風祭駅
風祭駅(かざまつりえき)は、神奈川県小田原市風祭にある、小田急箱根鉄道線(箱根登山電車)の駅である。駅番号はOH 49。
| 風祭駅 | |
|---|---|
![]() 駅舎(2008年) | |
|
かざまつり Kazamatsuri | |
| 所在地 | 神奈川県小田原市風祭240-2 |
| 駅番号 | OH49 |
| 所属事業者 | 小田急箱根 |
| 所属路線 | ■鉄道線(箱根登山電車) |
| キロ程 | 3.2 km(小田原起点) |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 2面2線 |
| 乗降人員 -統計年度- |
[# 1]1,329人/日 -2021年- |
| 開業年月日 | 1935年(昭和10年)10月1日 |
| 備考 | 標高36 m[1] |


歴史
- 1935年(昭和10年)10月1日:開業。
- 2006年(平成18年)3月18日:当駅から発着する箱根登山鉄道所属車両(標準軌車両)の運転がなくなる。
- 2007年(平成19年)1月:駅改良工事実施。
- 2008年(平成20年)
駅の構造と乗降形態などの変遷
かつては島式ホームを持つ1面2線となっており、ホーム有効長が当初は箱根登山鉄道(当時)の車両2両分に対応した約30 m、1993年から2007年までは箱根登山鉄道の車両3両分約49 mしかなかった。箱根登山鉄道の車両はドアがすべて開いたが、乗り入れてくる小田急電鉄の車両では一部車両のドア扱いしかできなかった。小田急の車両にはドアカット用の回路が装備されていないため、非常用のドアコックを操作して駅員や車掌が手動で開閉していた(ドアカットも参照)。非常用ドアコックによるドア扱いが毎日行なわれているのは、日本の鉄道駅ではここだけだった。
1980年頃までは有効長が短く、2400形HE車では前から2両目でドア扱いを行なっていた。出発信号機の直前が停車位置だった。安全側線の関係で、上下列車で停車位置が異なっていた。また、小田急ロマンスカー同士の行き違いはできなかった。1982年7月に20 m級大型車の乗り入れが開始されてからは、全列車箱根湯本方の先頭車で乗降を扱っていた。大型車乗り入れ以後は線路有効長は20 m車両7両分のすれ違いが可能な約150 mに延伸され、小田急ロマンスカー同士の行き違いも可能となっている。
駅員や車掌が改札口寄りのドアを開けていたほか、それ以外のドアも乗客が開けることは可能で、慣れている地元利用者は自分で開けて降りていた。閉じる際にはドアコックを戻すことで全ての扉が閉じられた。箱根駅伝開催日など、多くの利用者が見込まれる場合には、駅員が派遣され、2両分のドア扱いを行うこともあった。
なお、2008年3月15日のダイヤ改正まで、小田急小田原線では新宿駅到着が朝の通勤ラッシュのピークにかかる急行列車の1号車を女性専用車としていたが、箱根登山線内については対象外となっていた。これは当駅でのドア扱いが1号車のみのため、箱根登山線内で1号車を女性専用車に指定してしまうと、男性の乗客が事実上当駅での乗降ができなくなってしまうためであった。
2007年1月末よりバリアフリー対応とするため、相対式ホームに改造の上、ホーム長さを85 mに延伸する改良工事が開始された。同時にホームの嵩上げも行ない、車両ドアの段差を縮小する他、車椅子対応のスロープも設置するという内容[3]で、2007年6月17日から、新設の下りホーム(長さ85 m)の使用を開始した。なお、2008年3月14日までは1両だけのドア扱いが続いていた。旧駅舎は2007年7月12日時点ではすでに解体されており、上りホームもいったん取り壊した上で仮設ホームが設置されていた。
2008年3月15日のダイヤ改正で正式に新ホームの運用を開始。同日よりロマンスカー以外の小田原 - 箱根湯本間の列車はすべて小田急通勤車による4両編成となったため、当駅でも通常のドア開閉が可能になり、非常用ドアコックによるドア開閉もこの前日の3月14日をもって終了した。
旧駅舎
当駅停車中の小田急3000形の車内表示。
当駅停車中の電車のドア扱い光景。係員や利用者が手動で開扉する。
工事中に設置されていた仮設駅舎
改良工事中の構内
島式ホーム時代の構内。すでに下りホームが一部完成した時期。
駅構造
なお、箱根登山鉄道の表示看板やパンフレットでは各駅の標高が示されており、かつては48 mと表記されていたが、2013年の再調査で36 mに訂正されている[1]。
利用状況
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
| 年度 | 1日平均 乗降人員[4] |
1日平均 乗車人員[5] |
|---|---|---|
| 1998年(平成10年) | [* 1]844 | |
| 1999年(平成11年) | [* 2]860 | |
| 2000年(平成12年) | [* 2]943 | |
| 2001年(平成13年) | [* 3]919 | |
| 2002年(平成14年) | [* 3]878 | |
| 2003年(平成15年) | [* 4]804 | |
| 2004年(平成16年) | [* 4]735 | |
| 2005年(平成17年) | [* 5]781 | |
| 2006年(平成18年) | [* 5]781 | |
| 2007年(平成19年) | [* 6]828 | |
| 2008年(平成20年) | [* 6]822 | |
| 2009年(平成21年) | [! 1]836 | |
| 2010年(平成22年) | 1,629 | [! 1]813 |
| 2011年(平成23年) | 1,568 | [! 1]788 |
| 2012年(平成24年) | 1,616 | [! 2]806 |
| 2013年(平成25年) | 1,657 | [! 2]829 |
| 2014年(平成26年) | 1,660 | [! 2]829 |
| 2015年(平成27年) | 1,724 | [! 3]863 |
| 2016年(平成28年) | 1,741 | [* 7]871 |
| 2017年(平成29年) | 1,730 | [* 7]867 |
| 2018年(平成30年) | 1,787 | [* 8]896 |
| 2019年(令和元年) | 1,740 | [* 9]875 |
| 2020年(令和2年) | [# 2]1,138 | |
| 2021年(令和3年) | [# 1]1,329 |
駅周辺
- ※東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)では小田原中継所(4区→5区、6区→7区)となる。
脚注
- 『各駅における標高表示の修正について』(PDF)(プレスリリース)箱根登山鉄道、2013年11月29日。 オリジナルの2017年12月8日時点におけるアーカイブ。2020年7月8日閲覧。
- 「風祭駅南口改札口の使用を開始いたします」(箱根登山鉄道) (PDF)
- 2007年2月14日付け神奈川新聞「カナロコ」による。
- 統計はこね - 箱根町
- 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
- 神奈川県県勢要覧
- 神奈川県県勢要覧(平成12年度)226ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成13年度)228ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成15年度)226ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成17年度)228ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成19年度)230ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成21年度)244ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成30年度)244ページ
- 神奈川県県勢要覧(令和元年度)226ページ
- 神奈川県県勢要覧(令和2年度)226ページ
- 統計はこね
- “統計はこね(令和4年版)9 .交通・運輸・通信 2 .箱根登山鉄道各駅乗降客数”. 箱根町. 2023年7月1日閲覧。
- “統計はこね(令和3年版)9 .交通・運輸・通信 2 .箱根登山鉄道各駅乗降客数”. 箱根町. 2022年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月1日閲覧。
- 小田原市統計要覧
- 小田原市統計要覧(平成25年度)112ページ
- 小田原市統計要覧(平成27年度)110ページ
- 小田原市統計要覧(平成28年度)112ページ
