門脇誠

門脇 誠(かどわき まこと、2001年1月24日 - )は、奈良県奈良市出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。読売ジャイアンツ所属。

門脇 誠
読売ジャイアンツ #5
2024年3月30日 東京ドーム
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 奈良県奈良市
生年月日 (2001-01-24) 2001年1月24日(23歳)
身長
体重
171 cm
76 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手三塁手二塁手
プロ入り 2022年 ドラフト4位
初出場 2023年4月2日
年俸 3100万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
日本の旗 日本
アジア プロ野球チャンピオンシップ
2023

経歴

プロ入り前

奈良市立平城小学校2年の時に西大寺ドリームズで野球を始め、奈良市立平城中学校では2年までリトルシニアの京都木津川シニアに所属し、その後はヤングリーグの北大阪ドラゴンズに所属した[2]

高校は東京都創価高等学校に進学。1年夏から公式戦に出場し、2年秋からは主将を務めた。3年夏の西東京大会は準々決勝で勝又温史擁する日大鶴ヶ丘に敗れた[3]。甲子園出場経験はない。

東京新大学野球連盟に所属する創価大学では入学直後の1年春からレギュラーの座を掴んだ。3年秋に首位打者と最多打点、4年秋には首位打者のタイトルを獲得し[4]、ベストナインを5回受賞している[4]

2022年10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議において読売ジャイアンツから4巡目で指名を受け、11月18日に契約金5000万円、年俸840万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[5]。背番号は35

巨人時代

2023年は、新人野手ではただ一人開幕メンバーに入った。4月2日の開幕3戦目で代打で出場するが二ゴロに倒れる。4月5日、開幕から不振の坂本勇人に代わり「8番・遊撃手」でプロ初スタメンに抜擢される[6]。2回表の第1打席で平良拳太郎から左線二塁打を放ち、これがプロ初安打となった[7]。4月13日の阪神戦では初適時打と初打点を挙げた[8]。5月9日のDeNA戦では「8番・三塁手」でスタメン出場し、初盗塁、初本塁打を記録したが[9]、6月までの54試合で18安打しか出ず、打率も.169に留まっていた。しかし7月以降は一転して好調に転じ、1か月でそれまでの安打数に近い17安打を放ち6月下旬から怪我で離脱していた坂本勇人の代わりを務めると、坂本復帰後の8月には26試合出場で21安打、月間打率.339と好調を継続、9月17日のヤクルト戦では9回裏二死一・二塁の場面で清水昇からセンターへプロ初サヨナラ打を記録し、9月18日には8度目の猛打賞を記録して新人としては原辰徳の7回を上回る球団新人歴代5位タイに並んだ[10]。後半戦の好調もあってか126試合で打率こそ.263ではあったが前半戦の不調を一気に覆す数字となった。最終的には遊撃手のレギュラーとして定着、坂本勇人が三塁手へ転向するまでに至った。ルーキーイヤーはシーズンを通して一度も二軍降格することなく一軍を完走した12球団唯一の新人野手となった[注 1][11]

オフシーズンにはカーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023(11月16日 - 19日・東京ドーム)に出場する日本代表に選出された[12]。19日に行われた決勝・韓国戦では、タイブレークの延長10回に三遊間を破るサヨナラ打を放ち、大会連覇に貢献。15打数6安打2打点の活躍で打率4割を記録し、MVPにも選出された[13]

11月29日の契約更改では新人野手最高となる269%(2260万円)アップの推定年俸3100万円でサインし、背番号が5に変更されることが発表された[14]

選手としての特徴

50m5.8秒の俊足に打撃と守備にも定評がある三拍子揃った遊撃手[5]。プロ1年目の2023年シーズンは遊撃手以外に三塁手二塁手としても起用され、株式会社DELTAのデータを基にしたUZRは遊撃では6.4、三塁では11.7と好成績だった。しかし、遊撃65試合、三塁48試合と出場機会が分かれていた結果、ゴールデン・グラブ賞の対象の試合数(71試合以上)を満たせず、投票を受ける権利を得られなかった[15]

高校1年夏の西東京大会初戦から大学4年秋のリーグ戦まで、公式戦116試合全てフル出場(999イニング)を果たしたタフネスさもセールスポイントで[16]、巨人1年目の宮崎春季キャンプでは、監督の原辰徳から「ストロング門脇」とニックネームを付けられた[17]

守備面では元東京ヤクルトスワローズ宮本慎也、打撃面では福岡ソフトバンクホークス近藤健介を理想として挙げている[2]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2023 巨人 12634831634831213106211151401830584.263.302.335.638
通算:1年 12634831634831213106211151401830584.263.302.335.638
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績



二塁三塁遊撃




































2023 巨人 12232114.97848317328.9816586138237.991
通算 12232114.97848317328.9816586138237.991
  • 2023年度シーズン終了時

表彰

NPB
国際大会

記録

初記録

背番号

  • 35(2023年)
  • 5(2024年 - )

登場曲

代表歴

脚注

注釈

  1. なお、埼玉西武ライオンズ青山美夏人が新人投手では12球団唯一の完走者となった。

出典

  1. 巨人 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年11月29日閲覧。
  2. 【巨人】ドラ4の創価大・門脇誠、ポスト坂本へ走攻守で魅せた「プロで生き抜くには小技絡めないと」”. スポーツ報知 (2022年10月24日). 2023年2月25日閲覧。
  3. 日大鶴ヶ丘vs創価”. 高校野球ドットコム (2018年7月23日). 2024年2月28日閲覧。
  4. 【巨人】ドラフト4位指名の創価大・門脇誠が仮契約 “ポスト坂本”「1軍にい続けられるように」”. スポーツ報知 (2022年11月18日). 2023年2月25日閲覧。
  5. 巨人ドラ4門脇が仮契約 契約金5000万円で父に親孝行の考え”. デイリースポーツ (2022年11月18日). 2023年2月25日閲覧。
  6. 【巨人】坂本勇人に代わってドラ4門脇誠がプロ初スタメン抜てき/スタメン”. 日刊スポーツ (2023年4月5日). 2023年4月6日閲覧。
  7. 【巨人】ドラ4門脇誠がプロ初安打「門脇がそして打つ」「勇人も嬉しそう!!」ファン祝福”. 日刊スポーツ (2023年4月5日). 2023年4月6日閲覧。
  8. 【巨人】ドラ4門脇誠「食らいついて」プロ初打点は“ジャンピング打法”で 坂本勇人の代役先発”. 日刊スポーツ (2023年4月13日). 2023年4月16日閲覧。
  9. 【巨人】門脇誠がDeNAバウアーからプロ初アーチ!3打席時点で3安打4打点1盗塁と大暴れ”. 日刊スポーツ (2023年5月9日). 2023年5月9日閲覧。
  10. 【巨人】門脇誠、8度目猛打賞 原辰徳超え球団新人歴代5位タイ”. スポーツ報知 (2023年9月19日). 2023年10月6日閲覧。
  11. 【西武】ルーキー青山美夏人1軍完走の今季を「想像していなかったです」2年目へ直球の向上課題”. 日刊スポーツ (2023年10月16日). 2023年10月16日閲覧。
  12. “井端ジャパン”初陣26選手を発表 秋広&万波ら…WBC組からは牧のみ選出”. Full-Count (2023年10月24日). 2023年10月24日閲覧。
  13. 【アジアCS】侍ジャパン門脇誠がV導く劇的サヨナラ打「さすがのバッティング」井端監督称賛”. 日刊スポーツ (2023年11月19日). 2023年11月22日閲覧。
  14. 【巨人】門脇誠、球団新人野手最高の269%増 年俸840万円→長野級の3100万円サイン”. スポーツ報知 (2023年11月30日). 2023年12月14日閲覧。
  15. 「資格なし」に阻まれた22年ぶり快挙 巨人22歳の無念…遊撃でも三塁でも"受賞者圧倒"」『Full-Count』、2023年11月13日。2023年11月13日閲覧。
  16. 巨人4位の門脇誠、大学まで公式戦116試合999イニングフル出場継続中「けがなくアピールしたい」”. 中日スポーツ (2023年1月8日). 2023年2月25日閲覧。
  17. 坂庭健二 (2023年2月14日). 【巨人】〝ストロング門脇〟が攻守以上に評価される「自己管理能力」 65万円の酸素発生器を持参”. 東スポWEB. 2023年2月25日閲覧。
  18. 【巨人】ドラ4門脇誠がプロ初打席 高1からの公式戦999イニングフル出場ストップからの出発”. 日刊スポーツ (2023年4月2日). 2023年4月3日閲覧。
  19. 【巨人】坂本勇人に代わってスタメン起用の門脇誠がプロ初打点 阪神・西純のフォーク捉える」『中日スポーツ』、2023年4月13日。2023年4月13日閲覧。

関連項目

外部リンク

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