豊かの海
豊かの海(ゆたかのうみ)は、月の東半球に位置する月の海の一つであり、月の表側にある。豊かの海は先ネクタリス代に作られた盆地であり、後期インブリウム代の地層が表面を覆っている。表面の地層は危難の海や静かの海よりも薄い。豊かの海の周囲は、神酒の海、静かの海、危難の海と共通のネクタリス代の地層に囲まれている。豊かの海の西側は神酒の海と接しており、境界にはピレネー山脈が走っている。豊かの海の東端にはラングレヌスがある。
| 豊かの海 | |
|---|---|
![]() 豊かの海の位置 | |
| ラテン名 | Mare Fecunditatis |
| 英語名 | Sea of Fertility |
| 直径 | 909 km |
| 面積 | 326,000 km2 |
| 月面座標 | 南緯7.8度 東経51.3度 |
| 月面緯度 | 南緯7.8° |
| 月面経度 | 東経51.3° |
三島由紀夫の最晩期の四部作「豊饒の海」は、これが由来である(近年では「豊かの海」と訳されることが多いが、三島がこの題を付した当時は「豊饒の海」と訳されていた[1])。
参考文献
- 三島由紀夫『決定版 三島由紀夫全集35巻 評論10』新潮社、2003年10月。ISBN 978-4106425752。
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