5 ワールドトレードセンター

5 ワールドトレードセンター(英語: Five World Trade Center, 5 WTC)は、ワールドトレードセンター(WTC)跡地に建設予定の超高層ビル。所在地の「リバティ通り130号」にちなみ130 リバティ・ストリート(130 Liberty Street)ともいう。

5 World Trade Center
130 Liberty Street
概要
現状 建設中[1]
用途 オフィス、住居
所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区リバティ通り130号
座標 北緯40度42分37秒 西経74度0分46秒
着工 2011年9月9日
完成予定 2028年
高さ
屋上 900 ft (270 m)[2]
技術的詳細
階数 80階
床面積 1,560,000 square feet (145,000 m2)
設計・建設
建築家 コーン・ペダーセン・フォックス
開発業者 ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社

概要

設計はコーン・ペダーセン・フォックスの手で進められている。当初の計画では226m[3]、42階建てで、建物の一部がカンチレバーで隣地(聖ニコラス聖堂)の上空へせり出すようになっていた。当初はニューヨーク・ニュージャージー港湾公社と契約を結んだJPモルガン・チェースが本社ビルとして建設する計画であったが、2008年にベアー・スターンズを買収したことから、不透明になった。港湾公社は1 WTCから4 WTCまでで十分なオフィス面積が確保できているとして、一時は5 WTCの建設をキャンセルすることも検討した。

この場所はもとはWTCの南に隣接した土地でありWTCの敷地外で、1974年に40階建ての超高層ビル「バンカーズ・トラスト・プラザ」が建設された。1998年、ドイツ銀行によるバンカーズ・トラストの買収で「ドイツ銀行ビル」となったが、真正面の2 WTCがテロ事件で崩壊した際、前面に24階分の高さの傷跡ができロビーは全壊した。その後使われないまま残っていたが、WTCの新たな一部としての再開発が決まり、2004年に全壊と認定され、2007年から取り壊された。

2011年2月にこのビルの取り壊しが完了した後、テロ10周年の2011年9月に 5 WTCは着工されたものの、その後は整地作業が終了した段階で中断し、一時的に駐車場となっている。

2021年2月、WTCを所有・開発するシルバースタイン・プロパティーズとブルックフィールド・プロパティーズは新たな設計案を発表している。設計は当初案と同じくコーン・ペダーセン・フォックスで、270mで80階建てのビルのうち、69階分が1,325世帯分の住宅となり、その25パーセントは手ごろな価格の恒久的住宅となる予定である。地上に近い階は商業施設、公共施設、オフィスなどとして使われる。建設開始は2023年、竣工は2028年を予定している[2]。

脚注

  1. “World Trade Center South Bathtub / Vehicular Security Center”. 2013年5月12日閲覧。
  2. “Five World Trade Center's 900-Foot-Tall Redesign by Kohn Pedersen Fox Revealed, in Manhattan's Financial District” (英語). New York YIMBY (2021年2月13日). 2021年4月23日閲覧。
  3. Appelbaum, Alec (2007年6月30日). “Kohn Responds to WTC5 Criticisms”. Architectural Record. 2011年9月15日閲覧。

関連項目

外部リンク

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