専科 (宝塚歌劇)
宝塚歌劇団における専科(せんか、英称:SUPERIOR members)は、特定の組に所属しない団員の集まり[1]。

イメージカラーは、いぶし銀の輝きや渋さを表す黒からグレー。また劇団ウェブページなどでは濃い紫や赤が使用されることがある。
専科の特色
組と並んで表記されることが多いが、組ではなく特定の組に所属しない一芸に秀でた生徒の集団である[1]。英称は“SUPERIOR members”であり、“troupe”と訳される組(例:花組=“FLOWER troupe”)とは異なっている。元々は「舞踊専科」「演劇専科」「声楽専科」「ダンス専科」「映画専科」などに分かれていたが、近年はそのような振り分けはされていない。
専科生は各組の公演には特別出演として出演する。トップスター経験者の春日野八千代と轟悠は主演男役として特別出演した。他の生徒は、主に老け役をこなし、脇で芝居を固めるなど、年配の男性が多い演目で活躍する[1]。専科が演じるより若干若い役は組所属の団員が務める[1]。花組男役だった天真みちるはこのような「専科さんが演じるポジションの次くらいのおじさん」を多く演じていた[1]。
1984年専科バウホール公演『花供養』などのように、専科生だけの公演もある。
歌劇団の生徒は定年になると退団するが、一部例外の場合もある。
在籍中の専科生徒一覧
過去の主な在籍者
専科在籍経験のあるトップスター
専科在籍経験のあるトップ娘役
専科在籍経験のある男役
新専科
新専科は、2000年6月1日付けで導入された新しい専科制度。当時の理事長・植田紳爾の肝煎りで導入された。ただし、「新専科」という名称は通称であり、公式には使用されていない。 従来の専科とは違い、新専科生はまだ若い将来のトップスター候補生である。各組への特別出演や外部出演などを経験して芸を磨き、そこから各組トップを組の枠を超えフレキシブルに誕生させることが狙いであった。なお、突然の事態にファンは騒然となり、公式ウェブページにアクセスが殺到した[4]。 発足当初に新専科に配属されたのは、以下の10名(当時の各組の2・3番手)。
後に、雪組の成瀬こうきも加わっている。
脚注
出典
- 日本放送協会. “伝説の元タカラジェンヌ 天真みちるさん【前編】|NHK就活応援ニュースゼミ”. NHK NEWS WEB. 2022年8月20日閲覧。
- “宝塚歌劇の殿堂” (PDF). 宝塚歌劇団公式ホームページ. 2021年9月11日閲覧。
- “宝塚が八千草薫ら殿堂100人を発表”. 日刊スポーツ. (2014年1月11日) 2021年9月11日閲覧。
- スポニチ大阪「突然の発表にファン大パニック 新専科制度導入の真意」 - ウェイバックマシン(2004年11月26日アーカイブ分)