マイク・ヘスマン

マイケル・スティーブン・ヘスマンMichael Steven "Mike" Hessman , 1978年3月5日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ファウンテンバレー出身の元プロ野球選手内野手)。右投右打。

マイク・ヘスマン
Mike Hessman
オリックス・バファローズでの現役時代
(2011年6月15日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ファウンテンバレー
生年月日 (1978-03-05) 1978年3月5日(46歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手一塁手
プロ入り 1996年 MLBドラフト15巡目
初出場 MLB / 2003年8月26日
NPB / 2011年4月12日
最終出場 MLB / 2010年10月3日
NPB / 2011年8月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
  • デトロイト・タイガース (2021 - 2022)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
五輪 2008年
オリンピック
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
男子 野球
2008 北京野球

経歴

プロ入りとブレーブス時代

1996年MLBドラフト15巡目(全体452位)でアトランタ・ブレーブスから指名され[1][2]、プロ入り。

ブレーブスでは8シーズンに渡りマイナーリーグ生活を続けていたが、2003年8月22日にメジャーで初出場、8月26日にはニューヨーク・メッツマイク・スタントンから代打本塁打を放った[3]

タイガース時代

2005年1月7日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ。シーズンでは傘下のAAA級トレド・マッドヘンズで過ごし、28本塁打を放った。

2006年もAAA級トレドで24本塁打を放ったが、打率は.165にとどまった。

2007年7月23日、3年ぶりにメジャーに昇格した。この年AAA級トレドでは31本塁打、101打点を挙げてインターナショナルリーグMVPに選ばれた[4]

2008年は開幕をAAA級トレドで迎えたが、7月16日に北京オリンピック野球アメリカ合衆国代表に選出[5][6]。オリンピックに出場したため1ヶ月欠場したものの、AAA級トレドで34本塁打を放ち、9月2日にはメジャーへ昇格した。12試合に出場して打率.296、5本塁打を記録した。

2009年は年間通してAAA級トレドでプレーした。9月4日のコロンバス・クリッパーズ戦では捕手から投手まで9つの全てのポジションを守った[7]。レギュラーシーズン終了後の10月にFAとなった。

メッツ時代

ニューヨーク・メッツでの現役時代
(2010年)

2009年12月8日にメッツとマイナー契約を結んだ[8]

2010年11月10日にFAとなった[9]

オリックス時代

2010年12月17日にNPBオリックス・バファローズが獲得を発表した[10]

2011年は開幕こそ一軍スタートとなったが、外国人枠の関係でアルフレッド・フィガロを登録するために4月14日に登録抹消された。その後は二軍での調整期間を経て4月29日に再登録。5月11日の福岡ソフトバンクホークス戦で来日初本塁打を放つと、そこから3試合連続本塁打をマークした。7月1日から3日のソフトバンク戦では、球団が2009年から企画している「大坂夏の陣」が催され、「兵州男」という登録名で出場。1日の試合では、山田大樹から2打席連続3ランを放ち[注 1]、3日の試合では9回裏1死の場面で、完封勝利目前の攝津正から同点適時打を放って逆転サヨナラ勝利を呼び込み、この同一カード3連戦3連勝に大きく貢献した。しかし、シーズンを通じてはなかなか調子が上がらず一・二軍を往復し、右肘違和感のため9月24日に帰国した。結局は48試合の出場で打率.192、6本塁打、14打点と成績が伸びず、10月24日に球団から戦力外通告を受けた。

アストロズ傘下時代

2012年2月2日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結んだ。この年は傘下のAAA級オクラホマシティ・レッドホークスでプレーした。

レッズ傘下時代

2012年11月にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ。

2013年は傘下のAAA級ルイビル・バッツでプレーした。

タイガース復帰

2013年12月3日に古巣のタイガースとマイナー契約を結んだ[11]

2014年5月21日に史上6人目となるマイナーリーグ通算400本塁打を達成し、6月30日にはインターナショナルリーグ史上最多となる通算259本塁打に到達した。

2015年7月22日にはマイナー記録を抜く通算431本塁打を記録した[12]。しかし、多くのメディアが431本塁打をマイナー新記録と報じているが、これらは誤報であり、1936年クリーブランド・インディアンス傘下のAA級ミネアポリス・ミラーズに所属していたバズ・アーレットが記録した432本塁打がマイナーリーグの通算本塁打最多記録である[13]。ヘスマンがアーレットの記録を更新する433本塁打目(シーズン16号)を打ったのは8月3日のルイビル戦で[14](結果的にこれが現役最後の本塁打となる)、実に79年ぶりの快挙となった。

オフの11月28日に現役引退を表明した[15]

引退後

引退後はタイガース傘下のマイナー球団の打撃コーチを歴任しており、2019年からはAAA級トレドの打撃コーチとなった[16]2021年シーズン中の6月9日にタイガースを退団したホセ・クルーズ・ジュニアの後任として打撃コーチ補佐に就任し、2022年まで務めた。[17]

プレースタイル

マイナーリーグで通算433本塁打を放っており、マイナー通算本塁打記録を持っている[12]。長打力を備えているが、一方で三振も多く当時のオリックスの村山良雄球団本部長は不安も口にした[10]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2003 ATL 19262126202143000051062.286.423.6671.090
2004 297169893021850000101240.130.155.261.416
2007 DET 17575171200424120001500170.235.298.471.769
2008 12312768105247000020290.296.387.8891.276
2010 NYM 326555672111460000812232.127.262.255.516
2011 オリックス 48142130925606491400001101462.192.261.377.638
MLB:5年 10925022329428114943300012125794.188.272.422.694
NPB:1年 48142130925606491400001101462.192.261.377.638

表彰

MiLB
  • インターナショナルリーグ最優秀選手賞:1回(2007年)

記録

NPB

背番号

  • 12(2003年)
  • 15(2004年)
  • 24(2007年)
  • 26(2008年)
  • 19(2010年)
  • 5(2011年)
  • 27(2021年 - )

代表歴

脚注

注釈

  1. 山田からは5月12日の対戦でも本塁打を放ち、6本塁打中3本塁打は山田から記録している

出典

  1. 1996 Draft Results - Round #15 (英語). Baseballcube.com. 2010年12月18日閲覧。
  2. Atlanta Braves 1996 Draft Selections MLB.com (英語) 2015年11月30日閲覧
  3. Aug 26, 2003, Mets at Braves Play by Play and Box Score (英語). Baseball-reference.com (2003年8月26日). 2010年12月18日閲覧。
  4. Hessman, Slowey lead IL All-Stars (英語). MiLB.com (2007年8月28日). 2010年12月18日閲覧。
  5. Future Tigers, Indians Olympians; Hens won't have Hessman, Neal (英語). Toredo Blade (2008年7月17日). 2010年12月18日閲覧。
  6. 2008 Olympic Team Roster The Official Site of USA (英語) (2008年8月22日) 2015年11月30日閲覧
  7. Danny Wild (2009年9月5日). Hens' Hessman plays all nine positions (英語). MiLB.com. 2022年2月26日閲覧。
  8. Mets sign player (英語). New York Daily News (2009年12月8日). 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月18日閲覧。
  9. Mike Hessman and Omir Santos Become Free Agents (英語). metsblog.com (2010年11月10日). 2010年12月18日閲覧。
  10. オリに清原級の助っ人?ヘスマン獲得発表”. 日刊スポーツ (2010年12月18日). 2010年12月18日閲覧。
  11. Report: Detroit Tigers sign first baseman Mike Hessman, two pitchers to minor-league deals (英語). MLive.com. 2014年1月14日閲覧。
  12. オリックスの元助っ人 ヘスマン マイナー新の431号本塁打
  13. Buzz Arlett 432HR”. Baseball-Reference.com. 2015年11月30日閲覧。
  14. Hessman slams Minors home run record (英語). MiLB.com. 2015年11月30日閲覧。
  15. Legendary Hessman retires as player MiLB.com (英語) (2015年11月28日) 2015年11月29日閲覧
  16. Mud Hens announce 2021 coaching staff (英語). MiLB.com (2021年1月12日). 2021年5月18日閲覧。
  17. Jason Beck (2021年6月12日). Hessman promoted to assistant hitting coach (英語). MLB.com. 2022年2月26日閲覧。

関連項目

外部リンク

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