第36回東京国際映画祭

第36回東京国際映画祭(だい36かいとうきょうこくさいえいがさい、36th Tokyo International Film Festival)は、2023年(令和5年)10月23日(月)から11月1日(水)の10日間に渡って開催された[1][2]。ドイツの映画監督であるヴィム・ヴェンダースがコンペティション部門の審査委員長を務めた[3]。最高賞の東京グランプリはペマ・ツェテン監督の中国映画『雪豹』が受賞した[4]。

第36回東京国際映画祭
オープニング 『PERFECT DAYS』
クロージング 『ゴジラ-1.0』
会場 日本の旗 日本 東京都
創設 1985年
受賞 『雪豹』
賞名 東京グランプリ
主催者 公益財団法人ユニジャパン(第36回東京国際映画祭実行委員会)
期間 2023年10月23日 - 11月1日
ウェブサイト https://2023.tiff-jp.net/ja/
東京国際映画祭開催史

概要

今回は「東京」「国際」「映画」「祭」をきちんと言葉通りに体現できるように「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する。」というミッション(理念)を掲げて映画祭が行われた[1][5]。上映会場は日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリアをメイン会場とし、複数の劇場及び施設・ホール[注釈 1]を使用して実施した[5]。

初日に行われるオープニングセレモニーは前回にひきつづき東京宝塚劇場、クロージングセレモニーは第34回以来となるTOHOシネマズ日比谷のスクリーン12にて行われる[6][7]。また、初日のレッドカーペットや屋外上映のイベントなどでは東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場にて開催される[8]。オープニング作品は第76回カンヌ国際映画祭で役所広司が男優賞を受賞し、今回のコンペティション部門の審査員長であるヴィム・ヴェンダース監督による『PERFECT DAYS』、クロージング作品は山崎貴監督によるゴジラ70周年記念作品『ゴジラ-1.0』が上映された[9]。ゴジラシリーズが東京国際映画祭で上映されるのは2018年の『GODZILLA 星を喰う者』以来となる[注釈 2]。

今回からエントリーされた新作の中からジェンダー平等、環境、貧困、多様性、差別といった現代の重要な社会テーマに向き合った作品を対象に「人や社会・環境を思いやる考え方・行動」=「エシカル」の基本理念に合致する優れた作品を選出するエシカル・フィルム賞を新設した[10]。

黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していきたいとの願いから世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる黒澤明賞は山田洋次、檀ふみ、奈良橋陽子、川本三郎、市山尚三の5名の選考委員による選考の結果、『春江水暖~しゅんこうすいだん』が第20回東京フィルメックスの審査員特別賞を受賞したグー・シャオガンと『愛を語るときに、語らないこと』が第26回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門に出品され、『マルリナの明日』が第18回東京フィルメックス最優秀賞を受賞したモーリー・スリヤの2名が今後、世界の映画文化に大いに貢献することを期待して受賞し、開催期間中の10月31日に帝国ホテルにて授賞式が開催され、それぞれに授与した[11]。

特別功労賞には『古井戸』で第2回の男優賞を受賞し、第18回ではコンペティション部門の審査員長を務め、今回も『満江紅』がガラ・セレクション部門にて上映される中国の映画監督チャン・イーモウが受賞した[12]。

また、今回は映画監督である小津安二郎が生誕120年を祝して特集を組むことから黒沢清、ジャ・ジャンクー、ケリー・ライカートがそれぞれの視点で小津作品を語るシンポジウムの開催や小津の代表作の1つである「東京物語」にオマージュを捧げるようなイメージで今回、映画祭のナビゲーターに就任した安藤桃子と安藤の父である奥田瑛二を撮り下ろしたポスターが採用された[5][13]。

経緯

2023年
  • 2月13日、開催日が発表された[2]。
  • 4月20日、7月14日までコンペティション部門とアジアの未来部門の作品エントリーの受付を開始した[14]。
  • 6月12日、ヴィム・ヴェンダースの審査委員長就任と小津安二郎監督の生誕120周年を祝した特集が発表された[3][15]。
  • 7月5日、9月4日まで「Amazon Prime Video テイクワン賞」の短編作品の作品エントリーの受付を開始した[16]。
  • 8月17日、安藤桃子のナビゲーター就任とコシノジュンコがビジュアル監修を務めた映画祭のポスタービジュアルが発表された[5][17]。
  • 8月30日、オープニング作品・クロージング作品が発表された[9]。
  • 9月19日、ワールド・フォーカス部門の特集上映、アニメーション部門の上映作品、城定秀夫特集の開催、小津安二郎生誕120年記念企画の詳細が発表された[13][18][19][20]。
  • 9月22日、フェスティバルソングにTESTSETによる新曲「Japanalog」の使用が決定し、曲を使用した予告編が解禁した[21][22]。
  • 9月25日、黒澤明賞にグー・シャオガン監督とモーリー・スリヤ監督に決定したことを発表した[11][23]。
  • 9月27日、ラインナップ記者発表会見が行われた[24][25]。
  • 9月27日、29日まで『PERFECT DAYS』、『ゴジラ-1.0』、『正欲』、『わたくしどもは。』、『曖昧な楽園』、『ゴールド・ボーイ』、『首』、『怪物の木こり』、『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』、『ほかげ』のチケットの抽選販売が行われた[26]。
  • 10月10日、特別功労賞にチャン・イーモウが受賞することを発表した[12]。
  • 10月14日、チケットの一般販売が開始された[27]。
  • 10月24日、日比谷ステップ広場のステップ広場から日比谷仲通りにかけて敷かれた165mのレッドカーペットと東京宝塚劇場にてオープニングセレモニーが行われた[28]。
  • 11月1日、TOHOシネマズ日比谷にてクロージングセレモニーが行われた[29]。

上映作品

ワールド・プレミアは世界初上映、インターナショナル・プレミアは製作国以外で初上映、アジアン・プレミアはアジアにて初上映、ジャパン・プレミアは日本初上映、*はエシカル・フィルム賞の対象作となったことを意味する[10]。

コンペティション

2023年1月以降に完成した長編映画を対象に、114の国と地域から1,942本の応募作品[注釈 3]の中から、選出された15本の作品を上映し、国際的な映画人で構成される審査委員のもと、クロージングセレモニーで各賞が決定される[24][30][31]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
正欲(Ab)normal Desire
(正欲)
岸善幸日本の旗 日本ワールド・プレミア上映
2023年11月10日に日本で劇場公開
[上映 1]
エアAir
(Воздух)
アレクセイ・ゲルマン・ジュニアロシアの旗 ロシアワールド・プレミア上映[上映 2]
真昼の女Blind at Heart
(Die Mittagsfrau)
バルバラ・アルベルトドイツの旗 ドイツ
スイスの旗 スイス
ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク
インターナショナル・プレミア上映[上映 3]
西湖畔に生きるDwelling by the West Lake
(草木人间)
グー・シャオガン中華人民共和国の旗 中国ワールド・プレミア上映
国際交流基金共催上映
[上映 4]
曖昧な楽園A Foggy Paradise
(曖昧な楽園)
小辻陽平日本の旗 日本ワールド・プレミア上映[上映 5]
ゴンドラGondolaファイト・ヘルマードイツの旗 ドイツ
ジョージア (国)の旗 ジョージア
ワールド・プレミア上映[上映 6]
野獣のゴスペルThe Gospel of the Beastシェロン・ダヨックフィリピンの旗 フィリピンワールド・プレミア上映
国際交流基金共催上映
[上映 7]
ロングショットA Long Shot
(老枪)
ガオ・ポン中華人民共和国の旗 中国ワールド・プレミア上映[上映 8]
ペルシアン・バージョンThe Persian Versionマリアム・ケシャヴァルズアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国アジアン・プレミア上映[上映 9]
ロクサナRoxanaパルヴィズ・シャーバズィイランの旗 イランワールド・プレミア上映[上映 10]
鳥たちへの説教Sermon to the Birds
(Quşlara Xütbə)
ヒラル・バイダロフアゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャンワールド・プレミア上映 [上映 11]
開拓者たちThe Settlers
(Los colonos)
フェリペ・ガルベス チリ
アルゼンチンの旗 アルゼンチン
オランダの旗 オランダ
アジアン・プレミア上映[上映 12]
雪豹Snow Leopard
(雪豹)
ペマ・ツェテン中華人民共和国の旗 中国アジアン・プレミア上映[上映 13]
タタミTatamiザール・アミール
ガイ・ナッティヴ
ジョージア (国)の旗 ジョージア
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
アジアン・プレミア上映[上映 14]
わたくしどもは。Who Were We?
(わたくしどもは。)
富名哲也日本の旗 日本ワールド・プレミア上映
2024年に日本で劇場公開
[上映 15]

アジアの未来

長編3本目までのアジアの新鋭監督の作品を世界に先駆けて上映するアジア・コンペティション部門。すべてワールド・プレミア上映の10作品を上映し、最優秀作品には「アジアの未来 作品賞」を決定する[30][32]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
離れていてもFly Me to the Moon
(但願人長久)
サーシャ・チョク香港の旗 香港ワールド・プレミア上映[上映 16]
ラ・ルナLa LunaM・ライハン・ハリムシンガポールの旗 シンガポール
マレーシアの旗 マレーシア
ワールド・プレミア上映
国際交流基金共催上映
[上映 17]
マディーナMadina
(Мадина)
アイジャン・カッセィムベックカザフスタンの旗 カザフスタン
パキスタンの旗 パキスタン
インドの旗 インド
ワールド・プレミア上映[上映 18]
マリアMariaメヘディ・アスガリ・アズガディイランの旗 イランワールド・プレミア上映[上映 19]
家探しReal Estateアナト・マルツイスラエルの旗 イスラエルワールド・プレミア上映[上映 20]
レッドライフRedlife
(เรดไลฟ์)
エカラック・ガンナソーンタイ王国の旗 タイワールド・プレミア上映
国際交流基金共催上映
[上映 21]
ロシナンテRosinante
(Balık Kırgını)
バラン・ギュンドゥズアルプトルコの旗 トルコワールド・プレミア上映[上映 22]
相撲ディーディーSumo Didiジャヤント・ローハトギーインドの旗 インドワールド・プレミア上映
国際交流基金共催上映
[上映 23]
違う惑星の変な恋人Take Me to Another Planet
(違う惑星の変な恋人)
木村聡志日本の旗 日本ワールド・プレミア上映
2024年1月26日に日本で劇場公開
[上映 24]
辰巳Tatsumi
(辰巳)
小路紘史日本の旗 日本ワールド・プレミア上映[上映 25]

ガラ・セレクション

今年の世界の国際映画祭で話題になった作品、国際的に知られる巨匠の最新作、本国で大ヒットした娯楽映画など、日本公開前の最新作を14本プレミア上映する[30][33]。なお、本項目では10本に加えて、オープニング作品とクロージング作品、特別上映を明記する[34][35]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
PERFECT DAYSPerfect Daysヴィム・ヴェンダース日本の旗 日本オープニング作品
アジアン・プレミア上映
2023年12月22日に日本で劇場公開
[上映 26]
ゴジラ-1.0Godzilla Minus One
(ゴジラ-1.0)
山崎貴日本の旗 日本クロージング作品
2023年11月3日に日本で劇場公開
[上映 27]
異人たちAll of Us Strangersアンドリュー・ヘイイギリスの旗 イギリスアジアン・プレミア上映
2024年春に日本で劇場公開
[上映 28]
エクソシスト 信じる者The Exorcist: Believerデヴィッド・ゴードン・グリーンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ジャパン・プレミア上映
2023年12月1日に日本で劇場公開
[上映 29]
満江紅Full River Red
(满江红)
チャン・イーモウ中華人民共和国の旗 中国ジャパン・プレミア上映[上映 30]
ゴールド・ボーイGold Boy
(ゴールド・ボーイ)
金子修介日本の旗 日本ワールド・プレミア上映[上映 31]
緑の夜Green Nightハン・シュアイ香港の旗 香港ジャパン・プレミア上映[上映 32]
KIDNAPPED (英題)Kidnapped
(Rapito)
マルコ・ベロッキオイタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス
ドイツの旗 ドイツ
ジャパン・プレミア上映 [上映 33]
首Kubi
(首)
北野武日本の旗 日本2023年11月23日に日本で劇場公開[上映 34]
怪物の木こりLumberjack the Monster
(怪物の木こり)
三池崇史日本の旗 日本ジャパン・プレミア上映
2023年12月1日に日本で劇場公開
[上映 35]
ムービー・エンペラーThe Movie Emperorニン・ハオ中華人民共和国の旗 中国ジャパン・プレミア上映[上映 36]
MY (K)NIGHT マイ・ナイトMy (K)Night中川龍太郎日本の旗 日本2023年12月1日に日本で劇場公開[上映 37]
ネクスト・ゴール・ウィンズNext Goal Winsタイカ・ワイティティアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国アジアン・プレミア上映
2024年2月23日に日本で劇場公開
[上映 38]
哀れなるものたちPoor Thingsヨルゴス・ランティモスイギリスの旗 イギリスジャパン・プレミア上映
2024年1月26日に日本で劇場公開
第80回ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞 受賞作品
[上映 39]
ポトフ 美食家と料理人The Pot-au-Feu
(La passion de Dodin Bouffant)
トラン・アン・ユンフランスの旗 フランスジャパン・プレミア上映
2023年12月15日に日本で劇場公開
[上映 40]
ほかげShadow of Fire
(ほかげ)
塚本晋也日本の旗 日本アジアン・プレミア上映
2023年11月25日に日本で劇場公開
[上映 41]

特別上映

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
ナックルガールKnuckle Girl
(ナックルガール)
チャン日本の旗 日本ワールド・プレミア上映
日韓の映画製作の未来特別上映
2023年11月2日にAmazon Prime Videoで配信
[上映 42]
JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】JFK Revisited: Through the Looking Glassオリヴァー・ストーンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ジャパン・プレミア上映
スターチャンネル Presents 『JFK/新証言 知られざる陰謀[劇場版]』プレミア上映
2023年11月17日に日本で劇場公開
[上映 43]
TOKYO POP 4Kデジタルリマスター版Tokyo Pop 4K Digitally Remastered Versionフラン・ルーベル・クズイ日本の旗 日本
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
アジアン・プレミア上映
1988年の作品
上映後に「インディーズ映画の復元と保存の重要性」をテーマにシンポジウムを開催
[上映 44]
シュリ <デジタル・リマスター版>Shiri <Digitally Remastered Version>
(쉬리)
カン・ジェギュ大韓民国の旗 韓国1999年の作品
韓国における日本大衆文化開放25周年特別上映
協賛: 韓国映画振興委員会
協力: 駐日韓国大使館 韓国文化院
[上映 45]
Love LetterLove Letter岩井俊二日本の旗 日本1995年の作品
韓国における日本大衆文化開放25周年特別上映
協賛: 韓国映画振興委員会
協力: 駐日韓国大使館 韓国文化院
[上映 46]
オズの魔法使 ドルビーシネマ版The Wizard of Ozビクター・フレミングアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ジャパン・プレミア上映
1939年の作品
ワーナー・ブラザース創立100周年記念『オズの魔法使』ドルビーシネマ版 日本初上映
協力: Dolby Japan 株式会社
[上映 47]

ワールド・フォーカス

多彩な特集上映とともに現在の世界の映画界の潮流を示す作品を上映する[30][36]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
耳をかたむけてAll Ears
(不虚此行)
リュウ・ジャイン中華人民共和国の旗 中国ジャパン・プレミア上映
上海国際映画祭推薦
第25回上海国際映画祭コンペティション部門監督賞受賞
[上映 48]
アンゼルムAnselmヴィム・ヴェンダースドイツの旗 ドイツジャパン・プレミア上映[上映 49]
ダンテDanteプピ・アヴァティイタリアの旗 イタリアジャパン・プレミア上映[上映 50]
湖の紛れもなき事実Essential Truths of the Lakeラヴ・ディアスフィリピンの旗 フィリピン
フランスの旗 フランス
ポルトガルの旗 ポルトガル
シンガポールの旗 シンガポール
イタリアの旗 イタリア
スイスの旗 スイス
イギリスの旗 イギリス
ジャパン・プレミア上映
第76回ロカルノ国際映画祭 最優秀男優賞受賞作品
[上映 51]
漁師 *The Fisherポール・ソリアーノフィリピンの旗 フィリピンジャパン・プレミア上映
国際交流基金共催上映
[上映 52]
愛は銃Love Is a Gun
(爱是一把枪)
リー・ホンチー香港の旗 香港
中華民国の旗 台湾
アジアン・プレミア上映
第80回ヴェネツィア国際映画祭 ルイジ・デ・ラウレンティス賞 受賞作品
[上映 53]
メイMay
(梅的白天和黑夜)
ルオ・ドン中華人民共和国の旗 中国インターナショナル・プレミア上映
上海国際映画祭推薦
第25回上海国際映画祭 アジア若手監督コンペティション部門監督賞受賞
[上映 54]
メニュー・プレジール~レ・トロワグロ (原題)Menus-Plaisirs – Les Troisgrosフレデリック・ワイズマンフランスの旗 フランス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジャパン・プレミア上映[上映 55]
ミュージックMusicアンゲラ・シャーネレクドイツの旗 ドイツ
フランスの旗 フランス
セルビアの旗 セルビア
ジャパン・プレミア上映
第73回ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞
[上映 56]
パッセージPassagesアイラ・サックスフランスの旗 フランスジャパン・プレミア上映[上映 57]
Somebody Comes into the LightSomebody Comes into the Lightヴィム・ヴェンダース日本の旗 日本ワールド・プレミア上映
『アンゼルム』『ミュージック』上映時に併映
[上映 49][上映 56]

第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF

第32回から5年連続となる「ラテンビート映画祭」とのコラボレーションで、スペインや中南米の秀作も上映する[30][36]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
犯罪者たちThe Delinquents
(Los Delincuentes)
ロドリゴ・モレノアルゼンチンの旗 アルゼンチン
ブラジルの旗 ブラジル
ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク
 チリ
ジャパン・プレミア上映[上映 58]
魔術Sorcery
(Brujería)
クリストファー・マレー チリ
メキシコの旗 メキシコ
ドイツの旗 ドイツ
ジャパン・プレミア上映[上映 59]
ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフStrange Way of Life
(Extraña Forma de Vida)
ペドロ・アルモドバルスペインの旗 スペイン
フランスの旗 フランス
アジアン・プレミア上映[上映 60]
Totem (原題)Totem
(Tótem)
リラ・アヴィレスメキシコの旗 メキシコ
 デンマーク
フランスの旗 フランス
ジャパン・プレミア上映
第73回ベルリン国際映画祭 エキュメニカル審査員賞受賞
[上映 61]
ひとつの愛Un Amorイザベル・コイシェスペインの旗 スペインジャパン・プレミア上映[上映 62]

台湾電影ルネッサンス2023

第33回以来3回ぶりとなる台湾映画の特集[30][36]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
成功補習班After School
(成功補習班)
ラン・ジェンロン中華民国の旗 台湾インターナショナル・プレミア上映[上映 63]
ミス・シャンプーMiss Shampoo
(請問,還有哪裡需要加強)
ギデンズ・コー中華民国の旗 台湾ジャパン・プレミア上映[上映 64]
Old FoxOld Fox
(老狐狸)
シャオ・ヤーチュエン中華民国の旗 台湾ワールド・プレミア上映[上映 65]
青春の反抗Who'll Stop the Rain
(青春並不溫柔)
スー・イーシュエン中華民国の旗 台湾インターナショナル・プレミア上映[上映 66]

アジアン・シネラマ - 香港フォーカス

アジアン・フィルム・アワード・アカデミーとの共催による香港映画の特集[30][36]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
20462046ウォン・カーウァイ香港の旗 香港2004年の映画
2004年10月23日に日本で劇場公開
上映後にトニー・レオンがマスタークラスに登壇
[上映 67]
白日の下In Broad Daylight
(白日之下)
ローレンス・カン香港の旗 香港ジャパン・プレミア上映[上映 68]
年少日記Time Still Turns the Pages
(年少日記)
ニック・チェク香港の旗 香港ジャパン・プレミア上映[上映 69]
バイタル・サインVital Signs
(送院途中)
ヴィンシー・チェク香港の旗 香港ジャパン・プレミア上映[上映 70]
烈火青春 <4Kレストア版ディレクターズカット>Nomad (4K Restored Director's Cut)
(≪烈火青春≫ 4K修復導演版)
パトリック・タム香港の旗 香港ジャパン・プレミア上映
1982年の作品
映画祭では2Kでの上映
[上映 71]

生誕100周年記念フランコ・ゼフィレッリ特集

イタリア文化省映画・オーディオビジュアル総局 / Cinecittàとの共催による2023年に生誕100周年を迎えたイタリアの映画監督フランコ・ゼフィレッリの特集[30][36]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 製作年 備考 出典
トラヴィアータ/1985・椿姫<デジタル・リマスター版>La Traviata <Digitally Remastered Version>フランコ・ゼフィレッリイタリアの旗 イタリア1983[上映 72]
尼僧の恋/マリアの涙 <修復版>Sparrow <Restored Version>
(Storia di una capinera)
フランコ・ゼフィレッリイタリアの旗 イタリア
日本の旗 日本
1994[上映 73]
永遠のマリア・カラス <デジタルリマスター版>Callas Forever <Digitally Remasterd Version>フランコ・ゼフィレッリイタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス
スペインの旗 スペイン
イギリスの旗 イギリス
 ルーマニア
2002[上映 74]

バスク映画特集

エチェパレ・バスク・インスティテュートとの共催、サン・セバスチャン映画祭の協力によるスペインのバスク地方の映画にまつわる特集[30][36]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
20000種のハチ (仮題) *20000 Species of Bees
(20000 Especies de Abejas)
エスティバリス・ウレソラ・ソラグレンスペインの旗 スペインジャパン・プレミア上映
第73回ベルリン国際映画祭 主演俳優賞受賞
[上映 75]
ディープ・ブレス 女性映画監督たちA Deep Breath, Women Filmmakers
(Arnasa Betean)
ベルタ・ガステルメンディ
ロサ・スフィア
バスク州の旗 バスク州インターナショナル・プレミア上映[上映 76]
女性たちの中でIn the Company of Women
(Las buenas compañías)
シルビア・ムントスペインの旗 スペインジャパン・プレミア上映
第26回マラガ映画祭 若手審査員賞受賞
[上映 77]
ライ麦のツノThe Rye Horn
(O corno)
ハイオネ・カンボルダスペインの旗 スペイン
ポルトガルの旗 ポルトガル
ベルギーの旗 ベルギー
ジャパン・プレミア上映[上映 78]
スルタナの夢Sultana's Dream
(El sueño de la Sultana)
イサベル・エルゲラスペインの旗 スペイン
ドイツの旗 ドイツ
アジアン・プレミア上映[上映 79]

Nippon Cinema Now

この1年の日本映画を対象に、特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品を上映する部門[30][37]。

上映題 英語題 監督 製作国 備考 出典
市子Ichiko戸田彬弘日本の旗 日本ジャパン・プレミア上映
2023年12月8日に日本で劇場公開
[上映 80]
かぞくFamily澤寛日本の旗 日本ワールド・プレミア上映
2023年11月3日に日本で劇場公開
[上映 81]
彼方のうたFollowing the Sound杉田協士日本の旗 日本ジャパン・プレミア上映
2024年1月5日に日本で劇場公開
[上映 82]
99%、いつも曇り99% Cloudy... Always瑚海みどり日本の旗 日本ワールド・プレミア上映
2023年12月15日に日本で劇場公開
[上映 83]
小学校~それは小さな社会~The Making of a Japanese山崎エマ日本の旗 日本
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
 フィンランド
フランスの旗 フランス
ワールド・プレミア上映[上映 84]
左手に気をつけろKeep Your Left Hand Down井口奈己日本の旗 日本ワールド・プレミア上映[上映 85]
Ryuichi Sakamoto|OpusRyuichi Sakamoto|Opus空音央日本の旗 日本2024年春に日本で劇場公開[上映 86]

監督特集 映画の職人 城定秀夫という稀有な才能

様々なジャンルの映画で精力的に活躍する城定秀夫監督の作品4本を特集上映[30][37]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題 監督 製作国 製作年 備考 出典
銀平町シネマブルースTwilight Cinema Blues城定秀夫日本の旗 日本2022[上映 87]
ビリーバーズBelievers城定秀夫日本の旗 日本2022[上映 88]
愛なのにLove Nonetheless城定秀夫日本の旗 日本2021[上映 89]
アルプススタンドのはしの方On The Edge of Their Seats城定秀夫日本の旗 日本2019[上映 90]

アニメーション

前回までの「ジャパニーズ・アニメーション」部門がコンセプトも新たに再スタートし、「ビジョンの交差点」と題して海外での話題作も取り上げ、国内の最新作と合わせて9作品の上映とレトロスペクティブとして「海外映画祭と監督」というテーマで、海外映画祭で賞に輝いた監督の作品を3作品を上映[30][38]。

上映題 英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
アートカレッジ 1994Art College 1994
(艺术学院)
リウ・ジエン中華人民共和国の旗 中国ジャパン・プレミア上映[上映 91]
BLUE GIANTBlue Giant立川譲日本の旗 日本2023年2月17日に日本で劇場公開[上映 92]
リンダはチキンがたべたい!Chicken for Linda!
(Linda veut du poulet!)
キアラ・マルタ
セバスチャン・ローデンバック
フランスの旗 フランス
イタリアの旗 イタリア
ジャパン・プレミア上映
2024年に日本で劇場公開
第47回アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞受賞
[上映 93]
北極百貨店のコンシェルジュさんThe Concierge
(北極百貨店のコンシェルジュさん)
板津匡覧日本の旗 日本2023年10月20日に日本で劇場公開[上映 94]
深海レストランDeep Sea
(深海)
ティエン・シャオポン中華人民共和国の旗 中国ジャパン・プレミア上映[上映 95]
駒田蒸留所へようこそKomada -A Whisky Family-
(駒田蒸留所へようこそ)
吉原正行日本の旗 日本2023年11月10日に日本で劇場公開[上映 96]
かがみの孤城Lonely Castle in the Mirror
(かがみの孤城)
原恵一日本の旗 日本2022年12月23日に日本で劇場公開[上映 97]
ロボット・ドリームズRobot Dreamsパブロ・ベルヘルスペインの旗 スペイン
フランスの旗 フランス
ジャパン・プレミア上映
2024年に日本で劇場公開
[上映 98]
トニーとシェリーと魔法の光Tony, Shelly, and the Magic Light
(Tonda, Slávka a kouzelné světlo)
フィリップ・ポシヴァチュ チェコ
スロバキアの旗 スロバキア
 ハンガリー
アジアン・プレミア上映[上映 99]

海外映画祭と監督

上映題 英語題 監督 製作国 製作年 備考 出典
この世界の (さらにいくつもの) 片隅にIn This Corner (and Other Corners) of the World片渕須直日本の旗 日本2019片渕須直監督最新作『つるばみ色のなぎ子たち』パイロット映像の特別上映つき[上映 100]
夜明け告げるルーのうたLu Over the Wall湯浅政明日本の旗 日本2017第41回アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞受賞[上映 101]
音楽On-Gaku: Our Sound岩井澤健治日本の旗 日本2019第43回オタワ国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門 グランプリ受賞[上映 102]

アニメ・シンポジウム

イベント題 英語題 登壇者 備考 出典
青年を描くアニメーションPortrayal of Youth in Animationフィリップ・ポシヴァチュ
岩井澤健治
立川譲
ヤン・チェン
吉原正行

(モデレーター)
藤津亮太
事前申し込み制の入場無料[上映 103]
アニメーション表現の可能性Possibilities of Animation Expression原恵一
板津匡覧
片渕須直
パブロ・ベルヘル

(モデレーター)
藤津亮太
事前申し込み制の入場無料[上映 104]

日本映画クラシックス

没後40年を迎える山本薩夫監督のデジタルリマスターされた2作品とサイレント映画の傑作として知られる『雄呂血』のデジタルリマスター版を上映[30][39]。

上映題 英語題 監督 製作国 製作年 備考 出典
白い巨塔 4Kデジタル修復版The Great White Tower 4K Digitally Restored Version山本薩夫日本の旗 日本1966ワールド・プレミア上映[上映 105]
忍びの者A Band of Assasins山本薩夫日本の旗 日本1962[上映 106]
雄呂血 <4Kデジタル修復版>Orochi [4K Digital Restoration] 二川文太郎日本の旗 日本1925ワールド・プレミア上映
坂本頼光による活弁上映付き
[上映 107]

ユース

少年少女に映画の素晴らしさを体験してもらう部門で、「TIFFティーンズ映画教室」は真利子哲也監督を特別講師に招き、中学生たちが限られた時間の中で映画を作り、その成果をスクリーンで発表する。「TIFFチルドレン」はサイレント映画の名作を第31回(2018年)より続いている声優としても活躍している弁士の山崎バニラによる大正琴やピアノの弾き語り活弁を行うパフォーマンス付きでお届けし、「TIFFティーンズ」は国際映画祭で評価された作品の中から高校生世代に刺激を受けてもらいたい秀作を上映する[30][40][41]。

TIFFティーンズ

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
私たちの世界Phantom Youth
(Bota Jonë)
ルアナ・バイラミコソボの旗 コソボ
フランスの旗 フランス
ジャパン・プレミア上映[上映 108]
パワー・アレイ *Power Alley
(Levante)
リラ・ハラブラジルの旗 ブラジル
フランスの旗 フランス
ウルグアイの旗 ウルグアイ
アジアン・プレミア上映[上映 109]
白い小船A Song Sung Blue
(小白船)
ゴン・ズーハン中華人民共和国の旗 中国ジャパン・プレミア上映[上映 110]
TIFFティーンズ映画教室2023
  • 『かえして』(10分)
  • 『もう悲しみをはなさないで』(12分)
  • 『あの夏、孤独と共に』(10分)
  • 『映画が生まれるとき~TIFFティーンズ映画教室2023~』(40分)
TIFF 2023: Teens Meet Cinema
  • I Need It Back
  • Don't Let Your Sorrow Go
  • That Summer, with Loneliness
  • "When a Film is Born" Making of TIFF 2023: Teens Meet Cinema
赤チーム
青チーム
黄チーム
髙橋壮太
日本の旗 日本ワールド・プレミア上映
共催: 東京都
企画運営: 一般社団法人こども映画教室
特別講師: 真利子哲也
[上映 111]
映画教育国際シンポジウム2023~海外の事例から次のステップにむけて
  • 世界の中高生が制作した映画の上映
  • 映画教育専門家による事例発表
  • パネルディスカッション「映画教育の、社会的意義と映画産業における可能性」
International Symposium on Film Education 2023: Toward the Next Steps from Overseas Case Studies(登壇者)
ナタリー・ブルジョア
エミリー・チャン
ジェイミー・チェンバース
ヴァニャ・カルジェルチッチ
諏訪敦彦
土肥悦子

(司会)
冨田美香
事前申し込み制の入場無料
共催: 国立映画アーカイブ
企画運営: 一般社団法人こども映画教室
[上映 112]

TIFFチルドレン

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
山崎バニラの活弁小絵巻 2023
  • 『突貫小僧 マーヴェルグラフ版』(1929年/21分)
  • 『ちびっ子ギャングの突貫ガラクタ列車』(1924年/21分)
  • 『ちびっ子ギャングのホット・クリスマス』(1926年/20分)
Special Voice Performance by Yamazaki Vanilla 小津安二郎
ロバート・F・マクガワン
日本の旗 日本
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
山崎バニラが大正琴やピアノの弾き語り活弁をする上映付き[上映 113]

TIFFシリーズ

TV放映、インターネット配信などを目的に製作されたシリーズものの秀作を日本国内での公開に先駆け、スクリーンで上映する部門[30][42]。

上映題
(劇場公開題・DVD題)
英語題
(原題)
監督 製作国 備考 出典
連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~
  • 第一話 出来ごころ(46分)
  • 第二話 生れてはみたけれど(54分)
  • 第三話 非常線の女(54分)
Ozu
  • Episode 1 Passing Fancy
  • Episode 2 I Was Born, But...
  • Episode 3 Dragnet Girl
城定秀夫
吉田康弘
松本優作
日本の旗 日本ワールド・プレミア上映
第一話 + 第二話、第一話 + 第三話で上映
2023年11月12日よりWOWOWで放送
[上映 114][上映 115]
平原のモーセWhy Try to Change Me Nowチャン・ダーレイ中華人民共和国の旗 中国全6話(計432分)を上映[上映 116]

小津安二郎生誕120年記念企画 "SHOULDERS OF GIANTS"

2023年は小津安二郎監督の生誕120年、没後60年の記念すべき年にあたることからワールド・プレミアを含む小津作品のデジタル修復版16作品を上映する特集上映、ヴィム・ヴェンダースが愛する小津作品『お早よう』の上映と黒沢清、ジャ・ジャンクー、ケリー・ライカートといった世界的に活躍する映画監督によるシンポジウムを行うイベント、『PERFECT DAYS』の出演・関係者が小津作品について語り合い、特別ゲストによるスペシャルミニライブが行われるJ-WAVEによる公開収録、中井貴惠が出演、松本峰明が演奏する朗読劇、小津監督の初期作品群をすべて英語字幕付き35ミリプリントで上映する国立映画アーカイブによる特集上映が行われた[13][43]。

小津安二郎生誕120年特集上映

上映題 英語題 監督 製作国 製作年 備考 出典
非常線の女 4Kデジタル修復版Dragnet Girl 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1933ジャパン・プレミア上映
黒田卓也による生演奏付き上映
[上映 117]
大人の見る繪本 生れてはみたけれど 4Kデジタル修復版I Was Born, But... 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1932ワールド・プレミア上映[上映 118]
父ありき 4Kデジタル修復版There Was a Father 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1942アジアン・プレミア上映[上映 119]
長屋紳士録 4Kデジタル修復版Record of a Tenement Gentleman 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1947アジアン・プレミア上映
『菊五郎の鏡獅子 4Kデジタル修復版』と同時上映
[上映 120]
菊五郎の鏡獅子 4Kデジタル修復版Kagamijishi 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1935アジアン・プレミア上映
『長屋紳士録 4Kデジタル修復版』と同時上映
風の中の牝雞 4Kデジタル修復版A Hen in the Wind 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1948ジャパン・プレミア上映[上映 121]
宗方姉妹 4Kデジタルリマスター版The Munekata Sisters 4K Digitally Remastered Version小津安二郎日本の旗 日本1950ジャパン・プレミア上映[上映 122]
小早川家の秋 4Kデジタルリマスター版The End of Summer 4K Digitally Remastered Version小津安二郎日本の旗 日本1961アジアン・プレミア上映[上映 123]
晩春 4Kデジタル修復版The End of Summer 4K Digitally Remastered Version小津安二郎日本の旗 日本1949映画祭では2Kでの上映[上映 124]
麥秋 4Kデジタル修復版Early Summer 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1951[上映 125]
東京物語 4Kデジタル修復版Tokyo Story 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1953映画祭では2Kでの上映[上映 126]
東京暮色 4Kデジタル修復版Tokyo Twilight 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1957[上映 127]
彼岸花 デジタル修復版Equinox Flower Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1958[上映 128]
浮草 4Kデジタル修復版Floating Weeds 4K Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1959映画祭では2Kでの上映[上映 129]
秋日和 デジタル修復版Late Autumn Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1960[上映 130]
秋刀魚の味 デジタル修復版An Autumn Afternoon Digitally Restored Version小津安二郎日本の旗 日本1962[上映 131]

イベント

イベント題 英語題 登壇者 備考 出典
小津安二郎生誕120年記念シンポジウム "SHOULDERS OF GIANTS"/お早よう デジタル修復版
    • 『お早よう デジタル修復版』(1959年/94分)
120th Anniversary Ozu Yasujiro Commemorative Conversation "Shoulders of Giants" / Good Morning Digitally Restored Versionヴィム・ヴェンダース
市山尚三
クリス智子
黒沢清
ジャ・ジャンクー
ケリー・ライカート
共催: The Tokyo Toilet Art Project
プロデュース: J-WAVE
協力: 松竹/川喜多記念映画文化財団/三越劇場/読売新聞社
[上映 132]
小津安二郎生誕120年企画 "SHOULDERS OF GIANTS" J-WAVE 公開収録120th Anniversary Ozu Yasujiro commemorative project: "Shoulders of Giants - Dedicated to OZU" J-WAVE Live Recording(進行)
クリス智子
(出演)
高崎卓馬
長井短
松居大悟
(ゲスト)
金延幸子
ほか
主催: J-WAVE
共催: The Tokyo Toilet Art Project
11月3日にJ-WAVEにて放送
[上映 133][44]
小津安二郎生誕120年×三越創業350周年特別企画 音語り|東京物語〜小津安二郎を聞く〜Special Event in Commemoration of 120th Anniversary Ozu Yasujiro + 350th Anniversary of the Foundation of Mitsukoshi Oto-gatari, Script Reading of Ozu's Tokyo Story中井貴惠共催: 松竹/三重県松阪市/三越伊勢丹[上映 134]

黒澤明の愛した映画

前回に引き続き、黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出すために世界の映画界に貢献した映画人や映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる黒澤明賞の授与に伴い、世界のクロサワが愛した名作5本を上映する特集上映[45]。

共催: CAPCOM

上映題 英語題 監督 製作国 製作年 備考 出典
街の灯City Lightsチャールズ・チャップリンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国1931[上映 135]
どん底 4Kレストア版The Lower Depthsジャン・ルノワールフランスの旗 フランス1936[上映 136]
静かなる男The Quiet Manジョン・フォードアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国1952[上映 137]
大人は判ってくれない 4Kデジタルリマスター版The 400 Blowsフランソワ・トリュフォーフランスの旗 フランス1959[上映 138]
蜘蛛巣城Throne of Blood黒澤明日本の旗 日本1957[上映 139]

Amazon Prime Video テイクワン賞

Amazon Prime Videoの賛同と協賛のもとに日本映画のさらなる才能の発掘を探るべく、長編映画の上映経験のない日本在住の映画監督の15分以下の短編作品を対象とした賞である。受賞者はPrime Videoからの賞金100万円に加え、Amazonスタジオとの長編映画製作の開発の機会を提供される。厳正な審査の結果選ばれたファイナリストの作品が映画祭で劇場上映され、行定勲監督をはじめとする審査員チームによる審査のもとに最優秀作品をクロージングセレモニーで発表する[46][47]。

協賛: Amazon Prime Video

上映題 英語題 監督 製作国 備考 出典
Amazon Prime Video テイクワン賞
  • 『窓辺のふたり』
  • 『GIRLS BRAVO』
  • 『サン・アンド・ムーン』
  • 『凛として』
  • 『Gone With The Wind』
  • 『ビー・プリペアード』
  • 『ゴミ屑と花 (short ver.)』
  • 『TALK TO ME』
Amazon Prime Video Take One Award
  • Two Kids in the Window
  • Girls Bravo
  • Sun & Moon
  • Dignifiedly
  • Gone with the Wind
  • Be Prepared
  • Trash and Flower (short ver.)
  • Talk to Me
坂本憲翔
木口健太
岡本多緒
平田雄己
ヤン・リーピン
安村栄美
大黒友也
ジミー・ミン・シャム
日本の旗 日本[上映 140]

国際交流基金×東京国際映画祭 co-present 交流ラウンジ

国際交流基金との共催プログラムの一環として、第33回からつづく是枝裕和監督を中心とする検討会議メンバーの企画のもと、東京に集う映画人が交流する場を用意し、彼らが語り合うトークセッション[48][49]。

共催: 国際交流基金

「交流ラウンジ」検討会議メンバー

イベント題 英語題 登壇者 備考 出典
トラン・アン・ユン マスタークラスTran Anh Hung Masterclassトラン・アン・ユン

(モデレーター)
田中文人
YouTube公式チャンネルにて無料公開[上映 141]
チャン・イーモウ マスタークラスZhang Yimou Masterclassチャン・イーモウ

(モデレーター)
石坂健治
YouTube公式チャンネルにて無料公開[上映 142]
Nippon Cinema Now トークセッション「私たちの映画の作り方」Nippon Cinema Now Talk Session: How we make films井口奈己
瑚海みどり
山崎エマ
澤寛
戸田彬弘

(モデレーター)
市山尚三
YouTube公式チャンネルにて無料公開[上映 143]
山田洋次 × グー・シャオガン 対談Discussion with Yamada Yoji (Filmmaker) and Gu Xiaogang (Filmmaker)山田洋次
グー・シャオガン
YouTube公式チャンネルにて無料公開[上映 144]
ヤンヨンヒ × モーリー・スリヤ 対談Julie Taymor and YUKISADA Isaoヤンヨンヒ
モーリー・スリヤ

(モデレーター)
田中文人
YouTube公式チャンネルにて無料公開[上映 145]
アジア映画学生交流プログラムAsian Film Student Exchange Program是枝裕和

(モデレーター)
土田環
YouTube公式チャンネルにて無料公開[上映 146]

共催・提携企画


審査員

コンペティション[3][50]
アジアの未来[50]
Amazon Prime Videoテイクワン賞[50]
エシカル・フィルム賞[10]
  • 水野誠一 (日本の旗 日本/a・unエシカル百科店 スーパーバイザー/supervisor、元西武百貨店社長)
  • 坂口真生 (日本の旗 日本/a・unエシカル百科店 エシカルプロデューサー/ethical producer)
  • 工藤里紗 (日本の旗 日本/テレビ東京 制作局 クリエイティブ制作チーム チーフ・プロデューサー)
  • 渡辺一正 (日本の旗 日本/住友商事執行役員・メディア事業本部長)

プログラミング・ディレクター ・作品選定コミッティメンバー

  • プログラミング・ディレクター[30]
    • プログラミング・ディレクター: 市山尚三
    • シニア・プログラマー: 石坂健治
    • 「ジャパニーズ・アニメーション」部門 プログラミング・アドバイザー: 藤津亮太
  • 第36回東京国際映画祭 作品選定アドバイザリーボード[30]
  • その他

受賞結果

11月1日にTOHOシネマズ日比谷で行われたクロージングセレモニーにて各賞が発表された[4]。

コンペティション
  • 東京グランプリ/東京都知事賞 – 『雪豹』 - ペマ・ツェテン
  • 審査委員特別賞 – 『タタミ』 - ザール・アミール、ガイ・ナッティヴ
  • 最優秀監督賞 – 岸善幸 - 『正欲』
  • 最優秀女優賞 – ザル・アミール - 『タタミ』
  • 最優秀男優賞 – ヤスナ・ミルターマスブ - 『ロクサナ』
  • 最優秀芸術貢献賞 – 『ロングショット』 - ガオ・ポン
  • 観客賞 – 『正欲』 - 岸善幸
アジアの未来
  • アジアの未来 作品賞 – 『マリア』 - メヘディ・アスガリ・アズガディ
Amazon Prime Video テイクワン賞
  • Amazon Prime Video テイクワン賞 – 『Gone With The Wind』 - ヤン・リーピン
  • Amazon Prime Video テイクワン賞 審査委員特別賞 – 『ビー・プリペアード』 - 安村栄美
エシカル・フィルム賞
  • エシカル・フィルム賞[10] – 『20000種のハチ (仮題)』 - エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン
その他

脚注

注釈

  1. シネスイッチ銀座、丸の内TOEI、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズシャンテのスクリーン1〜2、TOHOシネマズ日比谷のスクリーン12〜13、ヒューマントラストシネマ有楽町のシアター1、丸の内ピカデリーのピカデリー2とドルビーシネマ、ヒューリックホール東京、丸ビルホール、東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場とBASE Q、有楽町micro、東京宝塚劇場、国立映画アーカイブ、三越劇場、コレド日本橋が利用された。
  2. 実写版としては前作にあたる『シン・ゴジラ』は一般公開された後に第29回のJapan Now部門で上映されており、本映画祭でプレミア上映された作品となると第16回の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』以来となる。
  3. 前回は107の国の地域から1,695本の応募があった。

出典

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  2. “第36回東京国際映画祭 | 第36回東京国際映画祭/TIFFCOM2023 開催日決定!!”. 東京国際映画祭 (2023年2月13日). 2023年11月3日閲覧。
  3. “第36回東京国際映画祭 | 審査委員長、ヴィム・ヴェンダースに決定!小津安二郎監督特集も決定!”. 東京国際映画祭 (2023年6月12日). 2023年11月3日閲覧。
  4. “第36回東京国際映画祭 | 受賞結果”. 東京国際映画祭. 2023年11月3日閲覧。
  5. “第36回東京国際映画祭 | ポスタービジュアル解禁!! ナビゲーターは安藤桃子監督!! 新たに映画祭のミッションも策定!!”. 東京国際映画祭 (2023年8月17日). 2023年11月3日閲覧。
  6. “第36回東京国際映画祭 | 【オープニングセレモニー】”. 東京国際映画祭. 2023年11月3日閲覧。
  7. “第36回東京国際映画祭 | 【クロージングセレモニー】”. 東京国際映画祭. 2023年11月3日閲覧。
  8. “第36回東京国際映画祭 | 【レッドカーペット】”. 東京国際映画祭. 2023年11月3日閲覧。
  9. “第36回東京国際映画祭 | 第36回東京国際映画祭の顔【オープニング】【クロージング】 の2作品が決定‼ オープニング作品『PERFECT DAYS』 クロージング作品『ゴジラ-1.0』”. 東京国際映画祭 (2023年8月30日). 2023年11月3日閲覧。
  10. “第36回東京国際映画祭 | エシカル・フィルム賞に『20000種のハチ(仮題)』!”. 東京国際映画祭 (2023年10月27日). 2023年11月3日閲覧。
  11. “第36回東京国際映画祭 | 第36回東京国際映画祭 黒澤明賞受賞者 グー・シャオガン監督とモーリー・スリヤ監督に決定!”. 東京国際映画祭 (2023年9月25日). 2023年11月3日閲覧。
  12. “第36回東京国際映画祭 | チャン・イーモウ氏に特別功労賞の授与決定!”. 東京国際映画祭 (2023年10月10日). 2023年11月3日閲覧。
  13. “第36回東京国際映画祭 | 東京国際映画祭が世界に発信する「未来へのメッセージ」小津安二郎生誕120年記念企画 “SHOULDERS OF GIANTS””. 東京国際映画祭 (2023年9月19日). 2023年11月3日閲覧。
  14. “第36回東京国際映画祭 | 第36回東京国際映画祭 作品エントリー受付開始!!【募集期間:4月20日(木)~7月14日(金)】”. 東京国際映画祭 (2023年4月20日). 2023年11月3日閲覧。
  15. “東京国際映画祭の審査委員長にヴィム・ヴェンダース、小津安二郎の特集も開催決定”. 映画ナタリー. (2023年6月12日). https://natalie.mu/eiga/news/528278 2023年11月3日閲覧。
  16. “第36回東京国際映画祭 | 第36回東京国際映画祭 Prime Video「Amazon Prime Video テイクワン賞」短編映画作品 募集開始!”. 東京国際映画祭 (2023年7月5日). 2023年11月3日閲覧。
  17. “第36回東京国際映画祭のポスター完成、安藤桃子と奥田瑛二を撮り下ろし”. 映画ナタリー. (2023年8月17日). https://natalie.mu/eiga/news/537058 2023年11月3日閲覧。
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  19. “第36回東京国際映画祭 | アニメーション部門がコンセプトも新たに再スタート!”. 東京国際映画祭 (2023年9月19日). 2023年11月3日閲覧。
  20. “第36回東京国際映画祭 | Nippon Cinema Now部門にて城定秀夫監督特集決定!”. 東京国際映画祭 (2023年9月19日). 2023年11月3日閲覧。
  21. “第36回東京国際映画祭 | 第36回東京国際映画祭予告編解禁! TESTSETによるフェスティバルソングも決定! ガラ・セレクション部門全作品決定!”. 東京国際映画祭 (2023年9月22日). 2023年11月3日閲覧。
  22. “第36回東京国際映画祭の予告完成、ガラ・セレクション部門の全作品も発表”. 映画ナタリー. (2023年9月22日). https://natalie.mu/eiga/news/541912 2023年11月3日閲覧。
  23. “第36回東京国際映画祭、グー・シャオガンとモーリー・スリヤが黒澤明賞に輝く”. 映画ナタリー. (2023年9月25日). https://natalie.mu/eiga/news/542314 2023年11月3日閲覧。
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  26. “第36回東京国際映画祭 | 9/27(水)15:00~先行抽選販売(対象作品10作品)の受付を開始します!”. 東京国際映画祭 (2023年9月27日). 2023年11月3日閲覧。
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上映作品

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