像
像(ぞう)には、以下の通り、複数の語義がある。
- 物の形。姿。詳細は「形」を参照
- 光が光学系を経て、再び集合してできた形象。実像と虚像がある。
- 人や物などの形を真似して作成された、絵画や彫刻、意匠など。
- 思い描いた姿、ありさま。
- 数学において、写像によって写された先。値域の類語。

本項では主に、上記の3について記載し、4についても記載する。
像の分類
様々な意味での区別・分類によって「像」は言い分けられ、使い分けられる。
観念的な像の例
観念としての「人物像」 / 理想像 / 人物の理想像(ヒーロー像、アイドル像など) / 未来像(将来像) / 政治的英雄像 / 性別・身分・職業・素性などに基づく像(男性像・女性像、指導者像・君主像、教師像、犯人像など) / 性的対象の像(オナペットなど) / ほか
物理的性質に着眼した分類
平面像(二次元画像、二次元動画像) / 立体像(stature、三次元像) / 実像としての映像(三次元画像、三次元動画像) / 光による影の像(影絵、影、ブロッケン現象による像など) / 光の反射面に映る像(鏡像、水面に映る像など) / 心象としての像・映像(イメージ)
素材・技法に着眼した分類
偶像 / 土の像(粘土細工、ほか) / 砂の像(サンドアートを含む) / 石像(大理石像、玉彫[玉製の彫刻]、水晶の像、ほか) / 金属製の像(銅像[青銅の像]、黄金像、ほか) / 陶磁器像(テラコッタ )/ 塑像 (石膏像 / 漆喰像 / 乾漆造)/ 木像 / 草・藁・蔓(籐を含む)などの植物体を使って作った像(笹舟、藁で作られるタイプの昔ながらの案山子、藁人形、ユールゴート、ほか) / 紙の像など植物繊維の加工物を使って作った像(紙製の仮面、折り紙、人形[ひとがた]、ほか) / 布製の像(人形、ぬいぐるみ、着ぐるみ、ほか) / 骨の像 / 角の像、牙の像(象牙の像、ほか) / ワックス彫像(wax sculpture。蝋人形が有名) / 雪像 / 氷像(主に氷彫刻) / 合成樹脂の像(合成樹脂製の仮面、マネキン人形、“フィギュア”、怪獣の着ぐるみ、風船の像、ほか) / 状態が表す像(あやとりで作る像など) / 光による影の像(影絵) / ほか
ギャラリー
ここに示す像は、全て偶像である。
立体像


石像、彫像、坐像、神像(神的動物の像)、動物形象の像、巨像の例/古代エジプト文明のギザの大スフィンクス。




木彫、坐像、仏像の例/広隆寺の木造弥勒菩薩半跏思惟像。
木彫、肖像、顔の像(仮面)の例
代表的な能面である女面。














砂の像の例
サンドアートとしてはさらに高度な造形もある。
脚注
- 解釈が分かれ、人物(生身の人間の姿をしたイエス・キリスト)、聖職者、父なる神(ヤハウェ)、三位一体の具象ともされる。
- ドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルク州はシュヴァーベン・アルプのローネタール(はぐれ谷)にあるホーレンシュタイン・シュターデルの洞窟(ホーレンシュタイン山のシュターデル洞窟)。
- アメリカ合衆国アラスカ州フェアバンクスで開催される世界氷芸術チャンピオンシップの2010年大会の出展作品。









