国界橋

国界橋(こっかいばし)は 新潟県糸魚川市、長野県北安曇郡小谷村蒲原沢に架かる橋である。

3代目国界橋と蒲原沢土石流災害の慰霊碑
国界橋の位置(長野県より)
国界橋の位置(長野県より)
国界橋の
位置
国界橋の位置(長野県より)

概要

姫川支流の蒲原沢(新潟・長野県境)に架かる。2018年現在、初代(国道148号旧道→新潟県道375号平岩停車場蒲原線)と3代(国道148号新道)の2本が架橋されている(いずれも「新」「旧」等の名称は付かない国界橋である)。

初代(新潟県道375号)

蒲原沢にかかる国界橋(初代)

構造等

  • 全長48.1 m、最大支間長34 mのアーチ橋アーチ部は、赤く塗られている。
  • バランスタイプの鋼スパンドレル・ブレーストアーチ。この形式は、全国でも北海道小樽市の張碓橋とあわせて2例しかなく、希少性から日本の近代土木遺産(現存する重要な土木構造物2800選)に選定されている[3]
  • 長野側はスノーシェッドで覆われた急カーブとなっており、国道時代は難所として知られた。
  • 旧橋は、新橋と比較して川床から離れた高い場所に架橋されているため、土石流に遭いにくい構造となっている。

2代(国道148号新道旧橋)

構造等

  • 初代のトラス橋とは異なり、ラーメン橋であった。土石流により橋桁もろとも姫川本川にまで約200 m流出したことから、現地で解体撤去されている。
  • 長野県側の長大トンネルである湯原トンネルの線形の影響から、旧橋と比較して川床より近い距離にあった。

3代(国道148号新道新橋)

構造等

  • 長大なトンネルに挟まれた場所にあり、道路の線形を修正することが困難であることから、新橋と同じ場所に新々橋が設置された。新橋が喪失する原因となった土石流災害を防止するため、下路式アーチ橋に変更された。雪の付着、落下を防止するためにアーチの部材の断面を三角形にしている。アーチ部は、淡緑色に塗られている。

脚注

  1. 『糸魚川市史 昭和編 資料集』(2007年3月31日、糸魚川市発行)125頁。
  2. 『小谷村誌 社会編』(1993年9月30日、小谷村誌刊行委員会発行)281ページ。
  3. 日本の近代土木遺産(改訂版)”. 土木学会 (2008年5月9日). 2018年5月4日閲覧。
  4. 『広報いといがわ』(1994年12月号、No.480)8頁『ついに開通!! 国道148号平岩バイパス 重要な動脈が確保』より。
  5. 『広報いといがわ』(1995年8月号、No.488)2頁より。
  6. 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)68ページ。

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