タマモベストプレイ

タマモベストプレイ(欧字名:Tamamo Best Play2010年2月28日 - )は、日本競走馬。主な勝ち鞍は2013年のきさらぎ賞

タマモベストプレイ
2017年万葉S
欧字表記 Tamamo Best Play[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 栗毛[1]
生誕 2010年2月28日(14歳)[1]
抹消日 2018年1月11日[2]
フジキセキ[1]
ホットプレイ[1]
母の父 ノーザンテースト[1]
生国 日本の旗 日本北海道浦河町[2]
生産者 信成牧場[1]
馬主 タマモ(株)[1]
調教師 南井克巳栗東[1]
厩務員 鶴田昌幸[3]
競走成績
生涯成績 40戦5勝[1]
獲得賞金 2億7672万7000円[1]
勝ち鞍
GIIIきさらぎ賞2013年

馬名の由来は、冠名+最上のプレイ。母名より連想[2]

全兄に2004年スワンステークス、2006年シルクロードステークスを制したタマモホットプレイがいる。

経歴

2歳(2012年)

2012年10月20日、京都競馬場5レースの2歳新馬戦(芝1400m)でデビュー。1番人気にこたえデビュー戦での初勝利を収めた。次走の500万下・秋明菊賞も勝利し2連勝を飾った。

3歳(2013年)

重賞初出走となる1月6日のシンザン記念より始動し、エーシントップから僅差の3着。2月3日のきさらぎ賞(芝1800m)は短距離血統という背景から距離不安を指摘されていたが、番手に控えてレースを進めると、最後はマズルファイヤーとの追い比べを制して重賞初優勝を果たした[4]。3月17日のスプリングステークスは好位3番手グループから直線で仕掛けるも、ほぼ同じタイミングで馬群を抜け出したロゴタイプを捉えきれず、1.1/2馬身差の2着に惜敗[5]

GI初出走となったクラシック初戦・皐月賞は直線で伸びきれず5着。東京優駿菊花賞は共に着外に終わった。年末の有馬記念は16頭中最下位人気と全く期待されていなかったが、中団から徐々に進出すると直線で粘り5着に健闘した。

4歳(2014年)

3月23日の阪神大賞典より始動し8着。その後は重賞戦線で連戦連敗が続いていたが、9月7日のオープン競走・丹頂ステークスできさらぎ賞以来、1年7か月ぶりの勝利を挙げた。10月14日の京都大賞典トゥザグローリーの番手待機から直線で前に出ると、最後はラストインパクトに交わされたものの、重賞では2013年3月のスプリングステークス以来となる2着に好走した[6]。11月30日のジャパンカップは番手から一時先頭に立つも、直線で失速し10着に終わった。

5~8歳(2015~2018年)

5歳シーズンは1月18日の日経新春杯より始動。2番人気に支持されたが、7着に敗北。その後も勝てないレースが続き、2年以上にわたって勝ち星から遠ざかった。

7歳シーズンは1月5日のオープン競走・万葉ステークスより始動し、丹頂ステークス以来となる2年4か月ぶりの勝利を挙げた。その後は7月16日の函館記念で14番人気ながら2着に入ったのが最高成績で、シーズン2勝目を挙げることはできなかった。

8歳シーズンは連覇がかかっていた1月7日の万葉ステークスより始動し6着。このレースがラストランとなり、競走馬を引退した。

引退後

競走馬引退後、滋賀県甲賀市の甲賀ファームで乗馬となった[7]

2022年現在は大阪府羽曳野市の乗馬クラブ・クレイン大阪にて繋養されている[8]

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[1]およびnetkeiba.com[9]に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2012.10.20 京都 2歳新馬 芝1400m(良) 11 3 3 001.60(1人) 01着 R1:22.4(34.3) -0.1 0和田竜二 55 (メイショウライナー) 484
0000.11.03 京都 秋明菊賞 500万下 芝1400m(良) 10 4 4 004.00(2人) 01着 R1:22.4(33.6) -0.1 0和田竜二 55 ティーハーフ 486
2013.01.06 京都 シンザン記念 GIII 芝1600m(良) 16 3 5 005.00(3人) 03着 R1:34.5(35.6) -0.2 0和田竜二 56 エーシントップ 492
0000.02.03 京都 きさらぎ賞 GIII 芝1800m(良) 8 3 3 008.30(6人) 01着 R1:48.9(34.3) -0.0 0和田竜二 56 (マズルファイヤー) 492
0000.03.17 中山 スプリングS GII 芝1800m(良) 16 1 2 006.20(2人) 02着 R1:48.0(35.1) -0.2 0和田竜二 56 ロゴタイプ 486
0000.04.14 中山 皐月賞 GI 芝2000m(良) 18 3 5 025.90(8人) 05着 01:58.5(35.6) -0.5 0和田竜二 57 ロゴタイプ 486
0000.05.26 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 18 5 10 064.8(10人) 08着 02:24.7(34.2) -0.4 0和田竜二 57 キズナ 488
0000.09.22 阪神 神戸新聞杯 GII 芝2400m(良) 18 7 13 023.00(6人) 05着 02:25.6(35.1) -0.8 0和田竜二 56 エピファネイア 480
0000.10.20 京都 菊花賞 GI 芝3000m(不) 18 4 8 043.8(11人) 08着 R3:07.0(36.8) -1.8 0和田竜二 57 エピファネイア 490
0000.12.07 阪神 朝日チャレンジC GIII 芝1800m(良) 18 2 3 005.80(3人) 06着 01:46.8(34.2) -0.3 0和田竜二 55 アルキメデス 502
0000.12.22 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 4 7 113.7(16人) 05着 02:34.3(38.3) -2.0 0和田竜二 55 オルフェーヴル 496
2014.03.23 阪神 阪神大賞典 GII 芝3000m(良) 9 7 7 031.50(6人) 08着 03:09.5(37.0) -2.9 0和田竜二 55 ゴールドシップ 492
0000.05.11 新潟 新潟大賞典 GIII 芝2000m(良) 16 1 2 010.60(4人) 07着 R1:59.6(33.9) -0.4 0津村明秀 55 ユールシンギング 492
0000.06.01 東京 目黒記念 GII 芝2500m(良) 16 7 13 009.30(3人) 08着 R2:31.5(35.1) -0.5 0C.ウィリアムズ 55 マイネルメダリスト 488
0000.06.15 東京 エプソムC GIII 芝1800m(良) 17 5 10 010.40(3人) 04着 R1:46.4(34.2) -0.2 0内田博幸 56 ディサイファ 482
0000.08.24 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 14 3 3 118.1(13人) 06着 02:00.3(37.1) -1.2 0和田竜二 57 ハープスター 476
0000.09.07 札幌 丹頂S OP 芝2600m(良) 14 6 9 003.80(1人) 01着 R2:43.2(36.7) -0.0 0津村明秀 55 (サトノシュレン) 476
0000.10.14 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 12 7 10 013.10(6人) 02着 R2:24.2(34.5) -0.0 0津村明秀 56 ラストインパクト 482
0000.11.30 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 18 6 12 127.8(13人) 10着 R2:24.6(36.7) -1.5 0津村明秀 57 エピファネイア 484
2015.01.18 京都 日経新春杯 GII 芝2400m(良) 18 4 7 005.50(2人) 07着 R2:25.4(34.8) -0.6 0津村明秀 57 アドマイヤデウス 498
0000.03.28 中山 日経賞 GII 芝2500m(良) 12 6 7 022.80(8人) 07着 R2:30.9(35.2) -0.7 0津村明秀 56 アドマイヤデウス 476
0000.05.03 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(良) 17 3 5 141.2(15人) 14着 R3:16.4(36.7) -1.7 0津村明秀 58 ゴールドシップ 480
0000.08.08 札幌 札幌日経OP 芝2600m(良) 11 8 11 003.90(2人) 02着 R2:38.8(35.0) -0.1 0津村明秀 58 ペルーサ 482
0000.09.06 札幌 丹頂S OP 芝2600m(良) 14 4 6 002.80(1人) 03着 R2:42.7(37.0) -0.9 0津村明秀 57 ヒラボクディープ 478
0000.09.27 中山 オールカマー GII 芝2200m(良) 15 6 11 033.3(11人) 12着 02:13.5(35.8) -1.6 0津村明秀 56 ショウナンパンドラ 478
2016.02.21 小倉 小倉大賞典 GIII 芝1800m(良) 16 6 12 038.7(12人) 13着 01:47.6(36.0) -0.9 0津村明秀 56 アルバートドック 488
0000.03.20 阪神 阪神大賞典 GII 芝3000m(良) 11 7 9 072.10(9人) 04着 03:06.8(36.5) -1.0 0D.バルジュー 56 シュヴァルグラン 488
0000.04.23 東京 メトロポリタンS OP 芝2400m(良) 6 1 1 004.80(3人) 02着 R2:26.3(34.6) -0.1 0津村明秀 56 モンドインテロ 482
0000.05.29 東京 目黒記念 GII 芝2500m(良) 18 7 14 051.0(13人) 10着 02:31.3(35.5) -0.7 0津村明秀 56 クリプトグラム 484
0000.08.06 札幌 札幌日経OP 芝2600m(良) 14 5 7 008.40(4人) 06着 02:40.5(36.4) -0.7 0三浦皇成 58 モンドインテロ 480
0000.09.04 札幌 丹頂S OP 芝2600m(良) 13 7 11 008.80(5人) 02着 02:41.3(35.9) -0.2 0吉田隼人 56 ヤマカツライデン 482
0000.10.10 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 10 5 5 074.70(8人) 10着 R2:26.9(34.6) -1.4 0藤岡康太 56 キタサンブラック 478
0000.12.03 中山 ステイヤーズS GII 芝3600m(良) 13 4 4 029.50(6人) 05着 R3:48.8(37.1) -1.4 0津村明秀 56 アルバート 484
2017.01.05 京都 万葉S OP 芝3000m(良) 12 7 10 005.10(2人) 01着 R3:06.1(37.3) -0.1 0V.シュミノー 56 (ラブラドライト) 486
0000.03.19 阪神 阪神大賞典 GII 芝3000m(良) 10 7 8 048.00(6人) 04着 03:03.4(36.6) -0.8 0吉田隼人 56 サトノダイヤモンド 490
0000.04.30 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(良) 17 4 8 211.5(14人) 13着 R3:15.1(36.7) -2.6 0吉田隼人 58 キタサンブラック 488
0000.07.16 函館 函館記念 GIII 芝2000m(重) 16 7 14 069.1(14人) 02着 R2:01.4(36.1) -0.2 0吉田隼人 56.5 ルミナスウォリアー 488
0000.08.20 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 13 5 6 043.80(9人) 07着 R2:00.9(35.9) -0.5 0吉田隼人 57 サクラアンプルール 476
0000.09.03 札幌 丹頂S OP 芝2600m(良) 14 2 2 006.20(3人) 05着 R2:44.6(37.8) -0.4 0吉田隼人 57 プレストウィック 484
2018.01.07 京都 万葉S OP 芝3000m(良) 9 5 5 002.60(1人) 06着 R3:08.5(36.8) -1.5 0川田将雅 57 トミケンスラーヴァ 490

血統表

タマモベストプレイ血統(血統表の出典)[§ 1]
父系サンデーサイレンス系

フジキセキ
青鹿毛 1992
父の父
*サンデーサイレンス
青鹿毛 1986
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
ミルレーサー
鹿毛 1983
Le Fabuleux Wild Risk
Anguar
Marston's Mill In Reality
Millicent

ホットプレイ
栗毛 1992
*ノーザンテースト
栗毛 1971
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Lady Victoria Victoria Park
Lady Angela
母の母
ダイナホツト
栗毛 1982
*ディクタス Sanctus
Doronic
*ロイヤルサッシュ Princely Gift
Sash of Honour
母系(F-No.) ロイヤルサッシュ系(FN:1-t) [§ 2]
5代内の近親交配 Almahmoud 5×5、Lady Angela 5×4(母内) [§ 3]
出典
  1. [10], [11]
  2. [10], [11]
  3. [10], [11]

脚注

  1. タマモベストプレイ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年10月3日閲覧。
  2. タマモベストプレイ Tamamo Best Play(JPN)”. 競走馬情報. 日本中央競馬会. 2022年10月3日閲覧。
  3. タマモベストプレイ、最終追い切り速報”. netkeiba.com. 2022年10月9日閲覧。
  4. 【きさらぎ賞】タマモベストプレイ、距離克服!重賞初制覇”. スポニチannex. スポーツニッポン新聞社 (2013年2月4日). 2022年10月5日閲覧。
  5. 【スプリングS】タマモベストプレイ2着 折り合いに指揮官手応え”. スポニチannex. スポーツニッポン新聞社 (2013年3月18日). 2022年10月5日閲覧。
  6. 【京都大賞典】ラストインパクト 競り勝って重賞2勝目飾る”. スポニチannex. スポーツニッポン新聞社 (2014年10月14日). 2022年10月5日閲覧。
  7. タマモベストプレイ競走馬登録を抹消”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ (2018年1月11日). 2022年10月4日閲覧。
  8. クレイン所属の元競走馬たち”. 乗馬クラブ クレイン. 2022年10月4日閲覧。
  9. "タマモベストプレイの競走成績". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2022年10月3日閲覧
  10. 血統情報:5代血統表|タマモベストプレイ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年10月3日閲覧。
  11. タマモベストプレイの血統表”. netkeiba.com. 2022年10月3日閲覧。

外部リンク

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