JSLカップ

JSLカップ選手権大会(じぇいえすえるカップせんしゅけんたいかい)とは、日本サッカーリーグ(JSL)に参加する1部2部の全チームが参加したリーグカップ

JSLカップ
開始年 1976年
終了年 1991年
加盟国 日本の旗 日本

概要

JSLには2部までが設定されていたが、JSLカップではリーグカップの形態を正しく反映して2部までの全てのチームの参加を認めていた(Jリーグカップでは2部以下のチームの出場が見合わせられた期間が存在する)。

主にリーグ戦開幕前の春または夏に行われた。特に1985年以降は新チーム編成で最初の公式戦であり、リーグ優勝の行方を占う前哨戦的な要素があった。

1993年からJリーグが始まると、リーグカップの形態はJリーグカップに継承された。

歴史

スペシャル・カップ

1973年のワールドカップ西ドイツ大会予選を前に4月8日から5月14日にかけて行われた。同予選に出場する日本代表メンバーを除く日本リーグ1部所属10チームが出場した。

東西5チームずつによる予選リーグを勝ち抜いた各2チームが国立西が丘サッカー場での準決勝に進んだ。同会場での決勝は藤和ヤンマーによる東西の予選1位同士の対戦となり、1対1のまま延長でも決着がつかず2チーム優勝となった。

JSLカップ

1973年に開催されたスペシャル・カップを参考に、日本代表の国際大会などで日本リーグの日程が開いてしまう期間に開催する大会として1976年に新設された。1979年の第4回大会からは予選リーグが廃止され、ノックアウト方式へと移行した。優勝チームには強化費とJSLカップ、日本サッカー協会杯、中日トロフィーならびに選手には金メダルが授与された。なお準優勝チームには強化費(3位チームにも)と中日トロフィーならびに銀メダルが授与された。

中日新聞社中部日本放送がスポンサーということもあり準決勝および決勝は名古屋の瑞穂球技場やその近辺で開催されることが多く、夏の名古屋という猛暑の中での連戦はコンディション調整との戦いでもあった。

結果

年度優勝結果準優勝ベスト4
特別杯1973年藤和不動産
ヤンマー
1 - 1[1] 三菱重工新日鐵
11976年日立製作所1 - 0永大産業古河電工三菱重工
21977年古河電工4 - 0ヤンマーフジタ工業本田技研
31978年三菱重工2 - 1フジタ工業読売クラブ新日鐵
41979年読売クラブ3 - 2古河電工富士通三菱重工
51980年日本鋼管3 - 1日立製作所帝人日産自動車
61981年三菱重工
東芝
4 - 4[1]フジタ工業古河電工
71982年古河電工3 - 2ヤンマー日本鋼管ヤマハ
81983年ヤンマー1 - 0日産自動車フジタ工業日本鋼管
91984年ヤンマー3 - 0東芝日立製作所本田技研
101985年読売クラブ2 - 0日産自動車本田技研古河電工
111986年古河電工4 - 0日産自動車本田技研ヤンマー
121987年日本鋼管3 - 0住友金属本田技研全日空
131988年日産自動車3 - 0東芝三菱重工ヤンマー
141989年日産自動車1 - 0ヤマハフジタ工業読売クラブ
151990年日産自動車3 - 1古河電工全日空本田技研
161991年読売クラブ4 - 3本田技研日産自動車マツダ

クラブ別成績

クラブ名優勝年度準優勝年度
日産自動車331988,1989,19901983,1985,1986
ヤンマー321973,1983,19841977,1982
古河電工321977,1982,19861979,1990
読売クラブ301979,1985,1991
三菱重工201978,1981
日本鋼管201980,1987
東芝1219811984,1988
フジタ工業1119731978
日立製作所1119761980
永大産業011976
住友金属011987
ヤマハ011989
本田技研011991

脚注

  1. 両チーム優勝。

関連項目

外部リンク

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