許斐山
許斐山(このみやま)は、福岡県宗像市王丸と福津市八並にまたがる山である。標高271m。山頂一帯には宗像氏の一族許斐氏の居城である許斐山城があった。
| 許斐山 | |
|---|---|
![]() 許斐山 | |
| 標高 | 271 m |
| 所在地 |
福岡県宗像市・福津市 |
| 位置 | 北緯33度46分34.7秒 東経130度32分21.6秒 |
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宗像テレビ・FM中継局
山頂には、NHK福岡放送局と福岡県の民放テレビ5局及びFM FUKUOKAの中継局が設置されている。旧宗像郡地域はもちろんのこと、古賀市・新宮町もカバーしている。
住所
- 福岡県宗像市王丸字許斐国有林119番地う林小班
- 福岡県福津市八並字許斐山733番1号
宗像地区の特殊事情
宗像市は、福岡市と北九州市の中間に位置しており、旧市部では、福岡タワー・皿倉山にある八幡テレビ・FM放送所両方からの電波が届いている。しかし、ともに送信所からの距離が離れていることもあり電波が弱くなっている上、アナログVHF帯では互いの送信チャンネルが近接して(6chに至ってはNHK同士で重なって)いることもあり、混信による障害が発生するケースもあった。
このため、1970年代後半に、この山に中継局が設けられた。宗像も福岡都市圏の淵部となっているためNHKは福岡局の中継局だが、関門都市圏(北九州都市圏)でもあるため民放は八幡局からの電波を変換して再送信している。
また、2007年9月1日開始の地上デジタルテレビジョン放送においては、県内のどの局とも異なる物理チャンネル設定となっている。これは、先述の地理的要因により、デジタル固有の受信障害が発生する恐れがあるためである。福岡県内の物理チャンネルパターンは、「福岡エリア」(福岡局・糸島局)、「北九州・筑豊エリア」(北九州局・行橋局)、「筑後エリア」(久留米局・大牟田局)、そして「宗像エリア」の4パターンが存在することになる。
地上デジタルテレビジョン放送送信設備
チャンネルの配列順は、EPGでは大元のデータを東京で一括して制作している関係上「NHK総合→NHKEテレ(教育)→民放ID順」となっているが、デジタルテレビ放送受信機における選局順は、下記の表に掲げたような実際のリモコンキーID順である。
- 理由としては、親局のアナログ1chが民放(福岡ではKBC)であり、そのような地域は全て当該民放がリモコンキーID「1」を選択していることが挙げられる。この場合、NHK総合は「3」となっている。福岡県以外では中京広域圏(愛知県・岐阜県・三重県)、北海道、青森県、宮城県、富山県、鳥取県(+島根県)、徳島県および鹿児島県が該当する。なお、アナログ1chがNHKEテレである山口県と長崎県、アナログ2chがNHK総合である近畿広域圏(大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県)と長野県と沖縄県はNHK総合がリモコンキーID「1」となっている。
| リモコンキーID | 放送局名 | 物理チャンネル(ch) | 空中線電力 | 実効輻射電力 | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | KBC九州朝日放送[1] | 23 | 21W | 105W | 福岡県 | 103,402世帯[2] |
| 2 | NHK福岡教育[3] | 22 | 100W | 全国 | ||
| 3 | NHK福岡総合[4] | 35 | 140W | 福岡県西部 | ||
| 4 | RKB毎日放送[5] | 24 | 100W | 福岡県 | ||
| 5 | FBS福岡放送[6] | 20 | ||||
| 7 | TVQ九州放送[7] | 26 | ||||
| 8 | TNCテレビ西日本[8] | 18 | ||||
| 地上D248ch | RKB Gガイド | 24 |
- 備考
- 全局中継局。NHKとTVQは福岡タワー局と物理チャンネルが同一である。2007年9月1日放送開始。
- UHFアンテナは13ch - 52ch用または13ch - 44ch(ローバンド)用での受信となるため、アナログテレビを受信するためのアンテナでは受信できないことがある。その場合は、13ch - 52ch対応のUHFアンテナか13ch - 44ch対応のUHF(ローバンド)用アンテナと地デジ対応ブースター等を取り替える必要がある。
- 地上デジタル248chは、Gガイドで放送されている番組表データを放送しているチャンネルである。物理チャンネル24chのRKBの放送波で送信されているが、受信機の選局順ではTNC(地上デジタル081ch及び同082ch)の後になっている。このチャンネルに合わせると、「このチャンネルはGガイドデータ配信用チャンネルであり、映像放送を行っているチャンネルに変更するように」という旨の表示がなされる。サービス開始は宗像局開局前であるため、試験放送の段階から利用可能だが、受信機が地デジGガイド受信に対応している必要がある。
- なお、配信されている番組表は上記表に掲げた福岡県の放送局の分のみである。
- 出力はアナログに換算すると210Wに相当。周辺アナログ中継局の統合(津屋崎中継局がデジタル化で廃止)も兼ねており、実質7倍に増力されたことになる。
- KBCについては、2013年9月2日(放送開始時刻については不明)から同年12月9日にかけて、16chから23chに変更。また同年10月になってから、16chの出力を下げている模様(アンテナレベルの低下で確認)[9]。
- NHK総合に関しては、韓国波による電波障害対策のチャンネル変更で、2018年7月23日から同年10月22日にかけて、28chから35chに変更[10]。
脚注
- 九州朝日放送宗像中継局・無線局免許状 - 総務省
- 宗像デジタルテレビ中継局の概要 (PDF, 総務省)
- NHK福岡放送局教育テレビ宗像中継局・無線局免許状 - 総務省
- NHK福岡放送局総合テレビ宗像中継局・無線局免許状 - 総務省
- RKB毎日放送宗像中継局・無線局免許状 - 総務省
- 福岡放送宗像中継局・無線局免許状 - 総務省
- TVQ九州放送宗像中継局・無線局免許状 - 総務省
- テレビ西日本宗像中継局・無線局免許状 - 総務省
- 宗像テレビ中継局のチャンネル変更について-平成25年9月からチャンネル変更予定- - 総務省九州総合通信局(2013年7月25日付報道資料)
- 宗像テレビ中継局(福岡県福津市)の放送エリア内受信環境が改善します-平成30年7月23日から新チャンネルで放送を開始- - 総務省九州総合通信局(2018年6月22日付報道資料)
- エフエム福岡宗像中継局・無線局免許状 - 総務省
- 日本民間放送連盟『日本放送年鑑 昭和55年度』洋文社、1980年、510頁。
- 福岡放送30年史編纂委員会/編 『福岡放送30年史』 福岡放送、1999年、200頁。
- 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'76』日本放送出版協会、1976年、335頁。
- NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、810頁。
- アナログ周波数変更対策一覧(平成18年10月15日現在)(総務省九州総合通信局)
関連項目
福岡県内の主要放送送信所
- 福岡タワー(一部FM親局・地上デジタル放送の福岡地区基幹送信所)
- 鴻巣山(FM福岡親局送信所)
- 八幡テレビ・FM放送所(皿倉山にある北九州・山口西部地区の基幹送信所)
- 久留米・鳥栖テレビ・FM放送所(九千部山にある筑後北部・佐賀南東部地域の基幹送信所)
- 大牟田テレビ・FM中継局(甘木山にある筑後南部・佐賀南西部地域の基幹送信所)
- 行橋テレビ・FM中継局(京築地域・大分北西部地域の基幹送信所)
- 許斐氏宗像氏の庶家で許斐山に城を構えていた。

