セフジニル

セフジニル(Cefdinir、商品名セフゾン)とは、第三世代セファロスポリンに属する抗生物質である。日本では第三世代セフェムと呼ばれることも多い(いずれもセファロスポリン参照)。この薬剤は半合成で作られ、広い抗菌スペクトルを持っている。米国では1997年2月にFDAの承認を受けた。日本では藤沢薬品工業(現・アステラス製薬)が1991年11月に発売した。

セフジニル
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
胎児危険度分類
  • US: B
    法的規制
    投与経路 経口
    薬物動態データ
    生物学的利用能16 - 21% (服用に依存)
    血漿タンパク結合60 - 70%
    代謝ほぼされない
    半減期1.7 ± 0.6 時間
    排泄尿中
    識別
    CAS番号
    91832-40-5
    ATCコード J01DD15 (WHO)
    PubChem CID: 6399253
    DrugBank APRD00644
    KEGG D00917
    化学的データ
    化学式C14H13N5O5S2
    分子量395.416 g/mol

    作用機構

    作用機構は他のセファロスポリン系抗生物質と同じである。

    使用対象

    セフジニルは中耳炎皮膚炎咽頭炎静脈洞炎、感染性肺炎気管支炎などの治療に用いられている。日本でも風邪などの治療薬として処方される。

    セフジニルはグラム陽性菌およびグラム陰性菌が原因の感染症の治療に用いられる。以下のような細菌に対して作用する。

    グラム陰性菌

    グラム陽性菌

    大部分の第三世代セファロスポリン(セフジニルを含む)は、緑膿菌には効果的ではない。

    副作用

    セファロスポリンの項目に詳しい。

    投与方法と投与量

    セフジニルは通常カプセルとして経口投与される。投与期間は感染症の種類によって異なる。

    関連項目

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