LMS 8F形蒸気機関車
LMS 8F形蒸気機関車(LMS 8Fがたじょうききかんしゃ)は、イギリスのロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)が導入した蒸気機関車の1形式である。ウィリアム・スタニアが設計した車輪配置 2-8-0(1D)の大型貨物用機関車で、1935年から1946年までに852両が製造された。
| LMS 8F形蒸気機関車 | |
|---|---|
![]() 1968年7月下旬、ロストックホールのスタニアー8F 48476号機関車 | |
| 基本情報 | |
| 運用者 |
ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道 イギリス国鉄 |
| 設計者 | ウィリアム・スタニア |
| 製造所 |
LMS クルー、ホーウィック工場 バルカン・ファウンドリー ノース・ブリティッシュ・ロコモティブ LNER ダーリントン、ドンカスター工場 GWR スウィンドン工場 SR ブライトン、イースティフ、アシュフォード工場 ベイヤー・ピーコック |
| 製造年 | 1935年 - 1946年 |
| 製造数 | 852両 |
| 運用終了 | 1968年 |
| 主要諸元 | |
| 軸配置 | 2-8-0(1D) |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 長さ | 19.22 m |
| 機関車重量 | 73.26 t |
| 先輪径 | 1,003 mm |
| 動輪径 | 1,435 mm |
| シリンダ数 | 2気筒 |
| シリンダ (直径×行程) | 470 mm × 711 mm |
| ボイラー圧力 | 1.55 MPa |
| 燃料 | 石炭 |
| 燃料搭載量 | 9.1 t |
| 水タンク容量 | 18,000 l |
| 引張力 | 144.3 kN |
概要
LMSではミッドランド鉄道時代からのスモールエンジンポリシーを引き継いだために、貨物の取扱量の増大に対処できずに苦しんでいた。当時のLMSは、出力では見劣りのするLMS ガラット級蒸気機関車と7F形を2両、補機に増結して対応した。
8Fの設計には、5形(ブラックファイブ)の2シリンダー配置が組み込まれている。最初は出力区分7Fに分類されていたが、後に8Fに変更された。イギリス陸軍省は、208両の8F形をベイヤー・ピーコックとバルカン・ファウンドリーに製造させ、さらに51両を徴収した。
第二次世界大戦の勃発時に、本形式は、第一次世界大戦におけるGCR 8K形蒸気機関車の役割をなぞる形で、国の標準貨物用機関車に選ばれた。
陸軍省向けの8F形の生産は、安価なWD オーステリティ級蒸気機関車が導入された1943年まで続いた。イギリス国内向けの生産は1946年まで続いた。
参考文献
- Cotterell, Paul (1984). The Railways of Palestine and Israel. Tourret Publishing. ISBN 0-905878-04-3
- Hudson, Mike; Atkins, Philip (September 2007). “Locos lost at sea. The all-time definitive record”. The Railway Magazine (IPC Media Ltd) 153 (1277). ISSN 0033-8923.
- Hughes, Hugh (1981). Middle East Railways. Continental Railway Circle. ISBN 0-9503469-7-7
- Hunt, David; Jennison, John; James, Fred; Essery, R.J. (2005). LMS Locomotive Profiles, no. 8 - The Class 8F 2-8-0s. Didcot: Wild Swan. ISBN 1-905184-08-5
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.
