伊豆シャボテン動物公園

伊豆シャボテン動物公園(いずシャボテンどうぶつこうえん、: Izu Shaboten Zoo)は、静岡県伊東市富戸の大室山の北東脇(岩室山)にある、サボテン動物を中心としたテーマパーク(動・植物園)である。

伊豆シャボテン動物公園
Izu Shaboten Zoo

入口

地図
施設情報
正式名称 伊豆シャボテン動物公園[1]
専門分野 動植物園
所有者 株式会社伊豆シャボテン公園[1]
主な飼育動物 チンパンジー、テナガザル等猿類
カピバラ、ミーアキャット等小哺乳類
ペリカン、インドクジャク、フラミンゴ等鳥類他
ラマ、バク等草食動物
開園 1959年(昭和34年)10月
所在地 静岡県伊東市富戸1317-13[1]
位置 北緯34度54分26秒 東経139度6分3秒
アクセス JR伊東駅から東海バス約35分[2]
営業時間・料金等は施設案内参照[3]
公式サイト www.shaboten.co.jp
株式会社伊豆シャボテン公園
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
413-0231
静岡県伊東市富戸1085番地4
設立 2004年11月12日
業種 サービス業
法人番号 2080101013668
事業内容 伊豆シャボテン動物公園、伊豆ぐらんぱる公園、ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン、伊豆海洋公園、伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーと及びこれに付帯する事業の経営
代表者 代表取締役社長 吉村 浩太郎
代表取締役副社長 籠池 賢二
資本金 9,500万円
純利益 4億3393万8000円
(2023年3月期)[4]
総資産 43億1118万2000円
(2023年3月期)[4]
主要株主 伊豆シャボテンリゾート株式会社

伊豆シャボテンリゾート株式会社傘下の連結子会社である株式会社伊豆シャボテン公園が運営している。

概要

1959年(昭和34年)10月に「伊豆シャボテン公園」として開園[5]1970年(昭和45年)、1975年(昭和50年)には昭和天皇の行幸もあった[6]2016年(平成28年)10月22日に「伊豆シャボテン動物公園」に改称した[7]

サボテン多肉植物を集めた温室があり、カンガルー野鳥カピバラなどの動物や鳥類なども飼育されている。

カピバラの飼育舎には温泉が引かれていて、カピバラの入浴がみられる。

半獣半鳥の荒原竜の像がシンボル。特撮作品のテレビ映画のロケ地に良く使われる場所であり、小学生の学校行事である移動教室で訪れる旅行先などとしても有名である。

1964年以来、園内にはリスザルが放し飼いにされ、樹木の害虫駆除を担っている[8]。ただし、リスザルは非常に好奇心旺盛で、ベビーカーなどに置いておいた飲食物を漁ることがあるので念のため注意が必要。クジャクも放し飼いにされている。

北西にレストラン・ショップと宿泊施設、南西にサボテン施設、東側に駐車場とメインゲートが配置されている[9]

伊豆シャボテン動物公園グループ

大室山の北東脇(岩室山)にある「伊豆シャボテン動物公園」の他、少し離れた東方の海岸方面にある、以下の2地域4施設も「伊豆シャボテン動物公園グループ」として一緒に運営されている[10]

サボテン

5つの温室があり、南アメリカ館、アフリカ館、マダガスカル館、メキシコ館、森林性シャボテン館(ジャングルのシャボテン)に分かれる。

この園の名前の由来はサボテンである。昭和34年開業のため、サボテンをシャボテンと呼ぶ[21]。サボテンは園内で食せる。

民間施設であるが、1970年(昭和45年)に、昭和天皇が訪れた[22]

彫刻

園内にはアメリカ古代文明の彫刻の強化プラスティック製の精巧な実物大レプリカがたくさん置かれている。オルメカ文明の巨石人頭像アステカ文明のカレンダー「太陽の石」、女神コアトリクエ像、ショチカルコ宮殿の柱脚、マヤ文明の雨の神チャク神の像、蛇神ケツァルコアトル(マヤ名ではククルカン)の像、パレンケ遺跡の石碑、トルテカ文明の戦士の像、ワステカ文明の立像などがある。これらはメキシコ連邦特別区から贈られたものである。

主な飼育動物

チンパンジー

ピンキーちゃん(メス・2002年9月12日生まれ)などがいる。特技は竹馬。学習発表会を行う。[23]

アニマルトレーナー堤 秀世(園長と名誉園長を勤め、2013年引退)などにより、1981年からチンパンジーのショーが行われる。人工飼育のチンパンジーの群れ復帰も行う[24][25][26]

カピバラ

柚子湯に入るカピバラ

伊豆シャボテン公園のカピバラは露天風呂に入るが、これは、園が『元祖』と、静岡新聞が紹介する[27]。1982年の冬に、飼育員が飼育舎の清掃にお湯を使った際、偶然、小さなお湯だまりにカピバラたちが集まって手足やおしりをつけて気持ちよさそうにしている姿を目撃して以来、カピバラの幸せのためにカピバラたちの入浴を毎年行う[28]。これが『冬の風物詩』となった[27][28]。2015年には埼玉県こども動物自然公園那須どうぶつ王国長崎バイオパークと「カピバラの露天風呂協定」を結び、2017年からはこれにいしかわ動物園を加えた5園国で夏は7月27日の「スイカの日」に「スイカ早食い競争」、冬には「カピバラの長風呂対決」のコラボイベントを開催している[29][30][31]

ゆず湯なども行い、また入浴はカピバラが満足するまで行う[27]。園のマスコットキャラクターはカピバラ(2頭)で、「カピーバ」と「カピーナ」という名である。

なお、「カピバラの露天風呂」「カピバラの温泉」は株式会社伊豆シャボテン公園、「カピバラのゆず湯」は伊豆シャボテンリゾート株式会社によってそれぞれ商標登録されている[32][33][34]

その他

レストラン/ショップ/宿泊

  • 森のどうぶつレストラン「GIBBONTEI」
  • 中華「ちゃお」
  • 和食処「花むすび」
  • パン軽食「カフェ・シェリー」
  • ソフトクリーム・ハンバーガー「ベルステーション」
  • GIFT SHOP「アニマルマート」
  • 宿泊施設「伊豆シャボテンヴィレッジ」(プチホテル及びグランピング

沿革

この場所でロケを行った作品

脚注

  1. 株式会社伊豆シャボテン公園 会社概要
  2. アクセス”. 株式会社伊豆シャボテン公園. 2019年2月8日閲覧。
  3. 総合案内”. 株式会社伊豆シャボテン公園. 2019年2月8日閲覧。
  4. 株式会社伊豆シャボテン公園 第19期決算公告
  5. 会社説明資料 平成26年3月31日 p.10
  6. 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、136,144頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
  7. あす改称 「伊豆シャボテン動物公園」に /静岡 毎日新聞 2016-10-21付
  8. リスザル赤ちゃん続々誕生…シャボテン公園”. YOMIURI ONLINE (2012年7月7日). 2012年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月15日閲覧。
  9. 園内マップ - 伊豆シャボテン動物公園
  10. 伊豆シャボテン動物公園 公式サイト
  11. 伊豆ぐらんぱる公園
  12. 伊豆ぐらんぱる公園 開園50周年アニバーサリーyear 5月16日スタート!
  13. 公園の歴史
  14. 会社説明資料 平成26年3月31日 p.12
  15. 伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーと公式ホームページ
  16. 会社説明資料 平成26年3月31日 p.15
  17. 伊豆四季の花公園公式ホームページ
  18. 会社説明資料 平成26年3月31日 p.13
  19. 伊豆海洋公園ダイビングセンター公式ホームページ
  20. 会社説明資料 平成26年3月31日 p.14
  21. 伊豆シャボテン公園、サボテンではなくてシャボテンのワケ(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース矢部智子
  22. 創意工夫の歴史一冊に 伊豆シャボテン公園50周年 - 47NEWS(よんななニュース)静岡新聞,2010/01/11 08:46
  23. ピンキーちゃんのプロフィール
  24. 「ショーチンパンジーの群れ入りについて」堤秀世(伊豆シャボテン公園) (PDF)
  25. 伊豆シャボテン公園 TBSテレビ 夢!どうぶつ大図鑑
  26. “仲間入り”特訓チンパンジー 伊豆シャボテン公園のJ太郎 静岡新聞 2008/07/19 09:10
  27. 伊豆シャボテン公園 元祖カピバラの露天風呂30周年2011/12/01 18:06:22 静岡新聞SBS 2013-3-16閲覧
  28. 元祖!カピバラの露天風呂ヒストリー!(カピバラ30周年) 伊豆シャボテン公園 2013-3-16閲覧
  29. 伊豆vs長崎vs埼玉vs那須vs石川 ついに5園国♪「カピバラの露天風呂協定」 ~カピバラが肉球で調印しちゃいます ~(伊豆シャボテン動物公園 2017年11月2日)
  30. 伊豆vs長崎vs埼玉vs那須vs石川5園国コラボ! 第10回「カピバラの長風呂対決」開催(伊豆シャボテン動物公園 2021年12月9日)
  31. 5園国コラボ対決!伊豆VS長崎VS埼玉VS那須VS石川『カピリンピック★第8回カピバラのスイカ早食い競争』開催(伊豆シャボテン動物公園 2023年6月30日)
  32. 登録5509845特許情報プラットフォーム
  33. 登録5509846特許情報プラットフォーム
  34. 登録5688198特許情報プラットフォーム

関連項目

外部リンク

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