A.J.エリス

A.J.エリスA.J. Ellis、本名:アンドリュー・ジェームズ・エリスAndrew James Ellis, 1981年4月9日 - )は、 アメリカ合衆国ミズーリ州ケープジラード郡ケープジラード出身の元プロ野球選手捕手)。右投右打。現在は、MLBサンディエゴ・パドレスの球団職員。

A.J.エリス
A.J. Ellis
サンディエゴ・パドレス時代
(2018年5月21日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミズーリ州ケープジラード郡ケープジラード
生年月日 (1981-04-09) 1981年4月9日(43歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
230 lb =約104.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2003年 MLBドラフト18巡目
初出場 2008年9月15日
最終出場 2018年9月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

愛称はダッドDad[1]

経歴

プロ入りとドジャース時代

ロサンゼルス・ドジャース時代
(2016年5月29日)

2003年MLBドラフト18巡目(全体541位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。

2008年9月15日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビューを果たした。

2009年は8試合に出場して、タイムリーヒットとなるメジャー初安打と初打点を記録。

2010年は過去2年から一気に出場機会を増やし、44試合で打率.278をマークした。守備面では、失策こそ1個だけだったが、守備防御点は - 2だった。

2011年、前年よりは出場機会が減少したが、2年連続で.270台の打率をマークしたほか、メジャー初本塁打を放った。守備面では無失策だったものの、前年に続き守備防御点はマイナスとなった。

2012年に31歳にして初の正捕手となる。監督のドン・マッティングリーはエリスの守備力を高く評価している[2]。同年は規定打席に達し、打率.270 、13本塁打、52打点という打撃成績を記録した。守備面でも守備防御点 +2、自己ベストとなる盗塁阻止率33%を記録し、正捕手起用の期待に応えた。

2013年も引き続き正捕手としてプレーした。打撃面では、それまで3年連続で.270台の打率をキープしていたが、この年は.238と不振だった。一方で、2年連続となる二桁本塁打を放った。守備面では3失策・守備率.997・盗塁阻止率44%と好成績をマーク。また、捕手防御率はメジャー全体で2位となる3.05という数値を記録した[3]

2014年2月1日にドジャースと355万ドルの1年契約を結んだ[4]。開幕ロースター入りしたが、4月6日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で左膝を負傷。4月8日に15日間の故障者リスト入りし、手術を行った[5]。故障の影響もあり、出場試合数は3年ぶりに100未満に終わった。打撃面では不振を極め、打率.191、3本塁打、25打点という成績だった。守備面でも、前年に高かった盗塁阻止率が25%まで低下した。

2015年1月13日に球団と年俸調停を回避し1年契約425万ドルで契約を結んだ[6]。この年は新加入のヤズマニ・グランダルにレギュラーポジションを奪われ、63試合の出場に留まった。

フィリーズ時代

2016年8月25日にカルロス・ルイーズとのトレードで、トミー・バージェンス後日発表選手[7]と共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[8]。オフの11月3日にFAとなった[9]

マーリンズ時代

2016年12月12日にマイアミ・マーリンズと1年250万ドルで契約を結んだ[10]

2017年は51試合に出場して打率.210、6本塁打、14打点を記録した。オフの11月2日にFAとなった[11]

パドレス時代

2018年2月15日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[12]。3月28日にメジャー契約を結んで開幕25人枠入りした[13]。この年は66試合に出場して打率.272、1本塁打、15打点を記録した。

オフの10月29日にFAとなったが、2019年2月11日に引退を表明した。今後はパドレスの球団職員(特別補佐)として活動する[14]

選手としての特徴

打撃面では長打力が持ち味[3]であり、2012年からは2年連続で二桁本塁打を放っている。一方、好不調の波が大きい[3]。選球眼は優れている。走力は低く、メジャーデビューから2015年までの8シーズンで盗塁を1つも決めていなかった。

守備面では、コミュニケーションをよく取り、試合中で球種の調子を見極める能力にも長けている[3]。2014年までにサイヤング賞を3度獲得したエース・クレイトン・カーショウとは相性が非常によく、その日のカーショウの球種を見極め、速球が良くない試合では変化球の割合を増やす巧みなリードを見せる[3]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2008 LAD 4331000000000000020.000.000.000.000
2009 810100100011000000010.100.100.100.200
2010 44128108630500351600411411185.278.363.324.687
2011 3110385823112321101101403162.271.392.376.769
2012 13350542344114201131755200646511710717.270.373.414.786
2013 11544839043931711014252024645137811.238.318.364.682
2014 9334728321549037225003453545715.191.323.254.577
2015 632171812443907732100303211384.238.355.403.758
2016 53161139827501351311311622245.194.285.252.537
PHI 113532310301169100030070.313.371.500.871
'16計 641961711137802512221311922315.216.301.298.599
2017 MIA 511631431730506531400201206296.210.298.371.669
2018 SD 661831511941801521500322611372.272.378.344.722
MLB:11年 6722303194819446682344686229242918280222841467.239.340.352.693

年度別守備成績



捕手(C)左翼(LF)


































2008 LAD 371001.0000000-----
2009 7362001.0000110.000-
2010 432632114.9961362610.278-
2011 2916711021.000215114.267-
2012 131100787612.995111107436.327-
2013 1138557338.9976633528.444-
2014 927376844.9952644816.250-
2015 6251549031.0003402218.450-
2016 463802812.998232239.281-
PHI 11675011.0001972.222-
'16計 574473313.9983413011.268-
2017 MIA 3926726021.000315105.333-
2018 SD 443212212.9973433013.30210000----
MLB 62046223931640.99734428287141.32910000----
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 49(2008年 - 2009年)
  • 17(2010年 - 2016年途中、2017年 - 2018年)
  • 34(2016年途中 - 同年終了)

脚注

  1. Breakdown of Marlins' Players Weekend names MiLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月27日閲覧
  2. A.J. Ellis impressing Mattingly with defense (英語). MLB.com (2012年6月17日). 2016年10月18日閲覧。
  3. 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014』廣済堂出版、2014年、417頁。ISBN 978-4-331-51809-0。
  4. Ken Gurnick (2014年2月1日). Dodgers avoid arbitration with catcher Ellis (英語). MLB.com. 2016年10月18日閲覧。
  5. "Dodgers place A.J. Ellis on the 15-day disabled list, recall Tim Federowicz" (Press release) (英語). MLB.com (Los Angeles Dodgers). 8 April 2014. 2014年4月9日閲覧
  6. Ellis avoids arbitration, signs for $4.25 million MLB.com (2015年1月14日) 2015年1月27日閲覧
  7. 9月15日にジョーイ・カーレッタに決定した
  8. Jon Weisman (2016年8月25日). A.J. Ellis heads to Phillies in Carlos Ruiz trade”. Dodgers.com. 2016年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月29日閲覧。
  9. MLB公式プロフィール参照。2016年12月13日閲覧。
  10. Joe Frisaro (2016年12月12日). Marlins announce deals with Locke, Ellis, McGowan (英語). MLB.com. 2016年12月13日閲覧。
  11. Key free agents for all 30 MLB teams MLB.com (英語) (2017年11月5日) 2017年12月27日閲覧
  12. AJ Cassavell (2018年2月15日). Ellis reaches Minors deal with Padres (英語). MLB.com. 2018年5月14日閲覧。
  13. Padres' A.J. Ellis: Contract purchased by Padres (英語). CBS Sports (2018年3月29日). 2018年5月14日閲覧。
  14. AJ Cassavell (2019年2月11日). A.J. Ellis joins Padres as special assistant (英語). MLB.com. 2019年2月15日閲覧。

関連項目

外部リンク

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