ラルフ・ノーサム

ラルフ・ノーサム(英語:Ralph Northam1959年9月13日 - )は、アメリカ合衆国政治家医師、元陸軍軍人2014年からバージニア州副知事を務めた後、バージニア州知事選挙に民主党から立候補して当選し、2018年から2022年まで同州知事を務めた。

ラルフ・ノーサム
Ralph Northam
2018年1月13日
生年月日 (1959-09-13) 1959年9月13日(64歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 バージニア州ナサワドックス
出身校 バージニア・ミリタリー・インスティテュート
イースタン・バージニア・メディカルスクール
所属政党 民主党
称号 理学士
医学博士
配偶者 パム・ノーサム
子女 2人
サイン

在任期間 2018年1月13日 - 2022年1月15日
副知事 ジャスティン・フェアファックス

バージニア州の旗 バージニア州
第40代副知事
在任期間 2014年1月11日 - 2018年1月13日
州知事 テリー・マコーリフ

バージニア州の旗 バージニア州
上院議員
選挙区 第6地区
在任期間 2008年1月9日 - 2014年1月11日
州知事 ティム・ケイン
ボブ・マクドネル

2017年バージニア州知事選挙

2017年11月7日に行われたバージニア州知事選挙に民主党の候補として出馬した。対する共和党からはエド・ガレスピー元共和党全国委員長が立候補して激戦ムードとなったが、開票結果は9ポイント差で現職の副知事という知名度を有するノーサムが勝利した[1]

州知事時代

仮装への批判

2019年にメディカルスクールの卒業アルバムに顔を黒塗りして仮装した姿が掲載されていることが発覚し、民主党の所属議員やジョー・バイデン前副大統領から人種差別的だとして批判を受けた。ノーサムはマイケル・ジャクソンの仮装をしてダンスコンテストに出場していたことを認め、当時はありふれたことだったとして釈明したが認められず、最終的には謝罪するに至った[2]。仮装については前知事のティム・ケインが擁護に回ったものの、同じ民主党のコリー・ブッカーカマラ・ハリスエリザベス・ウォーレンら各有力上院議員から辞任を要求する声があがった[3]

新型コロナウイルス感染拡大への対応

2019年新型コロナウイルスの感染が州内に拡大すると、いち早く州独自の外出禁止令を打ち出して対応に当たった。しかし結果的に厳しい外出制限や営業規制が長期化したため、同年4月以降リッチモンド市内でコロナウイルス対策に抗議するデモが頻発した。デモ参加者の一部が民主党所属のノーサムを批判する意味でドナルド・トランプ大統領の支持を訴えたため政争の側面も見せた[4]。政権側がウイルス検査を実施しながら経済を再開させようとする動きに対して、ノーサムは「(検査は十分に行えるとの主張は)全くの妄想だ」と批判した[5]

リー将軍の像撤去表明

2020年6月にミネアポリスで発生した反人種差別デモが全米に拡大する中、州都のリッチモンド中心地にあるロバート・E・リー将軍像にも人種差別に反対する落書きが加えられるようになった。同月6日にノーサムは「南北戦争が邪悪な奴隷制のためで無く、州の権利のための戦いであったかのようなウソの歴史を教えてはならない」として、リー将軍像を撤去・保管する方針を表明した。撤去表明については、共和党の州議会議員から批判を受けた[6]

脚注

  1. 米2州知事選とNY市長選で民主党が全勝、トランプ政権に厳しい回答”. AFP (2017年11月8日). 2020年6月10日閲覧。
  2. 米バージニア州知事に辞任圧力、学生時代の人種差別的な仮装巡り”. ロイター (2019年9月24日). 2020年6月9日閲覧。
  3. バージニア州知事らトップ3 人種差別やセクハラ疑惑が次々浮上”. mashupreporter.com (2019年2月18日). 2020年6月10日閲覧。
  4. 米抗議デモ、政争の様相 トランプ氏支持者は公約連呼”. 西日本新聞 (2020年6月24日). 2020年6月10日閲覧。
  5. 米国の新型コロナ死者4万人超え、トランプ氏と各州知事 検査めぐり対立 (2020年4月20日). 2020年6月10日閲覧。
  6. 米バージニア州、リー将軍の像撤去へ 「奴隷制の象徴」知事が表明”. 時事通信 (2020年6月5日). 2020年6月9日閲覧。
公職
先代
テリー・マコーリフ
バージニア州の旗 バージニア州知事
第73代:2018年1月13日 - 2022年1月15日
次代
グレン・ヤンキン
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