メズルヴェドリル本

メズルヴェドリル本[1]MöðruvallabókAM 132 fol[2]モズルヴォッルル写本[3]モズルヴァトラボーク[4])とは、14世紀半ばに書かれたアイスランド語写本である。犢皮紙 (en:vellum) に刻まれている。アイスランドサガを以下の順に収めている。

メズルヴェドリル本

これらのサガの多くは他の断片にも保全されているが、その完全な長さのものはメズルヴェドリル本にのみ残されているものもあり、メズルヴェドリル本は中世のアイスランドサガの中で最も広い範囲の物語を含んでいる単体の写本といわれている。

この写本の名前は、1628年にエイヤフィヨルズル近郊のモズルヴェトリルアイスランド語: Möðruvellir)で発見されたことに由来する[4]1684年にはデンマークに運ばれ、アウルトニ・マグヌッソン写本コレクションの一部となった。1974年に他の写本と共に、デンマークからアイスランドに返還された。

脚注

  1. 菅原邦城訳、エリアス・ヴェセーン『新版 北欧の言語』(東海大学出版会、ISBN 978-4486002536)p.43.
  2. エリアス・ヴェーセン『新版 北欧の言語』(菅原邦城訳、東海大学出版会、ISBN 978-4486002536)では「Cod. AM 132 fol」と表記。
  3. テリー・グンネル著、伊藤盡訳「エッダ詩」『ユリイカ』第39巻(第12号)、2007年10月、p.122.
  4. J・L・バイヨック著、柴田忠作・井上智之訳『サガの社会史 中世アイスランドの自由国家』(東海大学出版会、1991年、ISBN 4-486-01153-8)p.254.

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.