第65次FIFA総会

第65次FIFA総会』(だい65じふぃふぁそうかい)は、2015年5月28日から29日にかけチューリヒハレンシュタディオンで行われた国際サッカー連盟の総会。

FIFA理事の逮捕

総会の前に、様々な汚職容疑に直面し、FIFAに関連した何人かの理事がチューリヒで逮捕され、アメリカに引き渡されると見られていた[1][2][3]

2015年の会長選挙

FIFA会長の資格をもっている、2人の立候補者である、ゼップ・ブラッターとアリ王子が必要な指名を受け取った[4]。フランス人であるジェローム・シャンパーニュも立候補を宣言したものの、2015年2月に必要だった5つのサッカー協会の推薦を受けることができなかった[5]。 また、ルイス・フィーゴとマイケル・ファンプラークの2人はは会長選挙の前に選挙戦から撤退した[6][7]アジアサッカー連盟は、この会長選挙を延期することについては、どのような動きでも反対した上で、ブラッター会長の為のサポートを繰り返し表明した[8][9]

第1ラウンドは133票を受け取っているブラッターとアリ・フセインの73票といずれも当選に必要な3分の2の過半数を取ることができなかった。FIFA規則では、第2ラウンドでは2人の候補者が、過半数をとったほうが当選することになっていたが、その第2ラウンドの前に、アリ・フセインが、撤退したため、現職のブラッター会長が勝利した[10][11]

投票結果

第65次FIFA総会
2015年5月29日 – スイス・チューリヒ
候補者 ラウンド1 ラウンド2
スイスの旗 ゼップ・ブラッター 133 勝者
ヨルダンの旗 アリ・ビン・フセイン 73 撤退

ブラッター辞任

2015年6月2日にチューリヒにあるFIFAの本部にて、突如ブラッター会長が辞意を表明し、FIFAの総会が行われ、後継者が選ばれるまで、会長の座にとどまると発表した[12][13]。再選から4日後の出来事だった。総会は2015年12月から2016年3月の間に開催されることになっている。

その後、2015年7月20日にFIFAの理事会が行われ、この場で総会の日程が決定され[14]、2016年2月26日に臨時総会が行われることになった。

イスラエルとパレスチナの衝突

総会のその前の提案は、イスラエルサッカー協会をFIFAに処分させるパレスチナサッカー協会による動議だった。パレスチナサッカー協会は、ガザ地区とヨルダン川の西岸地区の選手の動きを妨げたことを理由にイスラエル側を告発した。総会の間に、PFA会長であるジブリールは、彼の協会が、要求を落としていると発言し、そのうえで2つの協会の代表は、解決策に合意した[15]

デビット・ギル辞任の危機

FA副会長とUEFA理事会の役員を兼務しているデビット・ギルは、セップ・ブラッターがFIFA会長として再選されたことを受け、、汚職スキャンダルによって、身を引かなければ新しく選任されたFIFA副会長とFIFA理事会のメンバーを辞任すると表明した。ブラッターが5回目の再選を勝ち取った時に、ギルは直ちにブラッターに対する抗議のため、自身の役職を就くのを拒絶した。

ギル氏は「ブラッターがポストにとどまっている間、私は単に、どのように変化が世界のサッカーのためにあるであろうかをわかりません」と述べた[16]。しかし、2015年6月2日に、FIFAの会長選挙の4日後、ブラッターが辞任を発表し、ジルが、彼の役職について「再考すること」を表明した[17]

爆弾騒ぎ

スイスの警察は、総会が行われていた2日目の、11時(現地時間)に爆弾騒ぎは起こった。部屋が確認される間、人々は建物の中から締め出された。ジェローム・シャンパーニュ書記長によって発表された声明によれば、「爆弾騒ぎと受け取られて、念のため、スイス当局が敷地を捜索しました」とした上で「異常はないということで、総会を続行する」としている[18][19]

脚注

  1. “Fifa corruption charges: six senior officials arrested – live updates”. The Guardian. (2015年5月26日). http://www.theguardian.com/football/live/2015/may/27/fifa-officials-arrested-on-corruption-charges-live 2015年5月26日閲覧。
  2. FIFA Officials Are Arrested on Corruption Charges; Sepp Blatter Isn’t Among Them”. New York Times (2015年5月27日). 2015年5月27日閲覧。
  3. Fifa corruption inquiries: Officials arrested in Zurich”. BBC News (2015年5月27日). 2015年5月27日閲覧。
  4. Sepp Blatter joins FIFA election race without naming nominees”. Associated Press (2015年1月29日). 2015年3月18日閲覧。
  5. Jérôme Champagne withdraws from Fifa presidential race”. FIFA.com (2015年2月2日). 2015年3月18日閲覧。
  6. Figo: Sepp Blatter's rival pulls out of Fifa election”. BBC News (2015年5月21日). 2015年5月27日閲覧。
  7. Luis Figo pulls out of Fifa presidential race to leave two-horse race”. Guardian (2015年5月21日). 2015年5月27日閲覧。
  8. AFC opposes any move to delay FIFA elections - AFC”. the-afc.com. 2015年5月28日閲覧。
  9. http://www.espnfc.us/afc-asian-cup/2243/video/2234694
  10. Gibson, Owen (2015年5月29日). Sepp Blatter re-elected as Fifa president for fifth term”. theguardian.com. 2015年5月29日閲覧。
  11. Robinson, Joshua (2015年5月29日). FIFA President Sepp Blatter Wins Fifth Term After Challenger Concedes”. wsj.com. 2015年5月29日閲覧。
  12. FIFA President to lay down his mandate at extraordinary elective Congress”. FIFA (2015年6月2日). 2015年6月2日閲覧。
  13. Fifa: Sepp Blatter to quit as president amid corruption scandal”. BBC (2015年6月2日). 2015年6月2日閲覧。
  14. Extraordinary FIFA Executive Committee Meeting set for 20 July 2015”. FIFA.com (2015年6月11日). 2015年6月25日閲覧。
  15. Fifa congress: Palestinian FA drops bid to have Israel suspended”. BBC (2015年5月29日). 2015年5月29日閲覧。
  16. De Menezes, Jack (2015年5月30日). “David Gill rejects Fifa vice-president role after Sepp Blatter wins election because of the 'terribly damaging events' under his reign”. The Independent. http://www.independent.co.uk/sport/football/international/david-gill-rejects-fifa-vicepresident-role-after-sepp-blatter-wins-election-because-of-the-terribly-damaging-events-under-his-reign-10286215.html 2015年5月30日閲覧。
  17. David Gill statement on news of FIFA presidency”. The Football Association (The FA). 2015年6月2日閲覧。
  18. Bomb threat at FIFA Congress confirmed by Zurich police”. ESPN FC (2015年5月29日). 2015年5月29日閲覧。
  19. Fifa bomb threat: Swiss authorities confirm a bomb threat has been made at the Fifa Congress”. The Independent (2015年5月29日). 2015年5月29日閲覧。

外部リンク

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