リザード (アルバム)

リザード』(英語: Lizard)は、キング・クリムゾン1970年に発表した通算3作目のアルバムである。

リザード
キング・クリムゾンスタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' />
リリース
録音 1970年8月 (1970-08)-9月 ロンドン
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル
プロデュース
専門評論家によるレビュー
  • Allmusic 星4 / 5<meta itemprop='reviewBody' content='4' /><meta itemprop='bestRating' content='5' /><meta itemprop='worstRating' content='0' /> link
チャート最高順位
  • 26位(イギリス)[1]
  • 113位(アメリカ)
キング・クリムゾン アルバム 年表
  • リザード
  • (1970年 (1970)
ミュージックビデオ
「The Battle Of Glass Tears (Dawn Song, Last Skirmish, Prince Rupert's Lament)」 - YouTube

解説

キング・クリムゾンは、デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』(1969年)を発表した後のアメリカ・ツアー中にメンバー3名が脱退を決意。残されたロバート・フリップ(ギター、メロトロン)とピート・シンフィールド(作詞、コンセプト作り)は、脱退を表明したメンバーやゲストの助けを借りてセカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』(1970年)を完成させた。

その後、フリップとシンフィールドはメル・コリンズ(サックス、フルート)、ゴードン・ハスケル(リード・ボーカル、ベース・ギター)、アンドリュー・マカロック(ドラムス)を新メンバーに迎えた[注釈 1]。さらにフリー・ジャズピアニストキース・ティペットと彼のグループ、イエスジョン・アンダーソン(ボーカル)、クラシック・ミュージシャンのロビン・ミラー(オーボエ、コーラングレ)らのゲストの協力も仰いで、同年12月、本作を発表した。

前作『ポセイドンのめざめ』にも参加したティペットは、本作では自分のバンドからマーク・チャリグ(コルネット)とニック・エヴァンス(トロンボーン)を引き連れて参加した。アンダーソンは「ルーパート王子のめざめ」のボーカルを担当。彼はフリップをイエスに誘った[注釈 2]ところ、「君がキング・クリムゾンに入れよ」と言われ、それに呼応するかたちでゲスト参加したという。

彼等は本作の発表直後にライブ活動のリハーサルを開始したが、その初日にハスケル[注釈 3]、引き続いてマカロックが脱退した[注釈 4]ので、本作のメンバーによるツアーの計画は全てキャンセルされた。彼等は急遽、新メンバーのオーディションを始めたが、ボズ・バレル[注釈 5](リード・ボーカル、ベース・ギター)とイアン・ウォーレス(ドラムス、バック・ボーカル)を加えて翌71年4月にツアーを開始するまで約半年間を要した[注釈 6]。本作収録曲のうち「サーカス」「レディ・オブ・ザ・ダンシング・ウォーター」は、ツアーのセット・リストに組み込まれた[注釈 7]

収録曲

作詞:ピート・シンフィールド、作曲:ロバート・フリップ

  1. サーカス-カメレオンの参上- - "Cirkus" including "Entry of the Chameleons" - 6:29
  2. インドア・ゲイムズ - Indoor Games - 5:40
  3. ハッピー・ファミリー - Happy Family - 4:17
  4. レディ・オブ・ザ・ダンシング・ウォーター - Lady of the Dancing Water - 2:44
  5. リザード - Lizard
    (a)ルーパート王子のめざめ - Prince Rupert Awakes - 4:35
    (b)ピーコック物語のボレロ - Bolero - the Peacock's Tale - 6:36
    (c)戦場のガラスの涙 - The Battle of Glass Tears - 11:03
    (i)夜明けの歌 - Dawn Song
    (ii)最後の戦い - Last Skirmish
    (iii)ルーパート王子の嘆き - Prince Rupert's Lament
    (d)ビッグ・トップ - Big Top - 1:10

参加ミュージシャン

ゲスト・ミュージシャン

脚注

注釈

  1. コリンズとハスケルとは前作にも参加したが、正式メンバーとは明記されなかった。
  2. イエスはオリジナル・ギタリストのピーター・バンクスの後任を探していた。
  3. E.G. Recordsは、ハスケルは正式メンバーではなくセッション・ミュージシャンだったと主張して、彼に印税を払わなかった。彼は異議を唱えたが、経済的な事情により訴訟を断念した(Smith,Sid. King Crimson:Track By Track. London:helter skelter publishing Limited.2002)。
  4. マカロックは脱退後にアーサー・ブラウンのキングダム・カムに加入。約半年後にグラハム・フィールドから相談を受けたフリップの紹介でフィールズに加入した。
  5. 当時は『ボズ』(”Boz”)。
  6. ベーシストが見つからなかったので、ボーカリストとして加入したバレルに、フリップとウォーレスが協力してベース・ギターを教えた。
  7. 1971年5月11日のプリマス公演を収録した『Live at Plymouth Guildhall』で確認できる。このライヴCDはコレクターズ・クラブ・シリーズの14番目のアイテムとして2001年に発表された。

出典

外部リンク

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