行書体
行書体(ぎょうしょたい)とは、
- 漢字の書体の一つ。楷書が一画一画をきちんと書いているのに対し、行書体ではいくらかの続け書きが見られる。しかし、草書のように、楷書と大幅に字形が異なるということはないために、楷書を知っていればある程度読むことは可能である。
- 水墨画における画法の一つ。楷書体と草書体の中間的な技法である。

清朝 王鴻緒の行書
代表作
詩歌の巻頭言の草稿として王羲之が著した『蘭亭序』や、北周の詩を清書した褚遂良の『枯樹賦』、内乱で惨殺された甥の祭礼に備えて書いた顔真卿の『祭姪文稿』などが代表的な書作品である。空海と最澄が交わした行書書簡、『風信帖』と『久隔帖』はともに国宝である。
現代教育

行書体(清司左)と楷書体
現代日本では、行書は日常的な筆記体として広く通用している。教育の場では中学国語の書写分野で行書の毛筆・硬筆が取り上げられ、筆順の逆転や連綿、省略法など楷書との違いを学ぶ。
関連項目
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