探偵オペラ ミルキィホームズ 2 (漫画)

『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』は、刻田門大による日本の漫画。『月刊コンプエース』(角川書店)において、2011年から連載されていた。

Project MILKY HOLMES > 探偵オペラ ミルキィホームズ 2 (漫画)
Project MILKY HOLMES
ジャンル ファンタジー
漫画:探偵オペラ ミルキィホームズ 2
原作・原案など 企画・原作:
ブシロード
クロノギアクリエイティヴ
作画 刻田門大
出版社 角川書店
掲載誌 月刊コンプエース
レーベル 角川コミックス・エース
発表号 2011年12月号 - 2012年9月号
巻数 全2巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

概要

ブシロードが展開するメディアミックス企画「Project MILKY HOLMES」の一環として、探偵を目指す4人の少女の成長を描いた漫画である。近未来の「偵都ヨコハマ」に設立された探偵養成学校「ホームズ探偵学院」を舞台に、不思議な力「トイズ」を駆使した物語が展開される。

刻田門大により、『月刊コンプエース』の2011年12月号から連載されている[1]。また、単行本は「角川コミックス・エース」のレーベルに収録されている[2]。奥付のクレジット表記としては、ブシロードとクロノギアクリエイティヴが「企画・原作」として記載されている。また、刻田については「漫画」とクレジット表記されている[註釈 1]。なお、単行本の1巻にはブシロードが手がけるトレーディングカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」のカードがおまけとして封入されているなど、同社の他事業とのコラボレーションも積極的に試みられている。

あらすじ

21世紀の「偵都ヨコハマ」を舞台とする[3][註釈 2]。トイズという不思議な力を持った者は、怪盗と探偵に分かれて互いに相争っていた。そんななか、探偵養成学校「ホームズ探偵学院」に入学した「シャーロック・シェリンフォード」「譲崎ネロ」「エルキュール・バートン」「コーデリア・グラウカ」の4名は、探偵チーム「ミルキィホームズ」を結成し、指導教官「小林オペラ」不在のなか、探偵を目指して努力していた[4]。ところが、学院の生徒会長である「アンリエット・ミステール」が突如姿を消し、その結果、新たに「ジョセフィーヌ・ミステール」が生徒会長に就任することとなった[5]。また、ミルキィホームズの前に新たな怪盗「カリオストロ」が立ちふさがり[6]、ミルキィホームズの4名はなすすべなく敗れるのだった[7]。そのころ、警察官「神津玲」の思惑により、転校生として「エラリー姫百合」が学院の「指揮コース」に送り込まれるのだった[8]。

Project MILKY HOLMESはさまざまな作品を展開しているが、全作品の原作に当たるゲーム版と、そこから派生したアニメ版とでは、設定に若干の相違がある。本作では、ゲーム版のみに登場する「怪盗L」に言及するシーンや[9]、同じくゲーム版のみに登場する神津が学院に姿を現すなど[10]、おおむねゲーム版に則った設定となっている。作中では、コーデリアがシャーロック、ネロ、エルキュールを相手に真剣にトイズの闘いを挑んだり、宝物を盗もうとした怪盗「トゥエンティ」の変装を見破って撃退するなど、アニメ版に比べれば比較的シリアスなストーリーが展開される。

漫画を担当する刻田自身も「ゲームのほうのミルキィホームズ2のコミカライズ」[11][註釈 3]だと明言しており、本作の設定は、ゲーム版の『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』に準拠していることが明らかになっている。なお、ゲーム版『探偵オペラ ミルキィホームズ2』の新主人公である「エラリー姫百合」や、同じくゲーム版の新キャラクターである「ジョセフィーヌ・ミステール」「カリオストロ」も登場しており、ゲーム版の発売に先んじて登場することとなった。ただ、設定は共有するものの、ストーリーの具体的なエピソードなどはゲーム版と完全一致するわけではなく、オリジナル展開もふんだんに盛り込まれている。また、『月刊コンプエース』には、かつて水島空彦による漫画『探偵オペラ ミルキィホームズ』が連載されていたが、本作のストーリーと水島による漫画のストーリーとの間には、直接的な連動はない。

登場人物

本作は、ホームズ探偵学院に通う4名の女子学生によって結成された「ミルキィホームズ」、学院の指揮クラスに編入してきたエラリー姫百合、そして学院の生徒会長に就任したジョセフィーヌ・ミステールらを中心に物語が展開される。

派生作品など

本作は、メディアミックス企画「Project MILKY HOLMES」の展開する作品群のひとつとして位置づけられている。そのほかにも、原作として位置づけられているゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ』をはじめ、さまざまな作品が展開されている。

書誌情報

註釈

  1. 「作画」「画」などではなく、「漫画」と記載されている。
  2. 本作においては、時代設定は「21世紀」だと明記されている。
  3. 刻田門大のブログの更新日付は「2012年03月10日」となっている。

脚注

  1. 「コンプエースで刻田門大『ミルキィホームズ2』など新連載」『コンプエースで刻田門大「ミルキィホームズ2」など新連載 | ホビー | マイナビニュース』マイナビ、2011年10月26日。
  2. 「探偵オペラ ミルキィホームズ2 (1)」『探偵オペラ ミルキィホームズ2 (1): コミック&アニメ: 刻田門大 | 角川書店・角川グループ』角川グループパブリッシング。
  3. 「第1話」ブシロード・クロノギアクリエイティヴ企画・原作、刻田門大漫画『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』1巻、角川書店、2012年2月25日、3頁。
  4. 「第1話」ブシロード・クロノギアクリエイティヴ企画・原作、刻田門大漫画『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』1巻、角川書店、2012年2月25日、7頁。
  5. 「第3話」ブシロード・クロノギアクリエイティヴ企画・原作、刻田門大漫画『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』1巻、角川書店、2012年2月25日、81頁。
  6. 「第4話」ブシロード・クロノギアクリエイティヴ企画・原作、刻田門大漫画『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』1巻、角川書店、2012年2月25日、124頁。
  7. 「第4話」ブシロード・クロノギアクリエイティヴ企画・原作、刻田門大漫画『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』1巻、角川書店、2012年2月25日、140頁。
  8. 「第4話」ブシロード・クロノギアクリエイティヴ企画・原作、刻田門大漫画『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』1巻、角川書店、2012年2月25日、142頁。
  9. 「第4話」ブシロード・クロノギアクリエイティヴ企画・原作、刻田門大漫画『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』1巻、角川書店、2012年2月25日、123頁。
  10. 「第4話」ブシロード・クロノギアクリエイティヴ企画・原作、刻田門大漫画『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』1巻、角川書店、2012年2月25日、141頁。
  11. 刻田門大「ミルキィホームズの単行本が2月24日に発売になります」『刻田門大生存確認ブログ:ミルキィホームズの単行本が2月24日に発売になります』2012年3月10日。

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.