飛行禁止空域
概説
「飛行禁止空域」では原則、一切の飛行が禁止されている。比較される概念は「飛行制限空域」でこちらは条件つきで飛行可能な場合がある。
このような空域は、通常は軍事的文脈で出現する。
いくつかの意図で設定される。
ひとつは航空機で攻撃される可能性を普段から抑えておき、敵機を浮き彫りにするためである。アメリカの首都ワシントンDCにはテロ攻撃防止のために「防空識別圏」という名称で設定されている。アメリカでは911の連続テロ攻撃のあとに設定された。
戦争状態に入った国では、敵機を敵機だと明確化させるために設定することがある。この空域設定を知っている自国の航空機はこの空域を飛んでいるはずがないので、もしこの空域をわざわざ飛んでいる航空機があれば大抵は敵の航空機であり、対空兵器などを用いて撃墜などの措置がとりやすいからである。この空域を設定し自国の航空機のパイロットにだけ周知徹底しておけば自国の航空機はこの空域を避けて飛んでくれ、敵機だけが浮き彫りになるのである。
もともと軍用航空機のほうは飛行する空域に民間の旅客機が入り誤って撃墜される事態を防ぐ目的で定められることもある。
行政また民生上の飛行禁止区域
非軍事的な文脈における航空行政上の飛行禁止空域は、各国の国内法令等により多種多様に設定される。
脚注
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