無敵囲い
概要
初手から5八飛、6八銀、4八銀のわずか3手で完成する、「初心者が一度は辿り着く」と言われている囲いであり、一見すると王の守りだけは固そうに見える。しかし、銀によって飛車の横利きが止まっている上に、2筋・8筋の歩が浮いており、「居玉は避けよ」「玉飛接近すべからず」の格言にも反しているなど「攻めも守りも不完全な囲い」となっている。
囲いとしては低水準なランクではあり、まったく陣形を整えないよりはマシな程度である。しかし、一応は穴熊囲いと同じく自玉に王手がかからず、絶対に詰まない状態(ゼット)である。前からの攻めにはそれなりに強いが、横からの攻めには非常に弱い。
名称の由来
「無敵囲い」という名称の由来は不明である。
漫画『ハチワンダイバー』第8巻の巻末おまけ漫画によると、初心者に対する「愛のこもった皮肉」であり、斬野シトの妹・斬野クル(初心者)が無敵囲いを使用して最初はボロ負けするが、兄からカニカニ銀に発展させるようにアドバイスされると初勝利をあげている。ただし、今泉健司の著書にも、幼少期に指していた囲いとして登場する[1]。
その他
参考文献
脚注
- 今泉 2015.
- 羽生名人が語るカニカニ銀 将棋ペンクラブログ、2011年6月12日(2020年2月23日閲覧)
- 「若手棋士に聞く ボクが初段になるまで 佐藤康光五段の巻」 将棋ペンクラブログ、2020年1月29日(2020年2月23日閲覧)
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.