法師温泉
法師温泉(ほうしおんせん)は、群馬県利根郡みなかみ町永井(旧国上野国)にある一軒宿の温泉[1]。1999年4月20日、湯宿温泉・川古温泉と共に国民保養温泉地に指定されている。
![]() 法師乃湯(混浴大浴場) | |
| 温泉情報 | |
| 所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町永井 |
| 交通 | 車:関越自動車道月夜野ICより約40分。上越新幹線上毛高原駅よりバス35分、猿ヶ京下車バス15分。 |
| 泉質 | 硫酸塩泉 |
| 泉温(摂氏) | 42.7度 |
| 湧出量 | 155.5ℓ/分 |
| 外部リンク | 法師温泉 長寿館(一軒宿のHP) |

冬の法師温泉・長寿館
歴史

法師温泉長寿館玄関。玄関を入ると吹き抜けになっており、神棚や明治の歌人らの書額などが飾られる。
正確な開湯時期は不明だが、地形より1200年前の開湯と推察されている[3]。長寿館公式ウェブサイトには弘法大師巡錫の折の発見とある。このため混浴の大浴場を法師乃湯と称している。宿の開業は明治8年。法師乃湯はラウンドトップの大窓を持つ明治28年建築の鹿鳴館様式の建物で[4]、建築後1世紀を経ており浴槽の底には一面に玉石が敷き詰められその隙間から温泉が自然湧出する仕組みになっており、4つの浴槽は温度が微妙に違っている。
大浴場の脱衣所は男女別になっているが、浴場は混浴となっている。浴場内の浴槽の周りにも脱衣箱が置かれており、これは常連が愛用しており、宿では昔から「法師温泉流」と呼んでいる。この浴場でかつて国鉄のフルムーンのポスター(上原謙と高峰三枝子が入浴している写真)が撮影され、一躍法師温泉の名が全国的に有名になった。このポスターは館内に現在も飾られている[2]。
館内施設

法師乃湯(混浴大浴場)

長寿の湯。 川面の近い場所に建てられた別棟の女性専用浴場。

趣と重厚感のある廊下。
浴場
宿泊客のほか、現在は日帰り客の入浴も可能(法師乃湯、長寿乃湯のみ。水曜日定休で年末年始はできない。受付時間は10:30~13:30で利用は14時まで)。
- 法師乃湯(混浴大浴場)
- 玉城乃湯 - 総檜造りで開放感のある造りになっており、比較的最近に増設された。男女時間交代制を採用し、午後3時から午後8時までが女性、午後8時から翌朝午前7時までが男性専用となる。法師乃湯にはないロッカー、カラン、露天風呂を備える。
- 長寿の湯 - 川面の近い場所に建てられた別棟の女性専用浴場で、利用源泉に関する項目(源泉・泉質・引湯)と浴槽利用に関する項目(給排湯方式・加水・新湯注入率)において、日本天然温泉審査機構より6項目すべてで満点の評価が与えられている[2]。
薫山荘
1978年(昭和53年)に別館同様に法師川沿いに建てられた木造2階建ての客室棟で全室法師川が望める。夏目雅子が一階の角部屋を気に入り宿泊した。高峰三枝子は2階の34番に宿泊した。
参考文献
『ぐんまの源泉一軒宿』(上毛新聞社、2009)
脚注
- 法師温泉長寿館公式サイト
- 法師温泉長寿館公式サイト - 温泉
- 『ぐんまの源泉』、p.76
- 『ぐんまの源泉』、p.77
- 法師温泉長寿館公式サイト - 館内・施設のご案内
関連項目
- 岡村貢
- 三国峠 (群馬県・新潟県)
- 三国街道
- 永井宿
外部リンク
- 法師温泉 長寿館(一軒宿のHP)
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