五味
五味(ごみ)は、5つの味を意味する。ただし、場合によって意味するものは違う。
四川料理
四川料理においては一般的に以下の五味が基本とされている。これらに苦み、香味を加えて七味が四川料理の基本とする説もある[1]。
- 山椒の痺れるような味 - 麻
- 辛味 - 辣(唐辛子に限定しない)
- 甘味 - 甜
- 塩味 - 鹹
- 酸味 - 酸
仏教
仏教では、牛や羊の乳を精製する過程における、五段階の味を指す。
- 乳味
- 酪味
- 生酥味(しょうそみ)
- 熟酥味
- 醍醐味
醍醐味とは精製の段階を経て美味となった最高級の風味や乳製品を指し、このことから物事の真のおもしろさや仏教での衆生に例えられる(涅槃経による五味相生の譬)。
清酒の五味
- 甘味 - ブドウ糖、オリゴ糖、グリセリン、ブチレングリコール等の糖や多価アルコール、グリシン、アラニン、プロリン等のアミノ酸
- 辛味 - エチルアルコール、アルデヒド類等
- 酸味 - コハク酸、乳酸等の酸類
- 苦味 - コリン、チラミン等のアミンやヒスチジン、アルギニン、バリン、イソロイシン等のアミノ酸
- 渋味 - チロシンや無機塩の一部
関連項目
脚注
- 『新・中国料理大全 4 四川料理:』小学館〈新中国料理大全〉、1997年、137頁。ISBN 9784096808641。
- 小泉武夫(著)『酒の話』講談社現代新書、1991年5月17日。ISBN 4-06-145676-8。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.