環境社会学
環境社会学(かんきょうしゃかいがく、英: environmental sociology)は、自然的環境と人間社会との相互的関係について、その社会的側面に注目して、実証的、理論的に研究する社会学の一分野である。具体的には、特定の環境問題を社会学的手法で分析するケースが多い。
歴史
日本における先駆的研究
日本では、以下に見る米国による環境社会学の宣言の20年以上前から、「環境社会学」と呼べるような研究が多数蓄積されていた。島崎稔らによる鉱毒問題と地域社会の変容に関する調査とそれにもとづく生活破壊論が先駆をなし、1960年代から70年代にかけて、農村社会学や地域社会学の分野で実証的研究成果が発表されていたのである。
理論と方法
環境社会学の理論としては、50年代の島崎らによる生活破壊論、その後の、被害(-加害)構造論、受益圏・受苦圏論、社会的ジレンマ論、生活環境主義が、4大理論ともいうべき存在になっている。しかし、その後、コモンズや歴史文化的環境問題をめぐる実証研究などは盛んになっているものの、4大理論に比肩するような理論形成はまだ現われていない。
参考文献
- 飯島伸子ほか企画編集『講座環境社会学』全5巻、有斐閣、2001年。
- 鳥越皓之企画編集『シリーズ 環境社会学』全6巻、新曜社、2000年 - 2003年。
- 飯島伸子編『環境社会学』有斐閣、1993年。
外部リンク
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