肝移植
肝移植(かんいしょく、英: Liver transplantation)は、肝臓の移植手術のこと。肝臓移植(かんぞういしょく)とも言われる。
| 肝移植 | |
|---|---|
| 概要 | |
| 診療科 | 肝臓学 |
| 分類および外部参照情報 | |
| Patient UK | 肝移植 |
歴史
世界で初めての施行は、1963年に米国コロラド大学のトーマス・スターツルによって死体肝移植が施行された。1988年にブラジルサンパウロ大学のSilvano Raiaによって初めて生体肝移植手術が施行され、その後、英国ケンブリッジ大学のRoy Yorke Calneによって移植後の拒絶反応に対しての免疫抑制としてシクロスポリン施行が導入され成績が向上してきた。
日本においては世界での動きに続き、1964年に千葉大学の中山恒明によって、先天性胆道閉鎖症の症例に対して、脳死児からの死体肝移植が行われた報告が最初とされ、1989年に島根大学の永末直文によって、先天性胆道閉鎖症の症例に、初めての生体肝移植手術が行われた。
適応
適応疾患としては一般的に以下がある。日本における保険適応疾患は以下の通り。
- 先天性胆道閉鎖症(胆道閉鎖症)
- 進行性肝内胆汁鬱滞症(原発性胆汁性胆管炎・原発性硬化性胆管炎)
- アラジール症候群
- バッド・キアリ症候群
- 先天性代謝性肝疾患(ウィルソン病・シトルリン血症・家族性アミロイドポリニューロパチー等)
- 多発嚢胞肝
- カロリ病
- 劇症肝炎
- 肝硬変(非代償期)
適合
腎移植と異なり、HLA適合は絶対条件ではない。基本的にABO血液型一致・適合が条件とされているが、血液型不適合間での移植も行われる。
脳死肝移植の移植待機順番基準においては、1.生命予後 2.血液型一致 3.年齢(18歳未満を優先加点)を基本条件として点数化している。
手術
術後
ドナー
日本においてのドナーの術後成績は極めて良好である。
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