大ラーフラ教誡経
大ラーフラ教誡経[1](だいラーフラきょうかいきょう、巴: Mahārāhulovāda-sutta, マハーラーフローヴァーダ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第62経。『教誡羅睺羅大経』(きょうかいらごらだいきょう)[2]とも。
構成
内容
四無量心が説かれる。
Mettaṃ rāhula bhāvanaṃ bhāvehi. Mettaṃ hi te rāhula bhāvanaṃ bhāvayato yo vyāpādo so pahīyissati.
Karuṇaṃ rāhula bhāvanaṃ bhāvehi. Karuṇaṃ hi te rāhula bhāvanaṃ bhāvayato yā vihesā sā pahīyissati.
Muditaṃ rāhula bhāvanaṃ bhāvehi. Muditaṃ hi te rāhula bhāvanaṃ bhāvayato yā arati sā pahīyissati.
Upekkhaṃ rāhula bhāvanaṃ bhāvehi. Upekkhaṃ hi te rāhula bhāvanaṃ bhāvayato yo paṭigho so pahīyissati.ラーフラよ、慈の瞑想を深めなさい。というのも、慈の瞑想を深めれば、どんな瞋恚も消えてしまうからです。
ラーフラよ、悲の瞑想を深めなさい。というのも、悲の瞑想を深めれば、どんな害意も消えてしまうからです。
ラーフラよ、喜の瞑想を深めなさい。というのも、喜の瞑想を深めれば、どんな不満も消えてしまうからです。
ラーフラよ、捨の瞑想を深めなさい。というのも、捨の瞑想を深めれば、どんな怒りも消えてしまうからです。
脚注・出典
- 『原始仏典』中村、『パーリ仏典』片山
- 『南伝大蔵経』
出典
|パーリ仏典, 中部 大ラーフラ教誡経 p148, Sri Lanka Tripitaka Project