- “松原市内所在の文化財総合調査2-丹南・来迎寺-”. 松原市. 2023年9月30日閲覧。
- “来迎寺のいぶき”. 大阪府. 2023年9月30日閲覧。
参考文献
- 公益財団法人 元興寺文化財研究所『松原市文化財報告第5冊 松原市内所在の文化財総合調査1-丹南・来迎寺-』松原市教育委員会、2020年
- 公益財団法人 元興寺文化財研究所『松原市文化財報告第10冊 松原市内所在の文化財総合調査2-丹南・来迎寺-』松原市教育委員会、2021年
- 松原市史編さん委員会『松原市史 第1巻』松原市役所、1985年
- 加藤孜子『松原のいいつたえ』南大阪民俗資料センター、2009年
- 『松原の神社』松原市教育委員会、1987年
- 『松原の史跡資料』松原青年会議所、発行年不明(松原市民松原図書館蔵)
- 松原市文化財情報誌『たじひのだより№22』松原市、2023年
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