ジャコウジカ科

ジャコウジカ科Moschidae)は偶蹄目反芻類の一科。ジャコウジカが含まれる。長い犬歯が特徴。はない。大きさはあまり大きくない。(ジャコウジカ属において体重は17kg、他の分類群ではより小さい。)顔に腺はない[2]。この科の化石記録は漸新世、2,800万年前まで遡る。化石は中新世ユーラシア北アメリカに多く産出するが、その後多様性は減り、更新世初期には現生属であるジャコウジカ属Moschus)のみとなった。

ジャコウジカ科

分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 偶蹄目/鯨偶蹄目
Artiodactyla/Cetartiodactyla
亜目 : 反芻亜目 Ruminantia
: ジャコウジカ科 Moschidae
J. E. Gray, 1821
和名
ジャコウジカ科[1]

分類

21世紀初めまで、ジャコウジカ科はシカ科姉妹群だと考えられてきた。しかし、2003年にAlexandre Hassanin(国立自然史博物館 (フランス))によるミトコンドリア核DNA系統分類学的解析により、ジャコウジカ科はウシ科単系統群を成し、さらにそのクレードがシカ科と姉妹群であることが判明した。この研究により、シカ科がウシ科-ジャコウジカ科系統と分かれたのは2,700-2,800万年前であることも明らかになった[3]。以下の分岐図はその研究に基づく[3]

Ruminantia 反芻亜目
Tragulina

Tragulidae マメジカ科

Pecora 真反芻下目

Antilocapridae プロングホーン科

Giraffidae キリン科

Cervidae シカ科

Bovidae ウシ科

Moschidae ジャコウジカ科

Prothero (2007)[4]による分類。

Family Moschidae ジャコウジカ科

脚注

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.