赤平駅

赤平駅(あかびらえき)は、北海道赤平市泉町1丁目[1]にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線である。駅番号T23事務管理コードは▲130402[3]。かつては急行「狩勝」の停車駅だった。

赤平駅
駅舎(2018年7月)
あかびら
Akabira
T22 東滝川 (6.5 km)
(3.5 km) 茂尻 T24
地図
所在地 北海道赤平市泉町1丁目1番地[1]
北緯43度33分18.57秒 東経142度2分55.2秒
駅番号 T23
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線
キロ程 13.7 km(滝川起点)
電報略号 アラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
64人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1913年大正2年)11月10日[2]
備考 簡易委託駅

歴史

1977年の赤平駅と周囲約1.5km範囲。右下が富良野方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

空知炭山北側に位置する赤平は芦別と共に豊富な石炭鉱脈があることが知られ、早くから大小の企業による試掘や採掘が行なわれて来た。その中で赤平3山と呼ばれてきたのが、昭和電工の豊里、北炭の赤間、住友の赤平の各炭鉱で、当駅西側に豊里、中央及び空知川対岸に北炭赤間、当駅東側に住友赤平と市街を3分していた。いずれも駅裏山側に大きなズリ山を有し、赤平は3つのズリ山が特徴となっていた程である。 昭和30年代後半の最盛期には、これら3つの積込専用線から毎日200両近い石炭車が当駅へ吐き出され、長大貨物列車となって全国へと向かっていった。昭和40年代になり、エネルギー転換政策によって他の産炭地同様に炭鉱が閉山に追い込まれると、当駅の貨物取り扱いは殆ど無くなった。

年表

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する地上駅。ホームの移動は跨線橋を使う。駅舎は「赤平市交流センターみらい」との合築となっている[5][6]。駅舎から見て反対側には、貨物側線、照明灯、信号機が残されているが、2022年12月現在は使用されていない[6]

滝川駅が管理し、赤平市が駅業務を受託する簡易委託駅(土日祝休業)。乗車券は当駅発の道内在来線各駅まで、特急券・指定券は道内在来線に限り発売する。

のりば

番線路線方向行先備考
1 根室本線 下り 富良野方面  
上り 滝川方面  
2 上り 滝川方面 列車交換時のみ
3 - (臨時ホーム)

貨物取扱

かつて、駅南東に住友石炭鉱業赤平鉱業所があり、この工場へ至る専用線が駅から分岐していた。専用線上には、石炭貨車に積み込むためのホッパーが設置されていた。工場の閉鎖に伴い1989年(平成元年)に専用線が廃止されると、当駅の貨物列車発着はなくなり、駅の登録も抹消された。最終期の1988年(昭和63年)3月時点では、石炭は滝川駅東室蘭駅へ輸送されていた。

また、1960年(昭和35年)度には貨物発送量が梅田駅を抜き日本一であった[7]

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
2013年(平成25年) 56,512 (154.8) [8]
2014年(平成26年) 52,833 (144.7)
2015年(平成27年) 50,130 (137.0)
2016年(平成28年) 38,860 (106.5) 135.4 [8][JR北 1]
2017年(平成29年) 36,636 (100.4) 122.8 [8][JR北 2]
2018年(平成30年) 28,433 (77.9) 110.4 [9][JR北 3]
2019年(令和元年) 28,436 (77.7) 103.4 [9][JR北 4]
2020年(令和02年) 23,196 (63.6) 91.2 [10][JR北 5]
2021年(令和03年) 85.2 [JR北 6]
2022年(令和04年) 78.4 [JR北 7]

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
東滝川駅 (T22) - *幌岡信号場 - 赤平駅 (T23) - 茂尻駅 (T24)
*打消線は廃止信号場

脚注

出典

  1. 赤平駅・芦別駅の窓口営業変更について (PDF). 北海度旅客鉄道株式会社 (2016年2月19日). 2016年2月24日閲覧。
  2. 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、873頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
  3. 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、231頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年7月21日閲覧
  4. 「国鉄、あすから道内41駅で業務合理化」『日本経済新聞日本経済新聞社、1984年3月30日、地方経済面/北海道、1面。
  5. 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、184頁。ISBN 4-88283-121-X。
  6. 『鉄道ジャーナル』通巻678号 13頁
  7. 赤平市史 平成13年発行 P581-582。取扱量ではなく発送量。2位の梅田駅162万tに対し赤平駅178万t。ちなみに昭和34年度は梅田駅に次ぐ2位。昭和36年度は浜川崎、氷川駅に次いで3位。また現在までの赤平駅の最大発送量は昭和38年度の232万t。
  8. 第12編 運輸・通信.pdf(78KB) (PDF). 平成29年度版赤平市統計書. 赤平市. p. 87 (2017年). 2018年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月29日閲覧。
  9. 第12編 運輸・通信.pdf(78KB) (PDF). 令和元年度版赤平市統計書. 赤平市. p. 87 (2019年). 2020年8月26日閲覧。
  10. 第12編 運輸・通信.pdf(78KB) (PDF). 令和2年度版赤平市統計書. 赤平市. p. 87 (2020年). 2021年9月25日閲覧。
  11. 赤平駅前 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月4日閲覧。

JR北海道

  1. 駅別乗車人員(2016) (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道株式会社. p. 2 (2017年12月8日). 2018年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月17日閲覧。
  2. 根室線(滝川・富良野間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。 オリジナルの2018年8月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818043812/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/06.pdf2018年8月18日閲覧
  3. 根室線(滝川・富良野間) (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  4. 根室線(滝川・富良野間) (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  5. 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  6. 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  7. 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク

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