新宮市
新宮市(しんぐうし)は、和歌山県南部にある市。熊野川の河口に位置する。
| しんぐうし 新宮市 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
![]() 熊野速玉大社拝殿 | |||||
| |||||
| 国 |
| ||||
| 地方 | 近畿地方 | ||||
| 都道府県 | 和歌山県 | ||||
| 市町村コード | 30207-4 | ||||
| 法人番号 | 4000020302074 | ||||
| 面積 |
255.23km2 (境界未定部分あり) | ||||
| 総人口 |
25,362人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||||
| 人口密度 | 99.4人/km2 | ||||
| 隣接自治体 |
田辺市、東牟婁郡古座川町、那智勝浦町 三重県:熊野市、南牟婁郡紀宝町 奈良県吉野郡十津川村 | ||||
| 市の木 | ナギ、熊野杉、天台烏薬 | ||||
| 市の花 | ハマユウ、川さつき | ||||
| 新宮市役所 | |||||
| 市長 | 田岡実千年 | ||||
| 所在地 |
〒647-8555 和歌山県新宮市春日1番1号 北緯33度43分27秒 東経135度59分33秒 ![]() 新宮市役所 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
|
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||||
| ウィキプロジェクト | |||||


概要
熊野川の河口の西側に位置し、熊野三山のひとつである熊野速玉大社の鳥居前町として栄えて来た。また、熊野本宮大社への入口として、熊野川の舟運を利用した木材の集散地でもあった。和歌山県と三重県にまたがる熊野地方(旧牟婁郡)の中心都市である。
1933年(昭和8年)に東牟婁郡新宮町・三輪崎町が合併して新宮市が発足した。2005年(平成17年)に(旧)新宮市が東牟婁郡熊野川町と合併して(新)新宮市が発足した。
地理

気候
太平洋側気候に属し、気候は温暖だが降水量が多い。台風銀座として知られる。
- 気温 - 最高38.4℃(2016年(平成28年)8月22日)、最低−4.6℃(1981年(昭和56年)2月27日)[2]
- 最大日降水量 - 532.0ミリ(2017年(平成29年)10月22日)[2]
- 最大瞬間風速 - 37.8 メートル(2018年(平成30年)9月4日)[2]
| 新宮(平年:1991-2020、記録:1976-2024、標高18m)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 21.7 (71.1) |
24.8 (76.6) |
27.8 (82) |
31.5 (88.7) |
34.2 (93.6) |
36.3 (97.3) |
37.9 (100.2) |
38.4 (101.1) |
37.4 (99.3) |
32.8 (91) |
27.1 (80.8) |
24.5 (76.1) |
38.4 (101.1) |
| 平均最高気温 °C (°F) | 11.9 (53.4) |
12.8 (55) |
15.7 (60.3) |
19.9 (67.8) |
23.3 (73.9) |
25.8 (78.4) |
30.0 (86) |
30.9 (87.6) |
28.0 (82.4) |
23.7 (74.7) |
19.1 (66.4) |
14.3 (57.7) |
21.3 (70.3) |
| 日平均気温 °C (°F) | 7.6 (45.7) |
8.3 (46.9) |
11.3 (52.3) |
15.7 (60.3) |
19.4 (66.9) |
22.4 (72.3) |
26.3 (79.3) |
27.2 (81) |
24.6 (76.3) |
20.0 (68) |
15.0 (59) |
9.9 (49.8) |
17.3 (63.1) |
| 平均最低気温 °C (°F) | 3.6 (38.5) |
4.2 (39.6) |
7.0 (44.6) |
11.5 (52.7) |
15.7 (60.3) |
19.4 (66.9) |
23.3 (73.9) |
24.3 (75.7) |
21.8 (71.2) |
16.9 (62.4) |
11.4 (52.5) |
6.0 (42.8) |
13.8 (56.8) |
| 最低気温記録 °C (°F) | −3.4 (25.9) |
−4.6 (23.7) |
−1.7 (28.9) |
2.3 (36.1) |
8.7 (47.7) |
13.8 (56.8) |
17.3 (63.1) |
18.0 (64.4) |
13.5 (56.3) |
7.2 (45) |
2.5 (36.5) |
−0.9 (30.4) |
−4.6 (23.7) |
| 降水量 mm (inch) | 110.1 (4.335) |
151.8 (5.976) |
259.8 (10.228) |
299.1 (11.776) |
311.7 (12.272) |
444.6 (17.504) |
342.2 (13.472) |
276.4 (10.882) |
443.0 (17.441) |
401.0 (15.787) |
184.0 (7.244) |
109.6 (4.315) |
3,332.9 (131.217) |
| 平均月間日照時間 | 200.1 | 182.6 | 196.4 | 196.2 | 183.7 | 127.4 | 174.4 | 209.1 | 145.8 | 149.4 | 165.1 | 194.2 | 2,124.3 |
| 出典1:気象庁[3] | |||||||||||||
| 出典2:気象庁[2] | |||||||||||||
地区
新宮市街
- 王子町1 - 3、田鶴原町1 - 2、清水元1 - 2、あけぼの、熊野地1 - 2、蓬莱1 - 3、阿須賀1 - 2、池田1 - 3、伊佐田町1 - 2、徐福1 - 2、丸山、春日、野田、下田1 - 3、緑ケ丘1 - 3、浮島、井の沢、大橋通1 - 4、船町1 - 3、下本町1 - 2、上本町1 - 2、新町1 - 3、元鍛冶町1 - 2、相筋1 - 2、仲之町1 - 3、薬師町、横町1 - 2、別当屋敷町、谷王子町、馬町1 - 2、千穂1 - 3、神倉1 - 4、磐盾、五新、橋本1 - 2、新宮
- 三輪崎地区
- 三輪崎(三輪崎1 - 3)、佐野(佐野1 - 3)、蜂伏、木ノ川
- 高田地区
- 南檜杖、相賀、高田
旧熊野川町地域
歴史
戦国時代
戦国時代の奥熊野地方は、小豪族が各地にあってそれぞれが独立して領地を治めていた。特に熊野三山とその周辺の土地は、三山の領地として(神領)認められていた。その神領を七上鋼と呼ばれる人達(新宮氏・芝氏・宮崎氏・滝本氏・中曾氏・箕島氏)が合議制で経営していた。彼ら七人は源行家の子孫または神官の出身といわれている。そのなかで堀内氏が力をつけてきた。堀内氏は佐野に居住し、いつごろかはわかっていないが勢力をはっていた石垣氏を配下におき天文 (元号)年間初頭(1530年代)には勢力を持っていた。
江戸時代
江戸時代には紀伊浅野藩の筆頭家老として浅野家一門の浅野忠長が入るが一代で備後三原(現在の広島県三原市)へ転封。 幕府にとって紀伊国の南の要衝として重視され、徳川頼宣が和歌山に入ると、新宮に水野重央が城代として入った。 新宮城代水野忠央は、幕末期に紀伊藩主徳川家茂(慶福)を14代将軍に擁立するなど、中央政界にも活躍を見せた。 明治維新の際、新宮藩となる。
昭和
昭和
行政
| しんぐうし 新宮市 | |
|---|---|
| 廃止日 | 2005年(平成17年)10月1日 |
| 廃止理由 |
新設合併 新宮市(旧)、東牟婁郡熊野川町 → 新宮市(新) |
| 現在の自治体 | 新宮市(新) |
| 廃止時点のデータ | |
| 国 |
|
| 地方 | 近畿地方 |
| 都道府県 | 和歌山県 |
| 隣接自治体 |
東牟婁郡熊野川町、那智勝浦町 三重県:南牟婁郡紀宝町、鵜殿村 |
| 新宮市役所 | |
| 所在地 | 和歌山県 |
| ウィキプロジェクト | |
市議会
定数:15名(欠員:2名)
任期:2019年5月1日 - 2023年4月30日
- 議長:榎本鉄也(えのもと てつや)
- 副議長:東原信也(ひがしはら しんや)
対外関係
国内
施設
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和歌山県南部の中心都市として地方支分部局などの出先機関が多く置かれている。
医療施設
郵便局
- 新宮郵便局(伊佐田町)
- 日足郵便局(熊野川町日足)
無集配郵便局
- 新宮中央通郵便局(井の沢)
- 新宮初野地(ういのじ)郵便局(千穂)
- 新宮横町郵便局(大橋通)
- 熊野地(くまのじ)郵便局(蓬莱)
- 新宮佐野郵便局(佐野)
- 三輪崎郵便局(三輪崎)
- 新宮橋本郵便局(橋本)
- 新宮王子郵便局(田鶴原町)
- 高田(たかた)郵便局(高田)
- 小口郵便局(熊野川町上長井)
- 九重(くじゅう)郵便局(熊野川町九重)
- 新宮松山簡易郵便局(新宮)
- 敷屋簡易郵便局(熊野川町西敷屋)
- 大阪支店 イオン新宮店内出張所(橋本)(ATMのみ / ホリデーサービス実施)
- 大阪支店 スーパーセンターオークワ南紀店内出張所(佐野)(ATMのみ / ホリデーサービス実施)
- その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、新宮・日足の各郵便局ではホリデーサービスを実施(2011年6月現在)。
※新宮市内の郵便番号は以下のとおり。
運動施設
主な運動施設
- 高田テニス場(人工芝8面)
- 蓬莱テニスコート(人工芝2面)
- 新宮市立総合体育館
- 新宮市民運動競技場(やたがらすサッカー場)
- くろしおスタジアム
- 高田グリーンランド・軽スポーツ施設
- 熊野川ドーム
中継局
電力
- 関西電力 和歌山支店
- 新宮配電営業所
ガス
上下水道
経済
第一次産業
- 農業
- 旧新宮市域ではコマツナなどの葉物野菜栽培が行われている。旧熊野川町域ではユズ栽培が盛んであったが、近年は人気を受けてジャバラ栽培が盛んとなっており、生産量は北山村と並ぶ程度に発展している。
- 漁業
- 三輪崎漁港、新宮港の拠点がある。
- 「イワシ、サンマ」などの回遊地点にあり、また「イセエビ漁」などが盛ん。
- 脂の落ち、さっぱりした味わいのサンマは名物のサンマ寿司、サンマの「なれ寿司」の原料にもなる。
- 畜産
- 「熊野牛」の生産が盛ん。
- 林業
- 古くから「熊野スギ」の産地として知られ、旧熊野川町域は林業で栄えた。
第二次産業
- 工業
- 木材の積出港であった関係から、製材業、製紙業が盛んである。
商業
新宮市の経済は主にサービス業が大半を占めている。市街地には8つの商店街と1つの専門店街がある。 陸の孤島に在りながら大型商業施設が3つあり(オークワ新宮仲之町店・スーパーセンターオークワ南紀店・イオン新宮店)、奈良県十津川村や三重県紀宝町からの利用者も少なくない。経済圏としては古くから新宮藩として存在していた現・三重県南部(紀宝町・御浜町・熊野市)から田辺市本宮地域、南部は串本町までを有しており、約10万人経済圏の中心都市である。また近畿南部を主に展開しているオークワ創業の地でもある。
主な商業施設
主な商店街
- 駅前本通り商店街
- 丹鶴専門店街
- 仲之町商店街
- 新町商店街
- 大橋通商店街
- 元町商店街
- 堀端商店街
- 初之地商店街
- 神倉商店街
娯楽施設
教育

小学校
市立
- 新宮市立神倉小学校(旧千穂小に旧丹鶴小が併合され名称変更)
- 新宮市立王子ヶ浜小学校(旧王子小に旧蓬莱小が併合され名称変更)
- 新宮市立三輪崎小学校
- 新宮市立高田小学校
- 新宮市立熊野川小学校
特別支援学校
県立
- 和歌山県立みくまの支援学校
交通
県道
主要地方道
一般県道
道の駅
観光
名所・旧跡
主な城郭
主な寺院
主な神社
主な遺跡
- 宮井戸遺跡:千引岩と黄泉の国信仰の代表的事例となる遺跡
主な街道
出身関連著名人
学者
スポーツ選手
脚注
- “資料1-3 市町村別平均津波高一覧表<満潮位>”. 内閣府防災情報のページ (2012年8月29日). 2024年2月16日閲覧。
- “新宮 観測史上1~10位の値”. 気象庁. 2023年6月7日閲覧。
- “新宮 年・月ごとの平年値”. 気象庁. 2024年3月18日閲覧。
- 新宮川に架かる熊野大橋が竣工『大阪毎日新聞』昭和10年3月29日(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p700 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、147頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」平成18年9月20日発表分
- 同局は奈良県吉野郡十津川村(竹筒 = たけとう)、三重県熊野市(紀和地区の一部)も管轄している。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 新宮市観光協会
- 新宮市・熊野川町・北山村合併協議会
- 新宮市(和歌山県) (@Shingu_City) - X(旧Twitter)
- 新宮市 (cityshingu) - Facebook
新宮市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
ウィキトラベルには、新宮市に関する旅行ガイドがあります。
ウィキボヤージュには、新宮市(英語)に関する旅行情報があります。- 地図 - Google マップ



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