石榴 (小説)
執筆まで
満州事変の勃発を機に、推理専門雑誌が続々と廃刊となり、推理作家の執筆依頼が減る中、乱歩だけは熱烈な支持を得て、大衆雑誌で活躍していた。しかし大衆雑誌で本格推理小説はなかなか発表できないジレンマに悩んでいる時、中央公論から何を書いてもかまわないという破格の依頼を受け、100ページ余りの本作品を発表した。当時、E・C・ベントリーの『トレント最後の事件』をようやく読んだばかりの乱歩は、この作品のトリックに刺激されて書くも、世間では非常に評判が悪かった。
内容
登場人物
- 私
- 主人公。刑事。ミステリ好きで、自らが担当した事件を記録するのが趣味。
- 猪俣
- 「私」が温泉旅館で出会ったミステリ好き。
出版
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