宇久井村
宇久井村(うぐいむら)は、和歌山県東牟婁郡にあった村。現在の那智勝浦町の北東端、紀勢本線宇久井駅の周辺にあたる。
| うぐいむら 宇久井村 | |
|---|---|
| 廃止日 | 1955年4月1日 |
| 廃止理由 |
新設宇合併 勝浦町・那智町・色川村・宇久井村 → 那智勝浦町 |
| 現在の自治体 | 那智勝浦町 |
| 廃止時点のデータ | |
| 国 |
|
| 地方 | 近畿地方 |
| 都道府県 | 和歌山県 |
| 郡 | 東牟婁郡 |
| 市町村コード | なし(導入前に廃止) |
| 総人口 |
2,841人 (国勢調査、1955年) |
| 隣接自治体 |
新宮市 東牟婁郡那智町、高田村 |
| 宇久井村役場 | |
| 所在地 | 和歌山県東牟婁郡宇久井村大字宇久井 |
| 座標 | 北緯33度39分44秒 東経135度58分21秒 |
| ウィキプロジェクト | |
歴史
学校図書館の先駆け
宇久井村は学校図書館の先駆けの地であった[1]。1928年(昭和3年)秋、宇久井小学校の福井正一校長は児童を三輪崎町の映画館へ連れて行った帰りに、我先にと児童が本屋に群がって店先の新刊書や雑誌を読み始めたのを目撃した[1]。福井校長はこの時、学校図書館を設立する必要性を感じ、設立費用として村民に1口5銭の寄付を呼びかけ、さらには村役場や村の出身者へも支援を求め、1930年(昭和5年)6月24日に20坪余(≒66m2)、蔵書数約1,000冊の学校図書館を開館した[1]。完全な開架式の採用や、カリキュラムに組み込んで学習活動と直結させたことは、戦後に普及した学校図書館の理念と共通するものであり、日本各地に存在した小学校併設の図書館とは異質であった[1]。
脚注
- 熊代 1954, p. 145.
参考文献
- 熊代强「図書館風土記 和歌山県の巻」『図書館雑誌』第48巻第4号、日本図書館協会、1954年4月、144-145頁、NAID 40002724636。
関連項目
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.