檜枝岐村
檜枝岐村(ひのえまたむら)は、福島県会津地方南西部に位置し、南会津郡に属する村。
| ひのえまたむら 檜枝岐村 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
![]() | |||||
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| 国 |
| ||||
| 地方 | 東北地方 | ||||
| 都道府県 | 福島県 | ||||
| 郡 | 南会津郡 | ||||
| 市町村コード | 07364-4 | ||||
| 法人番号 | 1000020073644 | ||||
| 面積 |
390.46km2 | ||||
| 総人口 |
477人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||||
| 人口密度 | 1.22人/km2 | ||||
| 隣接自治体 |
南会津郡只見町、南会津町 群馬県利根郡片品村 新潟県魚沼市 栃木県日光市 | ||||
| 村の木 | ヒノキ | ||||
| 村の花 | ミズバショウ | ||||
| 村の鳥 | コマドリ | ||||
| 檜枝岐村役場 | |||||
| 村長 | 平野信之 | ||||
| 所在地 |
〒967-0525 福島県南会津郡檜枝岐村字下ノ原880番地 北緯37度01分27秒 東経139度23分20秒 ![]() | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||||
| ウィキプロジェクト | |||||
概要
高度経済成長期を迎えるまでは焼畑が夏の風物詩であり、山菜採りを主要な収入源とした他、木地加工や狩猟も行われてきた。「星」姓は、平安遷都に伴う権力闘争に敗れてこの地に隠れ住んだ藤原氏の落人の系譜につながるとされ、「平野」姓は源平合戦に敗れた平家の落人の系譜につながるとされ、「橘」姓は織田信長に追われた伊勢治田城主・楠木正具(七郎左衛門)の一統に由来するとされている。
後述の通り、標高の高い山々に四方を囲まれた地域であるが、1960年代のダム開発と1970年代の尾瀬の観光地化によって、1980年代より農家の民宿業への転身が進んだ。1986年(昭和61年)の野岩線の東京・浅草直結に伴う振興計画により、観光地にもなっている。1979年(昭和54年)には景観保全のため、家々の屋根を赤錆色に統一。山人(やもーど)料理や年3回開催される檜枝岐歌舞伎、スキー場も観光客を集めている[1]。山人料理は山村ならではの食材を鍋料理などに仕立てることで知られ、山菜やキノコ、イワナなどの川魚、熊やウサギ、カモなどの肉、豆腐、裁ち蕎麦などを使う。珍しい料理としては、ハコネサンショウウオの唐揚げや、トウガラシを塩漬けした「山人漬」がある[2]。
地理
檜枝岐村は、会津駒ケ岳と、燧ケ岳、帝釈山に囲まれ、それらの間を通る檜枝岐川(伊南川上流部の名称)と沿線の国道352号沿いに位置する標高920 - 1000 m(メートル)の地帯。特に燧ケ岳 (2,356 m) は、東北地方で最も標高が高い山である。村役場に隣接した集落の他は、村の面積のうち約98 %を林野が占めている[3]。福島県内で人口が最も少ない市町村であり、日本一人口密度の低い市町村となっている。
面積の390.46 km2(平方キロメートル)の内、可住地面積は82.72 km2である。
隣接している自治体
- 福島県
- 群馬県
- 利根郡:片品村
- 片品村との境は尾瀬国立公園に指定されており、自然保護の観点から歩行者のみ通行可(福島・群馬両県境は陸続きの県境で唯一車両通行不可)。片品村まで車両で移動する場合は南会津町や栃木県日光市(国道352号、飯豊檜枝岐大規模林道、国道121号、国道119号、国道120号、栃木県道・福島県道350号栗山舘岩線、栃木県道249号黒部西川線、栃木県道23号川俣温泉川治線、栃木県道169号栗山日光線、栃木県道245号栗山今市線、栃木県道247号日光今市線など)を経由し、最も近い金精峠まででも125 kmを要する(金精峠区間は冬期閉鎖)。
- 利根郡:片品村
- 新潟県
- 魚沼市
- 唯一の一般通行可能な連絡路である国道352号は(七入駐車場以西が)11月 - 翌年6月まで冬期閉鎖される。
- 魚沼市
- 栃木県
気候
ケッペンの気候区分によると、檜枝岐村は亜寒帯湿潤気候・湿潤大陸性気候に属する。12月から3月にかけて日平均気温が氷点下となり、寒さが厳しい。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。冬季は-15℃を下回る気温が観測されることが珍しくない。
| 桧枝岐(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 10.3 (50.5) |
14.0 (57.2) |
17.5 (63.5) |
25.2 (77.4) |
29.6 (85.3) |
31.2 (88.2) |
32.5 (90.5) |
32.5 (90.5) |
31.1 (88) |
26.9 (80.4) |
22.1 (71.8) |
19.7 (67.5) |
32.5 (90.5) |
| 平均最高気温 °C (°F) | −0.1 (31.8) |
0.9 (33.6) |
4.8 (40.6) |
11.5 (52.7) |
18.5 (65.3) |
21.8 (71.2) |
25.2 (77.4) |
26.3 (79.3) |
21.8 (71.2) |
15.8 (60.4) |
9.7 (49.5) |
3.2 (37.8) |
13.3 (55.9) |
| 日平均気温 °C (°F) | −3.8 (25.2) |
−3.5 (25.7) |
−0.2 (31.6) |
5.3 (41.5) |
11.7 (53.1) |
15.8 (60.4) |
19.6 (67.3) |
20.3 (68.5) |
16.2 (61.2) |
10.1 (50.2) |
4.2 (39.6) |
−1.0 (30.2) |
7.9 (46.2) |
| 平均最低気温 °C (°F) | −7.6 (18.3) |
−7.9 (17.8) |
−4.7 (23.5) |
0.5 (32.9) |
5.6 (42.1) |
10.7 (51.3) |
15.3 (59.5) |
15.9 (60.6) |
12.0 (53.6) |
5.6 (42.1) |
0.0 (32) |
−4.8 (23.4) |
3.4 (38.1) |
| 最低気温記録 °C (°F) | −18.7 (−1.7) |
−18.2 (−0.8) |
−17.0 (1.4) |
−10.2 (13.6) |
−4.0 (24.8) |
2.0 (35.6) |
5.4 (41.7) |
6.6 (43.9) |
−0.2 (31.6) |
−5.1 (22.8) |
−10.0 (14) |
−16.0 (3.2) |
−18.7 (−1.7) |
| 降水量 mm (inch) | 131.3 (5.169) |
114.9 (4.524) |
91.6 (3.606) |
80.2 (3.157) |
89.5 (3.524) |
121.8 (4.795) |
207.4 (8.165) |
166.9 (6.571) |
160.1 (6.303) |
155.1 (6.106) |
103.8 (4.087) |
145.5 (5.728) |
1,560 (61.417) |
| 降雪量 cm (inch) | 325 (128) |
281 (110.6) |
212 (83.5) |
92 (36.2) |
3 (1.2) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
39 (15.4) |
259 (102) |
1,221 (480.7) |
| 平均降水日数 (≥1.0 mm) | 18.1 | 16.0 | 14.9 | 11.8 | 11.8 | 14.0 | 15.9 | 13.7 | 13.1 | 12.8 | 14.4 | 18.4 | 174.4 |
| 平均月間日照時間 | 48.8 | 68.0 | 106.1 | 137.2 | 178.2 | 132.5 | 133.5 | 151.3 | 115.4 | 109.8 | 92.9 | 64.2 | 1,337.8 |
| 出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
| 出典2:気象庁[4] | |||||||||||||
歴史
年表
変遷表
| 檜枝岐村村域の変遷表 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 1868年 以前 |
明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |
| 檜枝岐村 | 檜枝岐村 | 檜枝岐村 | 檜枝岐村 | 檜枝岐村 | |
行政
郵便
- 檜枝岐郵便局(無集配局)。尚、檜枝岐村内の集配業務は隣の南会津町にある伊南郵便局が行う。
教育
- 檜枝岐村立檜枝岐小学校
- 檜枝岐村立檜枝岐中学校
交通
路線バス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事



関連書籍・映像
- 書籍
- TV
出典
出典
- 『日本の地誌4 東北』488頁
- “サンショウウオ・山菜…福島の秘境に「山人料理」主食はソバ、村人の知恵”. 『日本経済新聞』夕刊(食ナビ). (2017年2月28日)
- 檜枝岐村役場 公式ホームページ
- “桧枝岐 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年2月7日閲覧。
- 『わたしのまちが「日本一」事典 市町村でくらべて新発見』(PHP研究所)51頁
- 『日本の地誌4 東北』498頁
- 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 7 福島県』、角川書店、1981年 ISBN 4040010701より。
- 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より。
- 檜枝岐村役場新庁舎が開庁 星村長らテープカット 福島民報、2021年6月2日閲覧。
- 2006年までは枝折峠区間において「午前は魚沼市街→銀山平方向への、午後は銀山平→魚沼市街方向への各一方通行&二輪車終日通行禁止」とする規制が行われていた。
- 東北地方と関東地方を結ぶ車両通行が可能な一般道の最西端は「栃木県道・福島県道350号栗山舘岩線」となる(但し県境部は未舗装で冬期閉鎖)。
- "出作りのころ〜会津・檜枝岐村〜". NHK. 2023年6月10日. 2023年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月10日閲覧。
- 新日本風土記>「奥会津檜枝岐」
関連項目
- 尾瀬国立公園
- 奥会津
- 農村歌舞伎
- 当初から廃置分合を行った事のない市町村の一覧 - 当村も該当する。
- 平野長蔵




