イスタンブールトロフィー

イスタンブールトロフィー(英語: International Istanbul Torophy / トルコ語: Uluslararası İstanbul Koşusu ウルスラルアラス・イスタンブル・コシュスゥ)は、トルコ・イスタンブールのヴェリエフェンディ競馬場芝コース1600メートルで行われる競馬の競走(平地競走)[1]。

イスタンブールトロフィー
International Istanbul Torophy
Uluslararası İstanbul Koşusu
開催国 トルコの旗トルコ
主催者 トルコジョッキークラブ
競馬場 ヴェリエフェンディ競馬場
第1回施行日 1990年9月30日
2023年の情報
距離 芝1600メートル
格付け 国際G3
賞金 1着賞金1,400,000トルコリラ
賞金総額2,450,000トルコリラ
出走条件 サラブレッド3歳以上牝馬
負担重量 3歳58kg、4歳以上60kg
出典 [1][2][3]

国際セリ名簿基準書のパートII国[2]であるトルコにおいて外国調教馬に開放された国際競走のひとつで[1]、毎年9月第1週の週末に行われるインターナショナルレーシングフェスティバルの1日目(土曜日)にメインレースとして行われる牝馬限定のマイル競走である[4]。

歴史

1988年にトルコ国内G2として創設されたイスタンブール賞(芝1600m)が前身となる[5]。

1990年にトルコ競馬で最初の国際競走のひとつとなり、唯一参戦した外国調教馬であるユーゴスラビアの米国産馬マグラナが優勝した。1991年には国際競走として開放されたトルコ国内G1トルコジョッキークラブ賞の前日のメインレースとして開催され、トルコ調教馬デヴィルがマグラナら外国勢を破って優勝。デヴィルは翌日のトルコジョッキークラブ賞に連日出走を敢行し、トルコ勢最先着の4着に入った[6]。1992年からトルコジョッキークラブ賞とともに国際競走から外れて国内限定競走となり、1200メートルに距離短縮されるが、2004年に再び国際競走に指定された[5][7]。

2008年、9月上旬の週末に開催されるインターナショナルレーシングフェスティバルの日程に組み入れられ、距離を延長(2008年1400m、2009年から1600m)して牝馬限定競走に変更[5][7]。国際G2のボスポラスカップ(芝2400m)とトプカプトロフィー(芝1600m)開催前日である土曜日のメインレースに位置付けられ[4]、賞金も増額された[5]。これにより外国調教馬の出走が増加し、2013年に国際G3に昇格した[8]。

年表

  • 1990年 - 9月に国際競走として初開催[5][6][7]。
  • 1991年 - デヴィルがトルコ調教馬として初勝利[5][6][7]。
  • 1992年 - 国際競走から外れ、10月に移動[5][7]。
  • 2004年 - 芝1200メートルの国際競走として再開[5][7]。
  • 2008年 - インターナショナルレーシングフェスティバルの日程に組み入れられ、9月に移動。出走条件を牝馬限定、距離を1400メートルに変更。1着賞金を25万ドルに増額[5][7]。
  • 2009年 - 距離を芝1600メートルに変更。国際セリ名簿基準書のパートIIに昇格[8]。
  • 2010年 - 賞金をユーロ建てに変更し、1着賞金を11万5000ユーロに実質減額[7][8]。
  • 2013年 - 国際セリ名簿基準書のパートIに昇格、国際G3となる[1][8]。
  • 2018年 - 前年にイスタンブール市内で鼻疽が発生し検疫上の問題で外国調教馬の出走が見込めなくなったことを理由として1着賞金を25万トルコリラに減額[9]。
  • 2019年 - 賞金をトルコリラ建てに固定、毎年変動となる[7][8]。
  • 2020年 - 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 流行のため開催時期を10月23日に延期[5]。

歴代優勝馬

国際競走として施行された回次に限る。

施行日調教国・優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
1990年9月30日ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 Magrana牡31:36.52P. KallajM. Ivanović
1991年9月7日トルコの旗 Devir牡51:36.77M. ÇılgınN. AkınD. Franco
2004年10月23日トルコの旗 Kaneko牡31:10.54N. ŞenT. AlkanA.C. Alkan
2005年10月29日トルコの旗 Kartalım牡41:12.89S. KayaM. YağızG. Kara
2006年9月24日トルコの旗 Kaneko牡51:10.34B. KurduK. SağlamA.C. Alkan
2007年11月11日トルコの旗 İstanbul牡41:17.30S. KayaS. TaşbekS.S. Taşbek
2008年9月6日トルコの旗 Berraksu牝31:22.34Hç KarataşH. HarmanbaşN. Artar
2009年9月2日イギリスの旗 Evas Request牝41:37.88A. MunroM. ChannonL. Mulryan
2010年9月4日ドイツの旗 Vanjura牝31:34.26A. PietschR. DzubaszGerman Racing Club
2011年9月3日ドイツの旗 Vanjura牝41:34.22A. PietschR. DzubaszM. Barth
2012年9月1日イギリスの旗 Rhythm of Light牝41:34.03R. KingscoteT. DascombeLowe Silver Deal
2013年9月7日フランスの旗 Beatrice牝31:35.28F. VeronH.A. PantallA. Pereira
2014年9月6日イギリスの旗 Shuruq牝41:35.38M. BarzalonaS. Bin SuroorGodolphin
2015年9月5日イギリスの旗 Local Time牝31:35.77H. BentleyS. Bin SuroorGodolphin
2016年9月3日イギリスの旗 Promising Run牝31:34.86M. BarzalonaS. Bin SuroorGodolphin
2017年9月2日イギリスの旗 Arabian Hope牝31:35.40G. MosseS. Bin SuroorGodolphin
2018年9月1日トルコの旗 Valencia牝31:35.67H. KarataşM. TekdoğanC. Tekdoğan
2019年9月7日トルコの旗 Iskra牝61:35.97H. KarataşD. SevgiliM.U. Delikan
2020年10月23日トルコの旗 Flashing Girl牝61:37.55H. ÇizikM.H. ElğaçY. Elğaç
2021年9月4日トルコの旗 Light Of Darkness牝31:37.44Ü. YıldırımK. MelikeC. Sevim
2022年9月3日トルコの旗 Snow Bird牝31:33.36H. KarataşE. KaracaB. Bilen
2023年9月2日トルコの旗 Chaika牝31:36.61V. AbişK. BaltacıF. Kahraman
出典 “Tüm İsimli Koşular” (トルコ語). TJK. 2023年9月3日閲覧。

脚注

  1. “International Races in Turkey 2023” (英語). TJK. 2023年7月10日閲覧。
  2. “2023 International Cataloguing Standards Book” (英語). IFHA. 2023年7月10日閲覧。
  3. “Yıllık Yarış Programı” (トルコ語). TJK. 2023年7月10日閲覧。
  4. “トルコ国際競馬フェスティバルで欧州馬が席巻(トルコ)”. 公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (2013年10月3日). 2023年7月10日閲覧。
  5. “Tüm İsimli Koşular” (トルコ語). TJK. 2023年7月10日閲覧。
  6. Reşat Yurday Köstem (2020年8月7日). “Rüzgar Gibi Geçenler – 11 / Gerçek Değerini Bilemediğimiz Şampiyon…” (トルコ語). Yarış Dergisi. 2023年7月10日閲覧。
  7. “Uluslararası Koşular” (トルコ語). TJK. 2023年7月10日閲覧。
  8. “The Blue Book - Previous Years” (英語). IFHA. 2023年7月10日閲覧。
  9. “Uluslararası Yarışlar hakkında” (トルコ語). TJK (2018年8月6日). 2023年7月13日閲覧。

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.