深沼海水浴場

深沼海水浴場(ふかぬまかいすいよくじょう)は、宮城県仙台市若林区荒浜に存在する海水浴場

深沼海水浴場
巡視対象海岸
地図
所在地宮城県仙台市若林区荒浜
座標北緯38度13分08秒 東経140度59分15秒
アクセス宮城県道10号塩釜亘理線宮城県道137号荒浜原町線の荒浜交差点の東方約800m
利用海水浴

概要

仙台市内にある唯一の海水浴場。沖合に離岸堤が6基あり、概ねその岸側が海水浴場の範囲となる。以前は、荒浜の集落とクロマツ林を抜けた先に広がる風光明媚な海水浴場であったが東日本大震災により被災し周囲の様子は一変。2011年から2017年まで閉鎖された。

東日本大震災の復旧工事として国土交通省により防潮堤が建設された[1]ほか、林野庁により海岸林の造成が行われた[2]

再開への動き

2016年、仙台市は海水浴場再開へ向けて海岸・海中の調査や緊急時の避難先等の検討を開始[3]2017年には2日間限定で開場することが決定したが、台風の影響もあり開場することはなかった。2018年は、7月28日から4日間に限り 1日600人限定で再開を決定。利用者は、事前に仙台市に申し込みを要するが、これは緊急時の避難先である旧仙台市立荒浜小学校校舎への収容を考えたためである[4]。このため震災前、1シーズンに約4万7000人が利用していた当時と比べると賑わいは小規模なものとなる。

2022年の夏も海水浴場は開設されなかったが、浜辺を中心にイベントが開催された[5]

離岸流

震災前より離岸流が発生することで知られ、しばしば遊泳者から死者が出ていた[6]。海水浴場再開のための調査でも離岸流の調査が行われており、離岸堤両端部の外側で離岸流様の流れが観測されているため依然注意が必要である[7]

アクセス

宮城県道10号塩釜亘理線宮城県道137号荒浜原町線の荒浜交差点の東方約800m。震災前の駐車場は、海水浴場開設時に1台500円の有料駐車場が設営されていた[8]

震災前の公共交通機関は、仙台駅から深沼海水浴場行きの仙台市営バスの定期バスが運行されていたが、震災後は運休と運行区間の見直しが行われ、2018年現在は荒井駅から旧荒浜小学校行きに変更されている。

付近の施設等

脚注

  1. 仙台湾南部海岸堤防が完成し、津波防災・減災対策が大きく前進”. 東北地方整備局 (2016年). 2022年9月22日閲覧。
  2. 仙台湾沿岸海岸防災林の再生”. 東北森林管理局 (2020年). 2022年9月22日閲覧。
  3. 深沼海水浴場安全対策検討業務を実施しました”. 仙台市文化観光局観光課 (2017年1月5日). 2018年7月25日閲覧。
  4. 深沼海水浴場で安全祈願 28日から4日間海開き”. 仙台放送 (2018年7月23日). 2018年7月25日閲覧。
  5. FUKANUMA BEACH PARK 2022”. 荒浜の夏、ふたたび海へ実行委員会 (2022年). 2022年9月22日閲覧。
  6. 遊泳中の「離岸流」に気を付けよう (PDF). 第二管区海上保安本部. 2018年7月25日閲覧。
  7. 深沼海水浴場安全対策検討業務調査結果の概要 (PDF). 仙台市 (2009年7月16日). 2018年7月25日閲覧。
  8. 宮城/ビーチ・海水浴場情報2010 深沼海水浴場”. じゃらん (2010年3月). 2018年7月25日閲覧。
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