独山子区

独山子区(どくざんし-く、ウイグル語:مايتاغ رايونى)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区カラマイ市に位置する市轄区

中華人民共和国 新疆ウイグル自治区 独山子区
カラマイ市の中の独山子区の位置
カラマイ市の中の独山子区の位置
カラマイ市の中の独山子区の位置
中心座標 北緯45度36分 東経84度52分
簡体字 独山子
繁体字 獨山子
拼音 Dúshānzi
ウイグル語 مايتاغ رايونى
ウイグル語ローマ字転写 Maytagh
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
自治区 新疆ウイグル
地級市 カラマイ市
行政級別 市轄区
面積
総面積 400.36 km²
人口
総人口(2019) 8.64 万人
経済
電話番号 0990
郵便番号 838600
行政区画代碼 650202
公式ウェブサイト http://www.dsz.gov.cn/

概要

独山子区は天山の北側斜面麓、ジュンガル盆地の南西縁部に位置している。独山子の地名は区内にある独山という山の名前から来ている。独山は他の山と接さず東西にそびえる山の形から、独立した山壁と言う意味である。独山はウイグル語カザフ語では「マイタク」「マイタオ」と呼ばれ「油山」と言う意味であり、原油が産出すると言うことを示唆している[1]

ウルムチ市から250km、カラマイ市中心部から150kmの距離にある。総面積400.34平方キロメートル。総人口約8.64万人である[1]

歴史

清代中華民国時代には独山子はウルムチ県に所属。1897年(光緒3年)、独山子油田の採掘開始。

1936年(民国25年)、ソビエト連邦の技術設備を活用するため、新疆省政府とソ連が共同で独山子煤油厰(石油精製所)を設立。独山子山北側斜面に油田関係技術者の居住区「独山子鉱区」が生まれる。1958年、カラマイ市が成立し、独山子が市内の直轄地区となる。

1982年、独山子区が設立される。1984年にカラマイ市は区制を廃止するも、1990年に区制復活、独山子区も復活した[2]

経済

独山子は中国における石油工業の発祥地の一つ。1897年に石油採掘が始まり、1909年に工業化油井として開業、1936年に独山子煤油厰が設立されるなど、石油加工の歴史が長い。2009年には、1000万トンの石油精製と100万トンのエチレン生産工程が竣工し、中国国内最大規模の精製加工一体施設となっている。2020年には、独山子石化における累計で加工原油710万トン、エチレン生産141万トンとなった[1]

行政区画

3街道を管轄:

交通

道路

天山を南北に貫通する独庫公路の起点でもあり、G312国道G217国道もここで交差する。烏奎高速公路、奎賽高等級公路、奎克高速公路もここを通っている[1]

  • G217国道(独庫公路を含む):
  • 烏奎高速公路(乌奎高速公路)
  • 奎賽高等級公路(奎赛高等级公路)
  • 奎克高速公路

鉄道

  • 第2アジア横断鉄道(第二条欧亚铁路)
  • 烏精線(乌精铁路)
  • 奎北線(奎北铁路)
  • 独山子専用鉄道(独山子自用铁路专用线)

観光

天山ヘの観光のゲートウェイとなっている。

  • 泥火山
  • 独山子大峡谷
  • 鹿角湾

脚注

  1. 独山子区人民政府「魅力独山子」
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