煮しめ
概要
野菜や乾物類を形を崩さないように煮詰めた料理である[2]。煮汁が残らないように時間をかけてじっくり煮る調理法を「煮しめる」という。
食材を一種類ずつ別々に煮た後にあわせるものと、炒り鶏のように材料を一緒に煮るものがある[2]。この点に関しては一つの鍋で多くの食材を煮るものを「炒り鶏」や「筑前煮」として区別する例がある一方、炒り鶏とほぼ同じ内容のものを「煮しめ」として紹介する例もある[3]。
郷土食
旨煮
基本的な煮方は同じだが、最後の仕上げに味醂を使って照りを出したものを「旨煮」という[1]。旨煮は「照り煮」または「艶煮」とも称され、特に江戸時代には「うまに」に「甘煮」の字をあてることもあった[1]。
ギャラリー
野菜のお煮しめ
煮しめ
出典
- 志の島忠『料理名由来考』三一書房、65頁。
- 土屋京子「節句と節句料理についての一考察」『東京家政大学博物館紀要』第15巻、東京家政大学博物館、2010年、79-87頁。
- 白石知子「伝統的食文化の継承とその環境 -NHK「きょうの料理」テキストから正月料理を考える-」『宮崎学園短期大学紀要』第8巻、宮崎学園短期大学、2015年、25-51頁。
- 清絢. “和食の原点 郷土食の魅力を知ろう”. 山梨県. 2023年1月28日閲覧。
- 本間伸夫、立山千草「全国“のっぺ”考」『新潟県生活文化研究会誌』第22巻、新潟県立大学、2016年、11-15頁。
- ぴあMOOK関西編集部『春ぴあ 中国・四国版 2018』ぴあ、35頁。
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