アジアマイルチャレンジ

アジアマイルチャレンジ (Asian Mile Challenge亞洲一哩挑戰賽)は、2005年に創設された上半期のアジア地域における1マイル前後の競馬国際競走シリーズである。

沿革

このシリーズは日本日本中央競馬会(JRA)と香港香港ジョッキークラブ(HKJC)が共同主催提携を結んで、年度上半期に1600メートル距離で争われる香港の「チャンピオンズマイル」と日本の「安田記念」の2競走を対象にアジア各国のマイラーホースに広く参加を呼びかけレベルアップを図る目的で2005年に創設された。

2006年にはオーストラリアメルボルンレーシングクラブアラブ首長国連邦ドバイ)のドバイレーシングクラブが新たに参入し、両国の「フューチュリティステークス」と「ドバイターフ」の2競走が加わった。

2007年にチャンピオンズマイルが国際G1となり、アジアマイルチャレンジを構成する4競走はいずれもが国際GIとなった。またボーナス登録に関するルールが一部見直された(後述)。

2008年、この年は341頭のシリーズ登録があった。

2012年以降休止されている。

シリーズ登録

シリーズ登録とは、アジアマイルチャレンジチャレンジボーナスへ登録することで対象競走の優勝馬関係者に後述のチャレンジボーナスが交付される制度である。ボーナス登録とも呼ばれる。

2006年まではボーナス登録がシリーズ全競走の予備登録を兼ねていたが、2007年は撤廃されて競走ごとに別途予備登録を要することとなった。

2008年のシリーズよりシリーズ登録をしていない馬についても、あとから3回の有料の追加登録の機会が設けられた。さらにふたたびシリーズ登録が各シリーズ構成競走への予備登録を兼ねることになった(ドバイデューティーフリーのみ条件付き)が、2011年にこのシリーズ登録制度は全廃された[1]

シリーズ対象競走

開催国・競走名格付施行競馬場施行コース
第1戦オーストラリアフューチュリティステークス国際Group 1コーフィールド競馬場芝1400m[2]
第2戦UAEドバイターフ国際Group 1メイダン競馬場芝1800m
第3戦香港チャンピオンズマイル国際Group 1沙田競馬場芝1600m
第4戦日本安田記念国際Grade I東京競馬場芝1600m
  • 外国馬の出走可能頭数
    • チャンピオンズマイル 7頭(フルゲート14頭)
    • 安田記念 9頭(同18頭)
  • 主催者は外国馬の関係者に対して旅行費用、宿泊費などを支給する。

ボーナス

2010年度まで

シリーズ4競走のうち2競走以上で優勝した競走馬馬主調教師にはボーナス賞金が交付された。内訳は以下の表のとおり。

勝利数賞金額日本円レート
2勝100万USドル1億1,500万円
3勝200万USドル2億3,000万円
全勝400万USドル4億6,000万円

2011年度

上記のボーナス賞金の交付が撤廃され、4戦中先に2勝した競走馬の馬主に高級車が贈呈され、調教師には管理馬を2か国以上の対象競走に出走し6着以内に入着すると獲得できるポイント[3]のもっとも高い調教師を「優勝者」とし、高級車を贈呈する方式に変更された。

歴代のシリーズ優勝馬

実施年フューチュリティSドバイDFチャンピオンズマイル安田記念ボーナス獲得馬
2005年対象外香港の旗ブリッシュラック日本の旗アサクサデンエン該当馬なし
2006年オーストラリアの旗フィールズオブオマーイギリスの旗デビッドジュニア香港の旗ブリッシュラック香港の旗ブリッシュラック香港の旗ブリッシュラック
2007年オーストラリアの旗アクアダモーレ日本の旗アドマイヤムーン香港の旗エイブルワン日本の旗ダイワメジャー該当馬なし
2008年オーストラリアの旗ニコネロ南アフリカ共和国の旗ジェイペグ香港の旗グッドババ日本の旗ウオッカ該当馬なし
2009年オーストラリアの旗ニコネロアラブ首長国連邦の旗グラディアトラス香港の旗サイトウィナー日本の旗ウオッカ該当馬なし
2010年オーストラリアの旗タイフーントレイシーイギリスの旗アルシェマーリ香港の旗エイブルワン日本の旗ショウワモダン該当馬なし
2011年オーストラリアの旗モアジョイアスイギリスの旗プレスヴィス香港の旗エクステンション日本の旗リアルインパクト(ボーナス制廃止)

※国旗は優勝時の調教国。

注釈・出典

  1. 2011アジアマイルチャレンジの実施要領が決定 - JRA公式サイト 2011年1月17日。以下の注釈の出典も左記サイト先による。
  2. 2011年より距離が1600m→1400mに短縮。
  3. 1 - 6着の順にそれぞれ12,6,4,3,2,1ポイント。所属国以外の競走ではポイントが2倍になる。また調教師の管理馬が複数出走しそれぞれが6着以内に入ればポイントは合算される。

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.