[(an imitation) blood orange]

[(an imitation) blood orange]』(アン・イミテーション・ブラッド・オレンジ)は、日本バンドMr.Childrenの17枚目のオリジナルアルバム。2012年11月28日にトイズファクトリーより発売された[3]

Mr.Children > [(an imitation) blood orange]
[(an imitation) blood orange]
Mr.Childrenスタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' />
リリース
録音
ジャンル
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース 小林武史
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[1]
  • 2012年11月度月間1位(オリコン)
  • 2012年度年間8位(オリコン)[2]
  • 2013年度年間2位 (Billboard JAPAN Top Album Sales)
  • 2012年度年間3位サウンドスキャン
ゴールドディスク
トリプル・プラチナ(日本レコード協会
Mr.Children アルバム 年表
Mr.Children 2001-2005
<micro>

Mr.Children 2005-2010
<macro>

(2012年)
[(an imitation) blood orange]
(2012年)
REFLECTION
(2015年)
EANコード

EAN 4988061864204
(初回限定盤、TFCC-86420)

EAN 4988061864211
(通常盤、TFCC-86421)
『[(an imitation) blood orange]』収録のシングル
  1. かぞえうた
    リリース: 2011年4月4日(デジタル・ダウンロード
  2. 祈り 〜涙の軌道/End of the day/pieces
    リリース: 2012年4月18日 (CD)
  3. hypnosis
    リリース: 2012年8月29日(デジタル・ダウンロード)
ミュージックビデオ
「hypnosis」 - YouTube
「Marshmallow day」 - YouTube
「常套句」 - YouTube
「祈り ~涙の軌道」 - YouTube
映像外部リンク
ライブ映像
「Marshmallow day」 (2013)
「Happy Song」 (2013)

背景とリリース

初回限定盤と通常盤の2形態で発売。初回限定盤はミュージックビデオを収録したDVDが付属する。ジャケットは丹下紘希によるもので、拡大したオレンジの表面を背景に、ゴシック体でアルバムタイトルが記されたシンプルなデザインとなっており、12thアルバム『I ♥ U』以来のアクリルケース入りとなった。発売当日には朝日新聞読売新聞の一面に広告記事が掲載された。

前作『SENSE』から、ベスト・アルバムMr.Children 2001-2005<micro>』『Mr.Children 2005-2010<macro>』を経て約2年ぶりに発売されたオリジナルアルバム。前作『SENSE』が発売までに全12曲中2曲しか公開されていなかった事とは対照的に、本作は11曲中8曲が発表済み、あるいは先行タイアップによって公開されていた。前作に引き続き雑誌への取材はほとんど受けなかったものの、テレビ出演は行われた。また、Mr.Childrenのオリジナルアルバムでは6thアルバム『BOLERO』以来収録時間が60分を切っている。

バラードが多く、曲調がスローテンポな楽曲がほとんどを占めている。

ベスト・アルバムに引き続きテッド・ジェンセンがマスタリングを担当している。

桜井和寿が「震災があった時に、自分たちの音楽に対するエゴとか、探求とか、おもしろいことをやるっていうことが罪悪のように思えてたところはあって」[4]、「震災で1回作り手として、自分がやられているところがあったから。みんな言うことだけど、本当に音楽なんかになんの意味があるんだろうと思ったし。……だからこそ、このアルバムは、悲しみとか苦しみを内包しないものにしたいと思ってはいましたね。」[5]と語っているように、全体的に東日本大震災の影響を強く受けたアルバムとなっている。

アルバムタイトルは、桜井がオランジーナを美味しいと感じたことからひらめいたとのこと。桜井は「あとからこじつけで考えれば、甘酸っぱい青春感とかにもつながるし、だけどブラッドという言葉がつくことで、生々しさと、血を流すリアルさを持った甘酸っぱさ、みたいなものがすごく魅力的にも思えたし、Mr.Childrenの音楽がそういうものであれたらいいな、と思った」と語っている[6]。なお、タイトルの“[ ]”には特に意味はないという[7]

小林武史が全曲プロデュースを担当した最後のオリジナルアルバムであり、その後小林は『REFLECTION』収録曲の一部と2022年発表の「永遠」のみしか参加しておらず、ライブも「SUMMER SONIC 2013」を最後にサポートメンバーを外れている。ただしバンドおよび桜井との関係は続いている。

チャート成績

初週売上は53.0万枚を記録。オリジナルアルバムの初週売上50万枚突破は、4thアルバム『Atomic Heart』(1994年9月発売・初週85.2万枚)から12作連続となった[8]。累計売上は77.6万枚。

2012年のオリコン年間アルバムランキングでは、集計対象が2週分の売上のみであったが8位にランクインし、オリジナルアルバムでは10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』から7作連続の年間TOP10入りとなった。また、5月にリリースしたベスト・アルバム2枚と合わせて、Mr.Childrenの作品が年間TOP10に3作ランクインした[2]。サウンドスキャン年間チャートではベスト・アルバム2枚とともに上位3位を独占した[9]

収録内容

CD
全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.hypnosis(弦編曲:小林武史 & 四家卯大)桜井和寿桜井和寿
2.「Marshmallow day」(管・弦編曲:小林武史 & 四家卯大)桜井和寿桜井和寿
3.End of the day(管・弦編曲:小林武史 & 四家卯大)桜井和寿桜井和寿
4.「常套句」(弦編曲:小林武史 & 四家卯大)桜井和寿桜井和寿
5.pieces(管・弦編曲:小林武史 & 四家卯大)桜井和寿桜井和寿
6.「イミテーションの木」桜井和寿桜井和寿
7.かぞえうた桜井和寿桜井和寿
8.「インマイタウン」桜井和寿桜井和寿
9.「過去と未来と交信する男」桜井和寿桜井和寿
10.「Happy Song」(管・弦編曲:小林武史 & 四家卯大)桜井和寿桜井和寿
11.祈り 〜涙の軌道(弦編曲:小林武史 & 四家卯大)桜井和寿桜井和寿
合計時間:
初回限定盤付属DVD
#タイトル作詞作曲・編曲監督
1.「hypnosis」  柿本ケンサク
2.「Marshmallow day」  川村真司 & 関和亮 & 高橋圭
3.「常套句」  半崎信朗
4.「祈り 〜涙の軌道」  伊東玄己

楽曲解説

  1. hypnosis
    • 4th配信限定シングル。
  2. Marshmallow day
  3. End of the day
    • 34thシングル表題曲。
  4. 常套句
  5. pieces
    • 34thシングル表題曲。表記はされていないが、シングルに収録された音源と異なっている。
  6. イミテーションの木
    • 仮タイトルは「花るん[7]
    • アルバム制作終盤にレコーディングされた楽曲[12]
  7. かぞえうた
    • 3rd配信限定シングル。
    • 配信から約1年8か月を経てCD初収録となり、5th配信限定シングル『REM』に次いでCD音源化までの期間が長い楽曲。
  8. インマイタウン
  9. 過去と未来と交信する男
    • 仮タイトルは「MRB(マイナーロックバンド)[7]
    • アルバム制作終盤にレコーディングされた楽曲[12]
    • 桜井は「震災に対してもの凄く明るい希望を歌ったもの」「震災の心情を一番-芸術とまでは言わないけど、音楽芸術に返還できた曲」と語っている[5]
  10. Happy Song
  11. 祈り 〜涙の軌道
    • 34thシングル表題曲。

参加ミュージシャン

テレビ出演

僕らの音楽』では桜井がコブクロ小渕健太郎と対談した[14]

番組名 日付 放送局 演奏曲
Music Lovers[15] 2012年11月18日 日本テレビ 祈り 〜涙の軌道
hypnosis
Marshmallow day
僕らの音楽[14] 2012年11月23日 フジテレビ Tomorrow never knows
Marshmallow day
常套句
日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2012[16] 2012年11月28日 日本テレビ hypnosis
常套句
ミュージックステーション[17][18] 2012年11月30日 テレビ朝日 hypnosis
2012 FNS歌謡祭[19] 2012年12月5日 フジテレビ Marshmallow day
常套句
SONGS[20][21] 2012年12月15日 NHK 花 -Mémento-Mori-
hypnosis
Marshmallow day
常套句
ミュージックステーションスペシャル スーパーライブ2012[22] 2012年12月21日 テレビ朝日 常套句

ライブ映像作品

曲名 作品名
hypnosis
Marshmallow day Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour
Mr.Children REFLECTION {Live & Film}[注 2]
End of the day
常套句 MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012[注 3]
Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour
pieces
イミテーションの木 Mr.Children [(an imitation) blood orange] Tour
かぞえうた
過去と未来と交信する男 Mr.Children [(an imitation) blood orange] Tour
Happy Song Mr.Children [(an imitation) blood orange] Tour
祈り 〜涙の軌道

脚注

注釈

  1. アルバムで初音源化された曲の中から、2曲以上がミュージック・ビデオ制作されたのも『BOLERO』以来となる。
  2. 『Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION』に収録。
  3. 制作中の楽曲で曲名がなく弾き語りで一部のみ演奏された。

出典

  1. [(an imitation) blood orange] | Mr.Children”. ORICON NEWS. 2014年12月30日閲覧。
  2. 【オリコン年間】ミスチル、アルバム1・2位独占 ベテランのベスト盤6作占める”. ORICON NEWS (2012年12月21日). 2021年5月24日閲覧。
  3. Mr.Children、2年ぶりアルバム&ライブ映像集の全貌判明”. 音楽ナタリー (2012年10月18日). 2020年9月26日閲覧。
  4. ROCKIN'ON JAPANロッキング・オン、2015年7月号、55頁
  5. MUSICA』FACT、2015年1月号、29頁
  6. 『Lucky Raccoon volume 40』BIRTHDAYS、2012年、75頁
  7. 『FATHER & MOTHER』Mr.Childrenオフィシャルファンクラブ会報、2013年4月号、4頁
  8. 【オリコン】ミスチル、初の年間3作初動50万枚突破 2年ぶり新作が15作目首位”. ORICON NEWS (2012年12月4日). 2021年5月24日閲覧。
  9. 2012年のCD売上は前年比2.6%増 - アーティスト別トップはミスチル”. PHILE WEB. 2014年9月5日閲覧。
  10. Mr.Children新曲は「hypnosis」と「Marshmallow day」”. 音楽ナタリー (2012年7月4日). 2020年8月22日閲覧。
  11. Mr.Children新曲が生田斗真主演フジ連続ドラマ主題歌に”. 音楽ナタリー (2012年9月28日). 2020年8月22日閲覧。
  12. 『Lucky Raccoon volume 40』BIRTHDAYS、2012年、81頁
  13. Mr.Children「めざましテレビ」新OPテーマ曲を提供”. 音楽ナタリー (2012年3月27日). 2020年8月22日閲覧。
  14. ミスチル「僕らの音楽」で珠玉の3曲、対談はコブクロ小渕”. 音楽ナタリー (2012年11月22日). 2020年12月17日閲覧。
  15. ミスチル「Mラバ」登場、視聴者から募った質問に答える”. 音楽ナタリー (2012年11月1日). 2020年12月17日閲覧。
  16. 「ベストアーティスト」にミスチル、きゃりー、金爆ら30組”. 音楽ナタリー (2012年11月14日). 2020年12月17日閲覧。
  17. 来週Mステにミスチル、コブクロ、絢香、香取×山下、AKB”. 音楽ナタリー (2012年11月23日). 2020年12月17日閲覧。
  18. ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 2012.11.30.FRI”. テレビ朝日. 2021年8月30日閲覧。
  19. 今年も4時間超生放送「FNS歌謡祭」豪華60組一挙発表”. 音楽ナタリー (2012年11月1日). 2020年12月17日閲覧。
  20. SONGS | 第242回 Mr.Children”. NHK. 2021年5月25日閲覧。
  21. 「SONGS」でミスチル4人×NHK有働アナ真剣インタビュー”. 音楽ナタリー (2012年12月14日). 2020年12月17日閲覧。
  22. 出演者ラインナップ | ミュージックステーション”. テレビ朝日. 2021年5月24日閲覧。

外部リンク

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