ミシー・バチュアイ
ミシー・バチュアイ(Michy Batshuayi Tunga、1993年10月2日 - )は、ベルギー・ブリュッセル市出身のコンゴ系ベルギー人サッカー選手。フェネルバフチェSK所属。ベルギー代表。ポジションはフォワード。
| ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ベルギー代表でのバチュアイ (2019年) | ||||||
| 名前 | ||||||
| 本名 |
ミシー・バチュアイ・トゥンガ Michy Batshuayi Tunga | |||||
| ラテン文字 | Michy Batshuayi | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 |
| |||||
| 生年月日 | 1993年10月2日(30歳) | |||||
| 出身地 | ブリュッセル市 | |||||
| 身長 | 185cm | |||||
| 体重 | 78kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| 在籍チーム |
| |||||
| ポジション | FW (CF) | |||||
| 背番号 | 23 | |||||
| 利き足 | 右足 | |||||
| ユース | ||||||
| 2003-2004 |
| |||||
| 2004-2005 |
| |||||
| 2005-2006 |
| |||||
| 2006-2007 |
| |||||
| 2007-2008 |
| |||||
| 2008-2011 |
| |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 2011-2014 |
| 97 | (39) | |||
| 2014-2016 |
| 62 | (25) | |||
| 2016-2022 |
| 48 | (8) | |||
| 2018 |
→ | 10 | (7) | |||
| 2018-2019 |
→ | 15 | (1) | |||
| 2019 |
→ | 11 | (5) | |||
| 2020-2021 |
→ | 29 | (7) | |||
| 2021-2022 |
→ | 33 | (14) | |||
| 2022- |
| |||||
| 代表歴2 | ||||||
| 2012-2014 |
| 13 | (7) | |||
| 2015- |
| 50 | (27) | |||
|
1. 国内リーグ戦に限る。2022年9月2日現在。 2. 2022年11月27日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj | ||||||
実弟のアーロン・レヤ・イセカもサッカー選手[1]。
経歴
クラブ
ブリュッセルFCとRSCアンデルレヒトの下部組織でプレーした後、2008年にスタンダール・リエージュへ加入。2011年2月20日に行われたKAAヘント戦でトップチームデビュー[2]。
翌2011-12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦のFCチューリッヒ戦でCLデビューを果たし、UEFAヨーロッパリーグのFCコペンハーゲン戦で公式戦初ゴールを記録[3]。2012年1月14日、KベールスホットAC戦でリーグ戦初得点を挙げ、6-1での勝利に貢献。2013-14シーズンにはジュピラー・プロ・リーグで21得点をマークし、エボニー・シューを受賞した。
2014年6月26日、オリンピック・マルセイユへ移籍することが発表された[4]。移籍金は600万ユーロ。2015-16シーズンにはリーグ戦で得点ランキング4位タイの17ゴールを挙げた。
2016年7月3日、チェルシーFCに5年契約で移籍した[5]。移籍金は3300万ポンドと報じられた[5]。2016-17シーズンはジエゴ・コスタからポジションを奪えず[6]、大半が途中出場となり苦しいシーズンを強いられたが、2017年5月12日のWBA戦では、試合終了間際に決勝点となるゴールを決め、チェルシーのプレミアリーグ優勝を決定させた[7][8]。また最終節のサンダーランド戦でもゴールを決めた[9]。シーズンを通して出場時間はわずか236分であったが5得点を決め、47分で1ゴールを挙げた計算となった[10]。翌2017-18シーズンはジエゴ・コスタの退団に伴い出場機会が増加するかと思われたが、アルバロ・モラタの加入もあって再びベンチを温めることとなった。
2018年1月31日、ボルシア・ドルトムントへシーズン終了までのレンタル移籍が発表された[11]。2月2日のケルン戦で移籍後初出場を果たし、2得点の活躍を見せた[12]。2月15日、UEFAヨーロッパリーグ・ラウンド16のアタランタ戦1stレグでは、同点ゴールと勝ち越しゴールの2ゴールを挙げてマン・オブ・ザ・マッチに選出された[13]。ドルトムントでは、リーグ戦10試合で7得点を記録するなど活躍していたが、4月15日のシャルケ04戦でベンジャミン・スタンブリのタックルを受けて左足首を負傷し、クラブからシーズン残り試合を欠場する可能性が高いことが発表された[14]。
2018年8月10日、バレンシアCFにレンタル移籍することが発表された[15]。9月26日、セルタ・デ・ビーゴ戦で、バレンシアでの初ゴールを挙げた[16]。バレンシアでは、公式戦23試合に出場したが3ゴールに留まり、2019年2月1日にチェルシーFCはバチュアイがバレンシアCFから復帰し、そのままシーズン残りをクリスタル・パレスFCへローン移籍することを発表した[17][18]。
2019-20シーズンはチェルシーに復帰した。2019年10月23日、UEFAチャンピオンズリーグのアヤックス・アムステルダム戦で途中出場し、決勝ゴールを挙げた[19]。しかし、監督フランク・ランパードの構想外からは抜け出せず、シーズン終了後には再びクリスタル・パレスへのローン移籍の可能性が報じられた[20]。
2020年9月10日、再びクリスタル・パレスFCにレンタル移籍することが発表された[21]。
2021年8月18日、チェルシーは2023年まで契約を延長した事が発表された。また、2021-22シーズンはベシクタシュJKへレンタル移籍する事が発表された[22]。
2022年9月2日、フェネルバフチェSKに2年契約(1年延長オプション付き)で移籍した[23]。
代表
コンゴ民主共和国代表としてプレーする権利もあったが、世代別代表、A代表共にベルギー代表を選択した。
2015年3月28日のEURO2016予選、キプロス戦に途中出場しA代表デビューし、代表初ゴールも記録した[24]。EURO2016のベルギー代表メンバーに選出され[25]、決勝トーナメント1回戦のハンガリー戦でゴールを挙げて勝利に貢献[26]、準々決勝まで進出した。
2018 FIFAワールドカップのベルギー代表メンバーに選出され[27]、グループリーグ第2戦のチュニジア戦では1ゴールを決めた[28]。
2022年11月23日、ワールドカップカタール大会グループリーグ初戦のカナダ戦では決勝ゴールを奪って勝利に貢献した[29]。
エピソード
2017年9月に発売されたサッカーゲーム『FIFA18』における自身の能力値に不満を持ち、「(開発元の)EAスポーツよ、説明してくれ」と、SNS上に投稿した。それに対してEAスポーツからは「ゴールを取り続けたら話し合います」と返信を受けた[30][31]。
2018 FIFAワールドカップのグループリーグ第3戦のイングランド代表戦において、アドナン・ヤヌザイがゴールを挙げた際に、ゴールから転がってきたボールを拾ってゴールに蹴りこんだ。しかし、ボールはポストに当たり、跳ね返って自身の顔に直撃してしまった[32]。その後、自身のSNS上で、大会MVPである「ゴールデンボール」をもじり「ゴールデンポスト」を受賞すべきと自虐を投稿した[33]。
個人成績
クラブ
2016年7月1日現在
| 年度 | クラブ | リーグ | リーグ戦 | 国内杯 | リーグ杯 | 欧州杯 | 期間通算 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 C1+C3 | 得点 C1+C3 |
出場 | 得点 | |||
| 2010-11 | スタンダール | ジュビラー | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | ||
| 2011-12 | 23 | 6 | 2 | 2 | 1 + 7 | 0 + 1 | 33 | 9 | ||||
| 2012-13 | 34 | 12 | 2 | 0 | 0 | 0 | 36 | 12 | ||||
| 2013-14 | 38 | 21 | 1 | 0 | 0+10 | 0+2 | 49 | 23 | ||||
| 2014-15 | マルセイユ | リーグ・アン | 26 | 9 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 28 | 10 |
| 2015-16 | 36 | 17 | 5 | 2 | 2 | 0 | 0+7 | 0+4 | 50 | 23 | ||
| 2016-17 | チェルシー | プレミアリーグ | 20 | 5 | 5 | 2 | 3 | 2 | 3 | 0 | 27 | 5 |
| 2017-18 | 12 | 2 | 3 | 3 | 5 | 3 | 4 | 2 | 22 | 7 | ||
| 2017-18 | ドルトムント | ブンデスリーガ | 10 | 7 | 0 | 0 | 4 | 2 | 14 | 9 | ||
| 通算 | 169 | 72 | 17 | 11 | 11 | 6 | 1+28 | 0+9 | 202 | 86 | ||
代表での得点
| # | 日時 | 場所 | 対戦相手 | スコア | 最終結果 | 大会 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1. | 2015年3月28日 | UEFA EURO 2016予選 | ||||
| 2. | 2015年11月13日 | 親善試合 | ||||
| 3. | 2016年6月26日 | UEFA EURO 2016 | ||||
| 4. | 2017年6月5日 | 親善試合 | ||||
| 5. | 2017年10月7日 | 2018 FIFAワールドカップ予選 | ||||
| 6. | 2018年3月27日 | 親善試合 | ||||
| 7. | 2018年6月11日 | 4–1 | 4–1 | |||
| 8. | 2018年6月23日 | 5-1 | 5–2 | 2018 FIFAワールドカップ | ||
| 9. | 2018年9月8日 | 3-0 | 4–0 | 親善試合 | ||
| 10. | 4-0 | |||||
| 11. | 2018年11月15日 | 1-0 | 2–0 | UEFAネーションズリーグ2018-19 | ||
| 12. | 2-0 | |||||
| 13. | 2019年3月25日 | 2-0 | 2–0 | UEFA EURO 2020予選 | ||
| 14. | 2019年6月7日 | 0-1 | 0–4 | |||
| 15. | 0-4 | |||||
| 16. | 2019年10月13日 | 1–0 | 2–0 | |||
| 17. | 2020年9月8日 | UEFAネーションズリーグ2020-21 | ||||
| 18. | ||||||
| 19. | 2020年10月8日 | 1–0 | 1–1 | 親善試合 | ||
| 20. | 2020年11月11日 | |||||
| 21. | ||||||
| 22. | 2021年3月30日 | 1–0 | 8–0 | 2022 FIFAワールドカップ予選 |
脚注
- “OM : cinq choses à savoir sur Aaron Leya Iseka, le petit frère de Michy Batshuayi [OM: five things to know about Aaron Leya Iseka, Michy Batshuayi's little brother]” (French). BFM. (2016年8月27日) 2018年8月11日閲覧。
- KAA Gent 4 Liege 1 - ESPN 2011年2月20日
- Solid Standard march on unbeaten after FCK win - UEFA.com 2011年12月15日
- ビエルサ率いる新生マルセイユが若手ベルギー人ストライカーを獲得 - 超ワールドサッカー 2014年6月27日
- “Chelsea sign striker Michy Batshuayi from Marseille for £33m” (英語). The Guardian. (2016年7月3日) 2020年5月24日閲覧。
- “バチュアイが出られない理由を語るチェルシー指揮官「D・コスタの調子が…」”. フットボールチャンネル (2016年12月26日). 2020年5月24日閲覧。
- “West Bromwich Albion 0-1 Chelsea”. BBC Sport (2017年5月12日). 2017年5月12日閲覧。
- “チェルシー優勝決めたのは今季先発「ゼロ」の控えFW。9ヶ月ぶり得点が決勝弾に”. フットボールチャンネル (2017年5月13日). 2020年5月24日閲覧。
- “Chelsea vs. Sunderland - 21 May 2017”. Soccerway.com. 2020年5月24日閲覧。
- “Batshuayi's unerring eye for goal is earning young charge a second chance”. ESPNFC (2017年5月22日). 2017年5月23日閲覧。
- “Borussia Dortmund leiht Michy Batshuayi bis Saisonende vom FC Chelsea aus”. bvb.de (2018年1月31日). 2018年2月1日閲覧。
- バチュアイが“オーバメヤン以来”の初陣2発! 香川もフル出場でドルトムント4戦ぶり勝利 - Footbool ZONE 2018年2月3日
- “ドルト新エース、2ゴールでMOMに選出。「ファンのおかげで逆転する事が出来た」”. フットボールチャンネル (2018年2月16日). 2020年5月24日閲覧。
- “ドルトムントがダービーで負傷したバチュアイのシーズン終了の可能性を発表、骨折は回避”. 超ワールドサッカー (2018年4月17日). 2020年5月24日閲覧。
- “バレンシア、チェルシーからバチュアイをレンタルで獲得!”. 超ワールドサッカー (2018年8月11日). 2018年8月11日閲覧。
- “バチュアイが今世紀初の4リーグでのゴール記録者に!”. 超ワールドサッカー (2018年9月29日). 2020年5月24日閲覧。
- “バチュアイがクリスタルパレスにローン移籍”. Chelsea Football Club Official Website (2019年2月1日). 2019年2月1日閲覧。
- “バチュアイ、一足先にプレミア復帰…C・パレスにレンタル移籍で加入”. サッカーキング (2019年2月1日). 2020年5月24日閲覧。
- “チェルシー、途中出場バチュアイの決勝弾で勝利…アヤックスは今季18戦目で初黒星”. サッカーキング (2019年10月24日). 2020年5月24日閲覧。
- “チェルシー、バチュアイを再びクリスタル・パレスにレンタル?”. キッカー日本語版 (2020年9月8日). 2020年9月9日閲覧。
- “Batshuayi returns to Crystal Palace”. cpfc.co.uk (2020年9月10日). 2020年9月11日閲覧。
- “バチュアイが契約延長後レンタル移籍へ”. チェルシーFC (2021年8月18日). 2021年8月18日閲覧。
- “Ailemize hoş geldin Michy Batshuayi #SahneBizim”. www.fenerbahce.org (2022年9月2日). 2022年9月10日閲覧。
- “フェライニが2得点の活躍…ベルギーが5発大勝でグループ首位に迫る”. サッカーキング (2015年3月29日). 2020年5月24日閲覧。
- “FIFAランク2位ベルギー、ユーロに臨む23名発表…デ・ブライネら選出”. サッカーキング (2016年6月1日). 2020年5月24日閲覧。
- “アザールが圧巻の1ゴール1アシスト…ベルギー、好調ハンガリーを破り準々決勝へ”. サッカーキング (2016年6月27日). 2021年7月15日閲覧。
- “ベルギー代表、W杯メンバー23名を発表…アザールやルカクらが選出”. サッカーキング (2018年6月4日). 2020年5月24日閲覧。
- “ベルギーが圧巻5得点でチュニジアに大勝!ルカク、アザール共に2ゴールの活躍”. サッカーキング (2018年6月23日). 2020年5月24日閲覧。
- “日本がドイツを破る大金星、スペインがコスタリカに7発圧勝…23日の結果”. 読売新聞. 2022年11月25日閲覧。
- “バチュアイが物申す! ゲームの数値に納得いかず「説明してくれ」”. サッカーキング (2017年9月14日). 2020年5月24日閲覧。
- “『FIFA』能力値に不満のバチュアイにメーカーが返答「ゴールを取り続けてから話しましょうか…」”. 超ワールドサッカー (2017年9月15日). 2020年5月24日閲覧。
- “ベルギーFWバチュアイ“誤爆祝福”に大反響 同僚のイジリに応戦「別に気にしてない」”. www.football-zone.net (2018年6月30日). 2020年5月24日閲覧。
- “ボール顔面ヒットのバチュアイ、SNSで「僕は“ゴールデンポスト”に値するね」と自虐”. Goal.com (2018年7月15日). 2020年5月24日閲覧。
外部リンク
- ミヒー・バチュアイ - Topforward
- Standard Liege profile
- Transfer Market profile
- Soccerway profile
- Belgium stats at Belgian FA
