一臂人
一臂人(いっぴじん)は中国に伝わる伝説上の人種である。古代中国では西方に位置する国に棲んでいたとされる。
概説
古代中国の地理書『山海経』の海外西経によると、一臂国は三身国の北、奇肱国の南にあり、一臂人は人間の姿をしているが、手足目鼻などはひとつであり人間を半分にしたようなものだという。
類書である王圻『三才図会』では一臂人は二人組になって交互に足を出したりすることによって動くことが出来ると紹介されており、日本の『和漢三才図会』や奈良絵本『異国物語』などでもその解説が使われている。
一臂人の登場する作品
脚注
参考文献
- 『山海経 中国古代の神話世界』高馬三良 訳 平凡社〈平凡社ライブラリー〉、1994年、121頁。ISBN 4-582-76034-1。
- 寺島良安 『和漢三才図会』3、島田勇雄・竹島純夫・樋口元巳訳注、平凡社〈東洋文庫〉、1986年、396頁。
- 吉田幸一『異国物語』古典文庫、1995年、140頁。
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